男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/10/11 5:56:09|エッセイ
嘘は良くない
 あるスナックのママさんから聞いた話です。
 彼女の息子さんが、職場の女性と食事をする約束をしました。
 日曜日の朝、電話がかかって来たとき、いつもは自分では取らない電話を自分で取りに立ちました。そして、いつもはGパンとTシャツなのに、この日はスーツを着て出掛けました。
 奥さんは、浮気ではないかと疑って悩んでしまい、挙げ句の果ては、派手な喧嘩になってしまいました。
 彼の言い分だと、酒の勢いで食事の約束をしたのですが、奥さんに言うと誤解されかねません。そこで、嘘を言って出掛けることにしたのですが、これが余計な疑惑を招いたのです。
 男は、けっこう不器用で、嘘をついたり、隠したりするのが下手です。
 僕も、何度か嘘をついたり、給料をごまかそうとしたことがありますが、全部バレて酷い目に遭いました。
 やっぱり人間は正直に生きなければいけないのですね。







2024/10/10 5:13:38|エッセイ
囮捜査
 アメリカではよく行われている囮捜査は、日本では認められていないと言います。
 結婚して数年ほどしたとき、4か月ほどのアメリカ西部への出張がありました。出発の荷作りをしていた飼い主さんが「長い間には必要でしょうから」と言って、小さな包みを荷物に入れました。テキサスに着いて開けてみると2ダースの避妊具でした。僕は、いい嫁を貰ったと胸がジーンとしていました。
 勤務を終えて帰るとき、ハワイでもしもチャンスがあったらと3個を残して捨てました。ところが時差ボケのせいか、この3個を捨てるのを忘れました。帰ってからが大変でした。上着のポケットから3個を見付けた飼い主さん・・・・・
「あんた、残り21個は、どこで誰を相手に使った。具体的に白状しなさい!」
 普段優しくない女が優しいときには、囮捜査や誘導尋問を疑ってみる必要がありそうです。







2024/10/09 4:44:50|エッセイ
歴史のせい?
 我々は、自分で気が付こうが付くまいが、歴史を引きずって生きています。千年以上も前の歴史の経緯によって、イスラエルとパレスチナは、こんにちも激しい戦闘を続けています。
 我が国でも、明治維新前夜、天皇の勅命によって、長州や薩摩などが官軍に、幕府は賊軍にされてしまいます。会津の松平容保は、幕府方で最後まで抵抗を続け、白虎隊の悲劇はここで生まれました。
 会津の人々は、今もって薩長に対する恨みを捨てていないようで、あるとき萩市が会津若松市に姉妹都市提携の申し入れをしたら、会津若松市議会は全会一致で反対を決議したと言います。
 僕は山口県の出身で長州です。飼い主さんは母方が猪苗代で会津の近くです。長州と会津の歴史の恨みは、今、夫婦喧嘩となって我が家に脈々と流れているのです。







2024/10/08 5:04:36|エッセイ
夫婦仲直りの神様
 古代ローマは多神教の国でした。日本のお地蔵さんのように、町の辻などにいろいろな神様が祀ってありました。
その中にヴィリプラカという神様がありました。ヴィリプラカは、夫婦仲直りの神様です。喧嘩をした夫婦が、この神様を拝むのですが、そこにはひとつのルールがありました。夫婦の片方が拝んでいるときは、一方は黙っていなければならないというルールです。
 夫が、「妻は付き合いで飲んで遅くなると、いつもギャーギャー言うけど、あれも付き合いです。おとなしくさせてください。」などと拝んでいるときは、妻は黙って聞いていなければなりませんし、妻が「夫は、毎晩、毎晩遅くまで飲んで帰って、家にはお金も入れないで、神様何とかしてください」と拝んでいるときは、夫は黙って聞いていなければなりません。神様を挟んで、夫婦の会話が成り立っているのです。拝み終わった夫婦は、仲良く家に帰ることになります。
 こんな神様があるということは、古代ローマでも、夫婦喧嘩が多かったのでしょうねえ。







2024/10/07 3:53:21|エッセイ
意外な言葉
 僕達は、よく夫婦喧嘩をします。
 僕が子供の頃、両親が喧嘩をしているのをほとんど見たことがありませんでしたが、ある日一度だけ父親と言い合いの喧嘩をして、母親が泣いていました。それを見た僕は、母親を慰めるつもりで言いました。
「母ちゃんは悪くないよね。悪いのは父ちゃんだよね。」
すると母親が言いました。
「あんたに夫婦のことはわからんよ。」
子供は口を出すなと言わんばかりのこの言葉は意外で、僕は何と言ってよいかわかりませんでした。
 母親は、子供の前で父親の悪口を言いたくなかったのか、あるいは夫婦のことはわからんというのが真実だったのか、未だにあのときの母親の気持ちはわかりません。