男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/10/31 4:33:03|エッセイ
可愛い生き物達
 僕は、昔から動物が好きで、子供の頃、家では犬や猫を飼っていたし、農家でしたから牛やニワトリ、チャボもいました。 
 彼等は、みんなそれぞれに賢く、素直で愛嬌がありました。牛を使って田を耕していると、子供の僕が手綱さばきを間違えても、ちょっと馬鹿にしながら、ちゃんと正しく歩いてくれました。チャボも、雛に孵った頃から手で触れてやると、名前を呼ぶと遠くにいても飛んで来るほど懐きます。だから僕は動物が大好きです。
 大人になって結婚しました。高校時代以来ずっと男の世界で暮らして来た僕は、牛やニワトリでさえ素直なのだから、人間の女はもっと素直で賢くて可愛いものだと思っていました。
 ところが、結婚して数年もすると、確かに牛やニワトリよりは多少知恵があるものの、優しさや素直さは、ニワトリにも及ばないことに気が付きました。家に帰ると、給料が少ないとか、小遣いを使い過ぎるとか、あげくの果ては休日に寝ていても掃除の邪魔だと言って追い立てます。
 借家暮しでペットの飼えない僕の今の唯一の癒しは、餌を持って行くと尻尾を振って寄って来る部屋の金魚です。







2024/10/30 17:32:35|エッセイ
恩返し
 武道や囲碁・将棋などの勝負の世界で、弟子が師範や師匠を追い越して勝つようになることを、恩返しだと言います。
 今日は、高校時代の恩師の林先生にご挨拶に行きました。
 あとひと月足らずで90歳になられる先生はとてもお元気でしっかりしておられました。
 そんな先生に、人柄も頭脳もとても追いつけない僕ですが、体格だけは先生に追い付き追い越すことができました。
 それだけが僕のささやかな先生に対する恩返しです。







2024/10/30 1:37:27|エッセイ
生き物に学ぶ
 人類は、生物の進化の頂点にいます。人がお母さんのお腹にいるとき、受精して最初は単細胞ですが、細胞分裂が進んでやがて魚の形になり、次第に犬や猿の形になって、産まれ出て来る時に人間の姿になります。すなわち、人間は、お母さんのお腹の中で約38億年の生き物の進化の過程を辿っていて、これらの生き物たちのDNAを引き継いでいるのです。
 生き物の結婚の形は、大きく分けて3つになると思います。
 ひとつは、これが一番多いのですが、犬や猫のように、毎年相手を変えるのです。こうすることによって、近親結婚を避けることができます。
 ふたつ目は、アザラシやオットセイなどのように、ハーレムを作るケースです。多いものは数百頭のメスを従えていることがあります。この場合、強いオスの種によって、強い子孫を残すことができます。
 3つ目は、丹頂鶴やアホウドリのように両方が生きている間は、一生相手を変えないものです。これによって、メスをめぐる争いを避けることができます。
 進化の頂点にいる人類は、これらのパターンを全部備えています。芸能人のように結婚や離婚を繰り返す人がいると思えば、イスラムの国々のように複数の女性との結婚が許されている場合もあり、僕のように浮気もせずひたすら一人の妻を守っている者もいます。
 我が人生テーマである男と女の関係を学ぶには、生き物に学ぶことが大いに役立つのです。







2024/10/29 18:28:01|エッセイ
歳月
 今日は、運転免許の認知症検査&高齢化講習でした。小雨降る中、バイクで片道30分自動車教習所に行って2時間半の講習を受けて来ました。お陰様で認知症検査には無事合格することができましたが、帰って来たときは合羽を着ていたにもかかわらずすっかり濡れていました。
 それにしても、かって六本木のプレイボーイで鳴らした男が、今や腰に手拭いで畑を耕し、認知症検査を受けるとはねえ。
 歳月の恐ろしさを感じる昨今です。







2024/10/29 3:11:53|その他
とにかく結婚してみることだ
 ソクラテスは、古代ギリシャの偉大な哲学者です。アテネで、偉大だと思われていた政治家や哲学者、詩人などの無知を指摘し、「汝、自身(の無知)を知れ」と説き、彼等の反感を買いました。しかし彼は最後まで自分の主張を曲げず、結局は死刑に処せられます。
 死を賭してまで自分の主張を曲げなかったソクラテスですが、彼にもひとつだけ怖いものがありました。悪妻で名高い奥さんのクサンチッペで、次のような逸話があります。
 「ある時クサンチッペはソクラテスに対して激しくまくしたて、彼が動じないので頭から水を浴びせた。しかしソクラテスは平然と『雷の後の雨はつきものだ』と語った。」
 そのソクラテスが言いました。
「とにかく結婚してみることだ。妻が優しければ幸せな生活を送ることができるし、優しくなくても哲学者になれる。」
 僕も、今、哲学者を目指そうかと思っています。