男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/01/15 19:16:12|エッセイ
田舎生活
 令和3年8月に故郷に帰って来て3年半が過ぎました。
 田舎生活には、良い面と良くない面があります。何と言っても、電車やバスの便は悪いですし、映画館や本屋など文化的な環境は整っていません。
 一方で良いところは、山や海などの自然環境に恵まれていて、無料スポーツジムや交流の場を提供してくれるとともに、山菜や魚などの自然の恵みもあります。
 図書館を利用すれば無料で文化に触れることもできますし、テニスコートの使用料は一面2時間400円でしかも抽選などなしで必ず確保できます。
 貧しい年金生活者の僕は、後期高齢者となった今、そんな故郷に帰って来て本当に良かったと思っています。







2025/01/15 14:34:41|エッセイ
忙しい一日
 来月の今日が誕生日なので、今日から運転免許証とマイナンバーカードの更新手続きの受付が始まりました。図書館で借りた本の返却期限も迫っています。
 ということで、午前中のテニスの後で、警察署、市役所、図書館と回って来ました。警察も市役所も手慣れたもので、それぞれ15分程度で手続きが終りました。
 免許更新では、昨年10月の高齢者講習では0.6しかなかった視力(眼鏡使用の基準は0.6以下)もOKで、眼鏡使用の条件は付けずに済みました。この日のためにここ2カ月余り眼鏡をかけずに目を鍛えていたので、その成果が出たのです。目は鍛えれば期待に応じてくれましたが、女房だけはいくら鍛えてもその成果はなさそうです。
 また今回は何年振りかのゴールド免許、来月受け取って久し振りに見るのが楽しみです。







2025/01/15 6:45:44|その他
男の嫉妬
 哲学者カントが、「男は恋したときだけ嫉妬するが、女は恋をしていないときでも嫉妬する。」と言いました。僕も同意で、嫉妬は女の専売特許だと思っていました。
 あるとき、新富町のスナック「かもめ」で飲んでいたら、隣に座った女性が、「他の店に飲みに行ったら、マスターが、私がよその店に行ったと厭味を言うんですよ。私が、どこで飲もうと勝手なのにね。」と言いました。
 客商売をしていれば、男でも女でも、それなりに妬みや独占欲はあると思います。そして客に対して思い入れが強ければ強いほど、妬みや独占欲は強いのではないでしょうか。独占欲や嫉妬心が強いがゆえに、客の心を掴むためにサービスが良くなるのです。
 その点、「かもめ」のママのYちゃんは、実にさっぱりしています。客が自由で気まぐれであり、決して束縛してはいけないことを、身をもって知っているからではないかと思います。
 人に好かれるのは嬉しいことですが、それも行き過ぎると窮屈になってしまいます。







2025/01/14 5:43:56|エッセイ
若い人を紹介して!
 宮崎では、自衛隊員はけっこう人気の職業でした。女性達も、ほどほどに転勤があって、公務員である自衛官に憧れていました。
 居酒屋「隼」に行ったときのこと、若い女性が二人やって来て隣に座りました。聞けば、警察事務官で19歳と20歳だと言います。めったに若い女性と出会うことがない僕は、早速、彼女達に話し掛けました。彼女達も乗って来ます。僕は、すっかり有頂天になり、冗談を飛ばしたりして、意気投合しました。二人も、笑顔で楽しそうにしています。
 1時間も楽しく過ごした頃、彼女達は帰って行ったのですが、帰りしなに彼女達の一人が言いました。
「おじさん、自衛隊の若い人を紹介して!」
 彼女達は、僕に関心があるのではなく、自衛隊の若い隊員達だったのです。
 彼女達が帰った後、僕は、また一人寂しく焼酎を飲んでいました。







2025/01/13 22:59:40|エッセイ
押しが基本

 山から下りて来て、大相撲を観ていました。
 相撲の基本は突き・押しですが、途中で引くことがあります。たまに引きが成功することもありますが、それは押しが有利にあるときで、不利になってから引いたのではまず勝てません。基本はあくまで押しなのです。
 これは恋の道にも当てはまると思います。
 恋の道で、「押してもダメなら引いてみよ」などと言いますが、それは相手の心が自分に靡いて来てからのことで、最初から引いたのでは単に逃げられるだけだと思います。本当に好きになったら、「押して、押して、押して」だと思います。
 気の弱い僕は、単に押し負けて結婚してしまいましたが、この次は相撲の基本に忠実に自分の望む恋を成功させたいと思います。








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