男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/03/30 4:35:25|エッセイ
信頼回復には時間がかかる
 人は、一旦信頼を失うとその回復は大変です。
 今からおよそ50年前、結婚したばかりの頃、コーヒーを淹れながら飼い主さんが聞きました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕は、「砂糖は2個、ミルクも入れなさい。」と言いました。
 翌日も、飼い主さんが言いました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕は、「砂糖は2個、ミルクも入れなさい。」と言いました。
 その次の日も、飼い主さんが聞きました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕は、「砂糖は2個、ミルクも入れなさい。」と言いました。
4日目も、飼い主さんが聞きました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕が言いました。
「お前、バカか!」
 その日から、家でコーヒーを飲むときはインスタントを自分で淹れて飲む羽目になりましたが、最近になってやっと時々コーヒーを淹れてくれるようになりました。
 たった一言で失った信頼を回復するのに、50年近くの歳月が必要だったのです。







2023/03/30 4:19:30|季節の花と写真
八重の山桜

 珍しい八重咲の山桜です。
 昨日は、山登りのとき一眼レフカメラを持って行ったので、ちゃんと花にピントを合わせることができました。








2023/03/29 15:03:57|エッセイ
鳴かざれば・・・
 織田信長は「鳴かざれば 殺してしまえ ホトトギス」
豊臣秀吉は「鳴かざれば 鳴かせてみせよう ホトトギス」
徳川家康は「鳴かざれば 鳴くまで待とう ホトトギス」
と、後世の人は、3人の性格を見事な句にしています。
 僕は、ここのところ毎日のように裏の茶臼山に登っています。出会う人達には、山の習慣に従って必ずのように挨拶を交わします。ところが、何人かはこっちから挨拶をしても返事もしないのがいます。
 今朝も、その中の一人のおっさんが僕の前を歩いていました。僕は後ろから追い付きざまに、彼のすぐ後ろで、ちょっとドスのきいた声で「おはようございます!」と言いました。
 すると彼は、びっくりしたように振り向いて「おはようございます。」と挨拶を返しました。
 僕は、秀吉タイプなのでしょうかねえ。
 でも女房の前の僕は、
「泣かされて 死んだふりなり ホトトギス」です。







2023/03/29 9:04:18|エッセイ
わらび
 今朝のこと、山に登る前に飼い主さんが言いました。
「あんた、急いで帰らなくてもいいからね。」
 今日は、山から下りて来て一緒に買い物に行く約束になっていたのです。そんなことを言うなんて変だなと思っていると、更に言いました。
「冷蔵庫のわらびも古くなってしまったしねえ。」
 暗にというか露骨にと言うか、わらびを採って来いと言っているのです。逆らう勇気もない僕は、山から下りて来る前にわらびのあるところに寄って採って来ました。
 またしばらくわらびが食卓に並びそうです。







2023/03/29 8:53:06|茶臼山
茶臼山449日目
 僕の茶臼山千日回峰行449日目の今日は、朝日の写真を撮るために5時過ぎに家を出てBルートから登り、6時前には山頂に着きました。
 この季節の山頂の日の出は6時6分でした。東の空には薄い雲がかかっていましたが、日の出を撮ることができました。







[ 1 - 5 件 / 2098 件中 ] 次の5件 >>