男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2026/11/08 17:14:50|エッセイ
キスのその後

 今朝は釣りに行って来ました。釣って来たキスは、飼い主さんの手で刺身と南蛮漬けにされていました。
 飼い主さんが言いました。
「これを捌いて料理するのに2時間かかったわ。」
 僕も釣るのに4時間かかりました。
 夫婦で6時間かかったキスの料理ですが、食べるときは30分ほどでした。
 それにしても美味しかったです。日本酒の他に、焼酎も飲んでしまいました。
 皆さんは、楽しい日曜日の夜をお過ごしください。







2026/11/08 5:46:50|エッセイ
あと1時間
 ただいま午前5時半、良い天気ですがまだ外は暗いです。
 今日はキス釣りに行く予定です。
 前回までの釣果は653尾、あと47尾で700尾になります。何とか今年中に700尾と思っています。
 釣りの極意は、魚のいるところで釣ることです。どんな名人でも、魚のいないところでは釣りようがないでしょう。
 浜辺に立つまであと1時間、キスがいてくれるよう祈るばかりです。







赤い糸・白い糸−44−
赤い糸・白い糸−44−

「お前が結婚したいと言っている彼は一人息子だそうだけど、婿養子に来られるのかい?」
 知美は、父親に聞かれて返事に困った。
 知美が義男と知り合ったのは、みかんを出荷する野菜市場である。ここはみかんの産地愛媛、二人共農家の育ちで、高校を出るとすぐにみかんの栽培を手伝っていた。
 そしてある年の暮に、出荷作業のとき知り合って、時間を見付けてはデートをするようになり、いつしか愛し合うようになった。しかし二人とも一人っ子であることは、農家にとって大きな問題である。そのことは二人とも意識していたが、愛情には勝てなかった。双方で相談し、親に許しを得ることにしたのである。
「お父さん、それは無理みたい。でも二人で、両方の畑の世話をしながら頑張りたいの。人手ならお金を払って雇ってもいいし、あるいは誰かに貸しても良いと思うの。ネッ、お願いだから彼と結婚したいのよ。」
「う〜ん・・・・・」
父親は、唸ったまま返事をしなかった。
 義男も父親の前で、同じようなことを聞かれていた。
「それは良いけど、彼女は嫁に来てくれるのかい?」
「まだそこは決めていないけど、どっちにしても僕は彼女と結婚したいんだ。」
「この畑はご先祖様からわしの代まで大事に守って来たんだ。向こうの方が畑も広いし、夫婦だけではとても両方に手は回らないだろう。やがてはうちの畑が荒れて来るのは目に見えている。それじゃあ、わしはとてもご先祖様に言い訳ができんよ。」
 そんな親からの話を聞かされて、義男と知美は再び相談をしていた。
「やっぱりそうか、知美のところも反対なんだね。」
「ええ、そうなの。みかん畑を守れるのなら良いっていうんだけど。」
「そうか、困ったねえ・・・・・」
 義男と知美は、相談を続けていた。
「ねえ、何とかならないかしら。」
「うん、何とかしなくちゃね。」
「どうする?」
「組合に相談してみようと思っているんだ。いずれにしても、今どき農家に嫁に来てくれる人はいないし、婿養子に来てくれる男だっているかどうかはわからないしね。」
「そうねえ。」
 早速、義男は組合長のところに相談に行った。今のままでは、農家で働く人がだんだん少なくなる。組合で共同作業にして、お互い手伝うようにするとともに他から人手を集める工夫をしたらどうかと提案したのである。
 それは組合長も悩んでいることだったので、早速、市役所に行って、「農家への転職の勧め」という広報を出してもらうように掛け合った。脱サラ、脱OLで農家で働く人を募集するというものである。都会での仕事に飽き足りない人に田舎の良さを味わって貰いたいとアピールした。市役所では、早速パンフレットを作って配ってくれた。しかしそれだけでは応募は来なかった。義男は放送局にいる高校時代の同級生の父親に会いに行き、故郷活性化のための特集番組を組んでくれるように頼んだ。地方の空洞化が問題になっているときだったので話をわかってもらうことができた。
 狙いは成功した。数人の人達から農業をやってみたいという応募があったのである。そのために市役所の人と共同で空き家を探したり、掃除をしたりすることを手伝った。
「彼らに、うちのみかん畑を安い賃料で貸すんだ。そうすれば彼等も生活ができるし、君の家やうちもみかん畑を荒れさせずに済む。」
 義男は自信を持って知美に話した。
                  −続く−







赤い糸・白い糸−43−
赤い糸・白い糸−43−

「う〜ん、それはちょっと考えた方がいいんじゃないの?」
 息子から結婚をしたいという話を聞いた母親は、さすがに返事を渋った。
 池上孝市33歳が、母親に結婚したいと言った相手は、山田菊枝45歳、ちょうど一回り年上であった。
 母一人、子一人の暮しで、日頃から早く結婚しなさいと言っていた手前、無碍に反対もできなかったのだが、一回り年上となると話は別である。
 二人は会社の同僚である。ある日、課の宴会のあと、二人だけで二次会に行き、そのままホテルで一夜を共にしたのがきっかけだった。菊枝は優しかった。その優しさに、孝市はすっかり参ってしまったというのが実情である。菊枝は母親と二人暮しで母親の面倒を見ているうちに婚期を逸してしまい独身でいたのだが、その母親も去年亡くしていた。そんな事情を聞いた母親が、孝市に話しをしている。
「ねえ、お前。彼女は優しいかも知れないけど、45歳じゃ子供もできないだろう。わたしは、孫の顔が見たいんだよ。それにお前が40歳になったときには彼女は52歳だよ。それで幸せになれると思うかい。」
「でも今更僕と結婚してくれる女性がいるとも思えないよ。僕は、どうしても彼女と結婚したいんだ。」
 その頃、雲の上では・・・・・
「どうしますかねえ、滋賀さん。親は反対だし、こう歳の差があってしかも女が年上で子供を作るのも難しいんじゃ、人口減少の歯止めにもならないみたいだし。」
「でもねえ、富山さん。結婚って、子供を作るためだけでしょうか?」
「う〜ん、そこは難しい問題ですねえ。」
 神様達も困っているようであった。
「人間にとって、結婚がどういう意味を持つかということは難しい問題ですねえ。」
「生き物は動物でも植物でもみんな、ずっと子孫を残すために活動し、進化して来たんですよ。それなのに子供を作らない結婚と言うことがあり得るのでしょうか。」
「しかし、人間には知恵がつき過ぎたのです。結婚の意義を、単に自分たちの幸せな生活のためだけに捉えようと考える人間も出て来た。そこが問題なんですよ。」
「そうですねえ。でもそれもあり得るんじゃないですか。」
「そうですねえ、それでこの糸はどうします?」
「私は、結んでやるべきだと思うのですが。」
「そうですかねえ・・・・・」
 富山の神様はまだ納得していないようであったが、滋賀の神様の強引な意見に屈したようであった。
 その頃、地上では・・・・・
 「母さん、僕はどうしても結婚したいんだ。サッカーのベッカム選手だって、随分年上の女性と結婚して幸せに暮らしているみたいだし。」
「そうかねえ・・・・・」
「ねえ、今度連れて来るから会ってやってよ。ネッ、母さん、お願いだよ。」
「そうねえ・・・・・」
「いいんだね、母さん。じゃあ、今度の日曜日に連れて来るよ。」
 その夜、母親は仏壇の前で一人祈っていた。
「あなた、孝市は年上の女と結婚したいと言っているの。私には、これ以上反対できないわ。孫の顔は見ることができないかも知れないけど、許してね。あの子が幸せなら、それで良いじゃない。」
 そして次の日曜日、母親は菊枝と会った。菊枝と会うことは、結婚を許すことを意味していた。
          −続く−







2026/11/06 14:14:48|男の手料理
麻婆ラーメン
 今日の昼食も、麻婆ラーメンでした。「麻婆豆腐の素」を使えば作るのが簡単で好きなので、けっこう最近のお気に入りです。







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