男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/10/28 3:42:39|エッセイ
スパイ
 日本は、スパイ天国だと言われています。スパイ防止法がない上に、特定秘密保護法に違反しても最高刑が懲役10年と窃盗罪並みに軽く、しかも取り締まりが厳しくないからです。
 宮崎に単身赴任していたときのことです。場末の居酒屋で一人飲んでいたら、カウンターの端にいた男が「あんた、三好か?」と話し掛けて来ました。
「そうだが、何か用か?」
「実は、俺はあんたの奥さんから、もしあんたがちょっとでも変なことをしたら、連絡するように頼まれているんだ。」
小指を立ててそう言います。
 僕は、慌てて彼のグラスにビールを注ぎました。
 宮崎の場末の居酒屋にもスパイはいたのです。
 選挙工作や政治工作員、産業スパイなど、身の回りにもたくさんのスパイがいると言います。
 皆さん、くれぐれもスパイには用心しましょう。







2024/10/27 5:09:13|エッセイ
所詮、手のひらの中?
 孫悟空が、お釈迦様に反抗して逃げ出しました。きんとん雲に乗って数千里も飛んでやっと逃げおおせたと思って見ると、その先に五本の柱がありました。それはお釈迦様の五本の指でした。孫悟空は、どんなに遠くまで飛んで行っても、所詮、お釈迦様の手のひらの中だったのです。
 僕も、単身赴任をしていたときは、家族の縛りから離れて自由を満喫しているつもりでした。ところが、飼い主さんは飲み屋まで電話をして来ていました。遠く離れていても、僕の居場所をちゃんと掌握していたのです。
 僕は、孫悟空同様、遠くにいると思っていても、所詮は飼い主さんの手のひらで泳がされているだけなのでしょうかねえ。







2024/10/26 16:31:22|エッセイ
自慢話
 歳を取ると、いろいろと身体に異変や異常を感じるようになります。僕も、今年になって不整脈や、大腸がんの検診でひっかかるなど、急に病院通いが多くなりました。
 畑からの帰り、幼馴染で同級生のK子ちゃんがいたのでしばらく話をしていました。最初は世間話だったのですが、いつしか健康や体調の話になり、「私は、3つの病院に通っているの。」とか、「僕だって3つに通っているよ。」など、通っている病院の多さの自慢話になっていました。
 歳は取りたくないものですねえ・・・







2024/10/26 3:12:49|その他
あんた浮気してない?
 ある朝のこと、突然、飼い主さんが聞きました。
「あんた、浮気してない?」
 僕は、びっくりしました。浮気はしていませんが、それに近いことは身に覚えがあります。職場の連中と飲み明かして、帰りが夜遅くなったり、朝帰りになったことが何度かあったし、女の子達と飲んだり食事をしたこともあったからです。浮気はしていなくても、疑われる材料はそれなりにあったのです。
 僕は、あれだろうか、これだろうかと考えました。それでも、平静を装いながら、飼い主さんの様子を見ていました。黙って聞いていると、どうやら前の晩のテレビで、血液型と浮気の見抜き方のような内容の番組をやっていたらしく、それを確認するためにそんな質問をしたのでした。
 それにしても、朝からいきなりそんなことを聞かれたら、本当に心臓に良くないですよねえ。







2024/10/25 5:08:31|エッセイ
僕には書けない
 飼い主さんのことを悪くばかり書いていたら、誰かが、惚気(のろけ)でも良いから優しく書きなさいと言うので、トライしてみました。
 「いろいろ書いてはいるけど、僕は妻を愛しています。妻も愛してくれているようで、いつも笑顔で優しく僕に接してくれます。細かいところにとてもよく気が付き、喉が渇いたときには言わなくてもお茶やコーヒーなどの飲み物を入れてくれますし、晩酌のときはグラスや猪口が空きそうになると、必ずお酌をしてくれます・・・・」
 ダメです。ここまで書いたら、手が腱鞘炎を起こして震えてしまいました。正直者の僕に、嘘は書けません。
 ご期待に添えなくてすみません!