男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2026/08/12 12:34:56|小説「人妻」
人妻−11−
人妻−11−

 5分ほど遅れて、洋子がやって来た。着替えて来たのだろう、明るい空色のスカートに白い襟の広いブラウスを着て、カーディガンを羽織っている。私は、早速彼女に聞いた。
「飲み物は何がいい?」
「ビールをいただきます。」
 私達は、まずビールで乾杯をした。
「いつもありがとう。君には感謝しているよ。」
「こちらこそありがとうございます。」
 乾杯を終えて、私はステーキとワインを注文した。洋子も同じものが良いと言う。
 洋子は、しなやかにナイフとフォークを使ってステーキを口に運んでいた。食べ終えたところで、洋子が言った。
「部長、今週はお疲れのようでしたね。」
「そうかなあ。」
「特に火曜日は、何度もあくびをなさっていました。」
「う〜ん、そうかなあ。」
「部長、恋人ができたのじゃありません?」
「・・・・・」
「いいのです。私は、それについて何も言う気はありません。でも、部の女性には、部長の一挙手一投足に目を付けているのがいます。それで敢えてこんなことを申し上げました。」
「そうか、ありがとう。気を付けるよ。」
「すみません、余計なことを申し上げました。」
 食事が終わったとき、私が言った。
「もうちょっと飲んで行くかい?」
「嬉しいですわ。」
 私は以前行ったことがある小料理屋に行った。50代の女将が一人でやっている家庭料理を出してくれる店である。
「あらっ、三宅さん。お久し振りですね。今日は、素敵な女性とご一緒なのですね。」
「うん、うちの会社の川野辺君だ。いつも世話になっているので、今日は謝恩会だよ。」
「お嬢さん、三宅さんってなかなかのやり手でしょう。仕事もできるのでしょうね。私は、会社のことはわからないけど、商売柄男を見る目はそれなりにあるつもりです。」
「そうですね、素晴らしい方です。それに優しいので、女性社員の憧れの的です。」
「そうだと思います。でも、気を付けてくださいよ。こういう人と恋に落ちると、後が大変ですから。」
「はい、肝に銘じておきます。」
 そう言って二人は笑った。
         ―続く−







2026/08/12 11:45:00|畑と釣り
今日も勝った!
 朝一で釣り餌を買ってから、そのまま虹ケ浜キス幼稚園に釣りに行って来ました。
 良い天気、瀬戸内の海は波静かです。
 お盆休みだからでしょうか、子供や家族連れなど、数組の釣り客が来ていました。
 今日はボチボチと言った感じで釣れ、結局キスが33尾で勝利ラインの30尾を超すことができました。しかも、前回までのように年中さんや年少ではなく、今日は年長さんが多かったです。おまけは、鯛の赤ちゃんが6尾でした。
 晩酌のお供ができたことで、今日の釣りも満足です。







2026/08/11 19:06:23|エッセイ
決心!
 いつキス釣りに行くかで迷っていました。
 この辺の浜は遠浅なので、大潮で満潮前の時間帯が良いのですが、暗いうちは老眼なので無理です。
 時間から言うと13日頃が良いのですが、13日頃、日本海側を台風が通過する予報です。瀬戸内のこの辺にどの程度影響があるかはわかりませんが、雨や風は困ります。
 と言うことで、明日行くことに決めて、飼い主さんにも堂々と宣言しました。
 なお、お盆に釣りをすることは、敬虔な仏教徒でもなく、食べるためと身を守るためには殺生も必要だと信じているので、あまり気にしていません。
 問題は、この暑さでキスがいるかどうかです。







2026/08/11 13:17:42|小説「人妻」
人妻−10−
人妻−10−

 次にデートをしたのは、2週間後の月曜日だった。食事をし、いつものホテルに行った。
 毎朝の電車で会っているとはいえ、身体を交えるのは10日ぶりである。朝の電車の中では、高まる欲望を抑えていた。その反動もあってか、私達はむさぼるように愛し合った。
 心地良い疲労感が残る愛の行為の後で、私が聞いた。
「休日は何をして過ごしているの?」
「家事や買い物が多いですけど、たまに公園を散歩したりします。」
「僕も、普段は身体を動かさないので、休日は良くウォーキングをするよ。」
「この季節は、気持ちが良いですね。」
 国分寺から行くとすると、立川にある昭和記念公園だろうと思った。私は、そこで逢えたらと思ったが、彼女の迷惑になってはと思い話題を変えた。
 そして再び、彼女に挑んで行った。
 月曜日の情事は、どうしても疲れが残る。それは仕事とは違う疲れだった。
 翌日の朝、庶務担当の洋子がオフィスに置いてあるコーヒーを持って来て言った。普段は自分で淹れるのだが、今日は彼女が気を利かせて持って来てくれたのである。
「部長、お疲れのようですね。」
「そうかい?そうでもないけどね。」
「でも、さっきあくびをなさっていたわ。」
「そうだったかなあ・・・」
「コーヒーで元気になってください。」
 洋子は、笑いながらそう言うと、私の前から立ち去った。
 彼女は、入社2年目に入るが、なかなか気が利いた女の子である。営業1課の所属であるが、私のスケジュール管理や、経費関係の書類の整理、来客時の茶の接待など、秘書的な役割を果たしてくれていた。細かいことに気が付くし、営業部全体の動きにも確かな目を持っているようで、「最近、営業4課の元気がないみたいです。」などと情報を入れてくれる。そんな彼女だけに、自分と祥の関係を見抜かれているのではないかと危惧した。
 洋子とは、最初のとき挨拶の意を込めて食事を共にしたが、その後はしていない。私は、社内報を持って来た彼女に言った。
「川野辺君、君の都合が良い日に食事でも付き合ってくれないか?」
「嬉しいです。ありがとうございます。」
そう言って大きくお辞儀をすると、自分の席に戻って行った。
 しばらくすると、私のプライベートの携帯にメールが届いて、洋子から金曜日の都合が良いと書かれていた。私のスケジュール管理をしている彼女だから、駄目だと言うことはできなかった。
 定時退社日の金曜日、私は先に渋谷にあるレストランに行って、洋子が来るのを待っていた。
         ―続く−







2026/08/11 6:24:10|エッセイ
山の日
 火曜日は、燃えるゴミの日です。今朝ゴミを出したら、飼い主さんに小言を喰らいました。
「あんた、今日は祝日でしょう。ゴミの収集はないのよ!」
 カレンダーを見たら、「山の日」とありました。今は、仕事をしている頃はなかった「海の日」や「山の日」が出来ていたのです。
 と言うことで、今日も茶臼山にでも登って来ますかねえ。
 皆さんも、良い一日をお過ごしください。







[ 1 - 5 件 / 2689 件中 ] 次の5件 >>