男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/03/14 17:54:59|エッセイ
男の幸せ
楽しみは、後ろに柱 前に酒 左右に女 懐に銭

 上は江戸時代からの狂歌のようですが、貧しい僕は、左右の美人もいなければ銭もなく、安酒だけの人生です。
 でも、欲を持たなければそれなりに幸せです。







2025/03/14 4:42:09|小説「朧月夜」
朧月夜−13−
朧月夜−13−

 友紀と私の愛撫に、翔子が大きな声で驚きの声を出した。
 私は、身体を起こして翔子の上になり、腰を進めてひとつになった。すっかり潤っている翔子の中に、私はスムースに入ることが出来た。さっき友紀の中に一度放っている私は、大きく激しく動くのだが、いつまでも果てることがない。翔子の興奮はいよいよ絶頂に達しようとしている。
 私は、そのうちに焦りを感じ始めた。それを感じ取った友紀が、私の玉の部分に手をやり、優しく包んで揉むようにしてくれた。それによって、私は一挙に達してしまう。大きな動きとともに、翔子の中に放出した。
 終わった後、さっき友紀にしたのと同じように愛撫を続け、やがてベッドから起き上がり、ソファに戻る。
「どうだった。昔の彼と比べて、良かったのかな。」
「ええ、とても素敵でした。セックスが、こんなに楽しくて気持ちいいものだと初めて知りました。」
「それは良かった。セックスって、本当に気持ちいいものなのだよ。それを変な道徳観から歪めてしまっているところがあるのだ。変な道徳観が、精神的に駄目にしてしまっているのだね。」
「今日は、本当にありがとうございました。また、時々、教えて貰っていいかしら。」
「私に黙っては、駄目よ。ちゃんとそのときは、許可を得てからにしてね。」
友紀がそう言った。
 それからしばらくお喋りをしながら飲んで、翔子は帰って行った。その日、私は友紀の求めに応じて、泊まっていくことにした。翔子とのことがあって、友紀は余計に燃え上がっていたようで、再びベッドの中で激しい愛を交わし合った。
 その後も時々、翔子が友紀のところにやって来るようになった。いつも先に友紀のところに来て、私が来るのを待っているようだった。友紀も嫌な様子は見せずに、笑顔でお喋りをしている。そんなとき、しばらくいっしょに飲みながらお喋りをして、時間が来れば3人でベッドに行き身体を交えた。最初の頃はそれぞれ別に私と体を交えていたが、そのうち3人で一緒にベッドに入るようになった。私がちょっと飲み過ぎて元気がないときなど、二人して私を元気づけてくれた。
 その日も、お喋りに夢中でつい飲み過ぎてしまい、ベッドに入ったときには私はすっかり元気がなくなっていた。先に裸になってベッドで横たわっている私に、友紀は唇にキスをし、翔子は私の物を掴んで優しくしごいてくれていた。そして口に含んで、優しく舐めてくれる。美しい二人に全身を愛撫され、私はすぐに元気になった。
               ―続く―







2025/03/13 4:26:15|その他
河津桜

 山口県上関町は、今や県内では名を知られた河津桜の景勝地になっています。
 長く故郷を留守にしていた僕は知りませんでしたが、今日、山友のNさん父娘と愛犬の竜王に連れられて行って来ました。駐車場や入場料は無料、海が見える桜が満開、とてもきれいでした。素晴らしいところです。
 花の下でNさんが準備してくれた弁当とお酒で花見、テニスの後の喉の渇きもあって最高の花見でした。
 一緒にいた竜王もとても楽しそうでした。







2025/03/13 4:07:48|小説「朧月夜」
朧月夜−12−
朧月夜−12−

 翔子は驚いたように、「まあ、すごい。」とか、「彼は、こんなにはしてくれなかったわ。」などと言っている。私が、乳首を唇で挟み、舌で転がすようにすると、友紀は見られているのを忘れたかのように声を出してよがる。そして、私の唇が友紀の茂みの部分に達すると、友紀も大きな声を出したし、翔子の方も目を瞠っていた。
 それからおもむろに身体を起こして、友紀とひとつになる。二人のひとつになった部分に目をやった翔子が、驚いたような顔をしている。私は、大きく動いたり、腰を回転させるようにしたりして、変化をつけながら律動を繰り返して行った。そんな行為のひとつひとつに、翔子は目を見張って感心している。やがて動きが激しく大きくなって、二人は最後を迎えた。友紀の額からも、私の額からも、玉のような汗がこぼれていた。
 終った後で、私は友紀の部分をゆっくりと手で愛撫しながら、乳房を口に含んで、舌で愛撫を続けた。やっと友紀が昂りから醒めたところで、ベッドから降りる。
「さあ、交替、今度は翔子さんの番だ。でも、その前にシャワーを浴びて来るよ。友紀さん、いっしょにシャワーを浴びよう。」
 友紀といっしょに浴室に行きシャワーを浴びる。二人で、汗を流していると、浴室のドアが開いて翔子が入って来た。すっかり裸である。
「私も、来ちゃった。」
ニコリと笑って、そう言う。
「じゃあ、二人で翔子さんを洗ってあげよう。」
友紀が翔子の身体に石鹸を塗り、私がタオルで擦る。
「翔子って、本当に可愛いわね。」
 そう言いながら、友紀が翔子にキスをした。最初は軽いキスだったのだが、翔子も先程のキスを見ていたからか、次第に濃厚なものになっていた。私も負けずに、翔子の胸に唇を這わせた。翔子は身体から力が抜けてしまって立っていられないようなので、浴槽の縁に座らせてから二人で愛撫を続けた。
 翔子がすっかり昂ぶったところで浴室を出て、そのまま翔子を抱いてベッドまで運び、再び愛撫を続ける。私が唇にキスをしていると、友紀は翔子の乳房にキスをしたり、秘めやかな部分を手で撫でたりしていた。
 翔子は、すぐに感じ始めた。翔子の声が次第に大きくなって行く。やがて、我慢できないように身体を捩っていたが、私達は、半分意地悪するように、愛撫の手を緩めなかった。翔子の悩ましげな顔を見ていますと、友紀にも私にも嗜虐心のようなものが湧いて来る。
「お願い、止めて!」
 翔子が叫んだ。
               ―続く―







2025/03/12 5:10:28|小説「朧月夜」
朧月夜−11−
朧月夜−11−

 友紀は、次に彼女を私に紹介した。
「こちらは学校の後輩で、翔子さん。同じ、バドミントン部にいたの。」
「翔子です。よろしくお願いします。」
ちょっとぽっちゃりした感じの翔子は、笑顔でちょこんとお辞儀をした。
「先輩の恋人って、この方だったのですか。とても素敵な方ですわね。」
 翔子は、とてもキュートで無邪気な感じの女の子だった。私が来たので、今までのお茶が酒に変わった。酒のせいもあって、その後いろいろな話に花が咲く。話は、男女問題やセックスの話に発展して行った。
「ところで、翔子さんには恋人はいるの?」
私が、聞いた。
「いえ、今はいません。ちょっと寂しいです。」
「セックスの経験は?」
「はい、何度かありますけど、あまり楽しいと思えないのです。」
「友紀さんだって、最初はあまり感じていなかったけど、今ではすっかり良くなっているよ。そうだね?」
「ええ、あなたのお陰よ。他の人と比べたことないけど、きっとこの人、上手なのよ。」
「へえ、先輩、幸せね。私も、そんないいセックスがしてみたいわ。」
「じゃあ、教えてあげようか。」
 私がそう言うと、「いいの?」っと、翔子が、友紀の方を向いて、無邪気に聞いた。
「そうね、他のところでは嫌よ。私の目の前でならいいわ。」
「いっそのこと、3人でというのはどう?」
再び、私が提案する。
「いいわ。」
友紀がそう言い、翔子が頷く。
 私と友紀は、早速立ち上がって寝室に行き、翔子を招く。
「最初、僕達のセックスがどんなものか、友紀さんとやってみるから、君は見ていて!」
「はい。」
 私は友紀を抱き上げてベッドに横たえると、キスをしながら着ているものを脱がせていく。それから、いつものように念入りな愛撫を続けていく。唇への濃密なキスから始まって、手と唇を使って、丁寧にゆっくりと愛撫を加えていくと、友紀が次第に感じ始めた。
            ―続く―







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