男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/12/22 7:11:55|エッセイ
疑惑を避ける
 最近、某党の代表の不倫問題が週刊誌に載って、役職を解かれる事案がありました。不倫がバレるととんでもない結果を招きかねません。ましてや、あらぬ疑いをかけられたのではたまったものではありません。
 宮崎に単身赴任しているとき、毎晩のように飲みに出掛けると、飲み代は安いものの交通費がバカになりません。バスで通っているときは良いのですが、行きがかり上、9時半の最終バスの時間が過ぎると大変です。タクシーでも使おうものなら、飲み代より数倍も高くなってしまいます。
 そこで、同じ方向に帰る、酒を飲んでいない女の子に送って貰うことにしました。しかしいつも同じ車で送ってもらったのでは、あっという間に官舎の奥さん達の噂になってしまいます。そこで、日によって乗せてもらう人を変えるようにしました。そのためにハシゴ酒もしました。
 単身赴任が自由とは言え、それなりに苦労はあったのです。







2024/12/21 7:44:50|エッセイ
オールマイティ
 小さな居酒屋でも、店を経営するとなると大変です。経理のことから税務申告、酒や食材の仕入れや調理、接客、女の子のリクルート、店の掃除、ごみ捨て、自らの健康管理等々しなければならないことはたくさんあります。それがどれかひとつでもうまく行かないと、あっという間に店をたたまなければならないことになります。長続きしている店のママさん達はその辺のところを上手にやっていて、オールマイティの彼女達から学ぶべきところはたくさんあります。
 僕が、毎晩のように夜の街に飲みに行っていたのは、そういうママさん達から人生を学ぶためで、決して恋のアバンチュールを求めていたのではありませんので、申し添えます。







2024/12/20 4:45:51|エッセイ
リリアンの爪の垢
 居酒屋「かぼちゃ」のママさんの友達に、リリアンがいました。ブラジル人で、色の白い鼻筋の通ったとても美人です。日本の漁師さんと結婚して、高鍋の町に住んでいます。漁で留守がちな家をよく守り、舅や姑によく仕え、よく働くそうです。夫が漁から疲れて帰って来たときには、7時間でも8時間でもマッサージをするそうで、海で働く夫にもしものことがあっても、7年間は婚家にとどまる覚悟だとも言います。今の日本女性に失われたものが、ブラジルの女性に残っていたと、ママさんが感心していました。
 一方、我が飼い主さんは、よく言っていました。
「おなじ亭主が死ぬんならさぁ、公務がいいね。保険金の上に、賠償金まで付くでしょう。基地の外で死んだら、トラックに乗っけて基地まで運んで塀の中に放り込めばいいんだ。あっはっは〜。」
亭主のいる目の前で平気で言います。
 僕は、ママさんに「リリアンの爪の垢を貰って来てくれ。」と頼みました。密かに、お茶かコーヒーに混ぜて、飼い主さんに飲ませるのです。薄めたのでは効かないだろうから、濃くして飲ませるのですが、多分、体に合わなくて、副作用で下痢を起こして、ほとんど効果はないかも知れません。しかし、何もしないで塀の中に投げ込まれるのを待っているよりは良いと思いました。
 しかし、結局爪の垢は貰えず、今日に至っています。







2024/12/19 7:21:09|エッセイ
客は人に集まる
 居酒屋「かぼちゃ」のママさんは、とても気風の良い人でした。話していても、お客さんをポンポンとやり込めています。
 ママさんは、若い頃、旦那さんが宮崎市内で経営するキャバレーのママとして店に出ていました。あるとき、拳銃を持った男が警察に追われて逃げて来て、ママさんに「預かってくれ。」と言って拳銃を渡しました。ママさんは、これをスカートの中に隠して、その男を逃がしました。その後、その男は「姉御、姉御」と言って慕って来たと言います。
 そんなママさんが体調を崩し、店を休むようになりました。店にはチイママがいるのですが、客は激減しました。料理は美味しいのですが、会話が面白くないのです。
 客は、店ではなく、人に集まって来るのですね。







2024/12/18 5:57:34|エッセイ
意見の一致
 高鍋町の居酒屋「かぼちゃ」のママさんは、若い頃、夫の浮気が原因で離婚しました。相手の女を見たとき、「亭主は、こんな女と浮気をしていたのか」とがく然として、離婚を決意したと言います。
 あるとき、飼い主さんを「かぼちゃ」に連れて行きました。そのとき、ママさんと飼い主さんの意見が、妙に一致しました。
「亭主が浮気をするのなら、自分よりいい女として欲しい」と言うのです。変な女と浮気をされたのでは、プライドが許さないのでしょう。彼女達は、自分よりいい女が相手なら亭主が浮気しても大丈夫なのです。
 ということで、僕も頑張りたいと思います。飼い主さんより悪い女性は、世の中にそんなにはいないでしょうからチャンスさえあればと思いました。