歴史上、男勝りの活躍をして来た女性がいました。フランスのジャンヌ・ダルクや、我が国では北条政子などがそうで、女傑と言われています。 宮崎にいた頃、高鍋のクラブ「潤」のママさんが、亡くなりました。60歳を少し過ぎた年齢でした。 彼女は、堂々たる体格をしていて、店ではおっぱいを出したり、客とべったりくっついたチークダンスをしたりで、サービスは満点であったと言います。通常そんなサービスをすると同業のママさん達から嫌われるのですが、彼女の評判は決して悪くありませんでした。 彼女は、高校の頃、両親を交通事故で失いました。そのとき彼女には、2人の弟がいました。彼女は、この地方の名門高鍋高校で常に成績が一番という優秀な生徒でした。まわりの人達は、彼女のことを惜しみ、資金は援助するから大学に進学するよう勧めました。しかし彼女は、それを断って水商売の道を選び、2人の弟を大学にやるまで頑張って、今では2人とも立派な社会人になっています。彼女は、2人の弟のために自分の人生を捨てて、水商売に徹したのでした。 堂々とした体格で、結婚もせず、自分だけの生活を守り通し、一人で死んでいった彼女こそ、本当の女傑だったのだろうと思います。 我が家にも女傑がいますが、彼女の場合は亭主に対して強いだけです。 |