人妻−09−
私と祥は、お互いの身体をバスタオルで拭くと、裸のままベッドに向かった。私は、祥の身体をベッドに横たえて覆いかぶさるようにキスをした。祥も私の背中に回した手で、強く私を抱き締めている。 長いキスが続いた後、私は唇を彼女の首から耳、乳房へと移して行った。耳や乳首にキスをすると、彼女の口から喘ぎ声が出た。どうやら性感帯のようである。そこを念入りに愛撫してから、また舌を下半身に向かって移動させる。いよいよ彼女の一番敏感な部分に達すると、舌先で突起を転がした。彼女の口から、より大きな喘ぎ声が聞こえ、全身を震わせたと思うと、両脚で強く私の頭を締め付けた。絶頂に達したようだった。 しばらく休んだ後で、彼女が身体を起こして、今度は私の身体に唇を這わせた。手は、私の物を優しく掴んでしごいている。私は、たちまち元気を取り戻した。彼女は、愛おしそうにそこにキスをすると、私の上に跨ってゆっくりと腰を沈めた。彼女の秘密の部分が優しく私の物を包んでいる。私は、たちまち深い快感に襲われた。 その日、私達は3回身体を交えた。若い頃を除けば、妻との間にはなかったことである。 「三宅さんって、本当にタフですね。」 「君が魅力的だからさ。君のここが、僕に元気を与えてくれるんだ。」 私は、そう言って彼女の敏感な部分に指を這わせた。 「ああ〜っ」と彼女が歓びの声を漏らした。そして私の物を手で包んだ。 その行為に刺激された私の物は元気になり、4度目の行為に挑んで行った。 行為の後、二人の間に静かな時間が過ぎていく。 「次はいつ逢えるだろう。」 「明日にでも逢いたいですけど。」 「来週も、逢いたいね。」 「また連絡を取り合いましょう。」 金曜日の逢瀬はいろいろな面で二人にとって都合が良かった。私は、定時退社日だったし、翌日の出勤を気にしなくて良いと言うことで気分的にも開放されていて、愛の行為にも情熱を注ぐことができた。 しかし、良いところだけではなく、致命的な欠点があった。それぞれの配偶者に疑われることである。二人とも家庭がある。それを壊したいとは思っていない。以前、浮名を馳せたある女流作家のエッセイに、浮気がバレる理由のひとつに、毎週同じ曜日に帰りが遅くなるというのがあった。 どんなに都合が良くても、二人の関係がバレてしまうというリスクは、絶対に避けなければならないことだった。 結局、金曜日ばかりと言うことは避けて、連絡を取り合いながらデートの約束をすることにした。 ―続く− |