男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/01/18 4:41:34|エッセイ
只の自由
 人類は、自由のために多くの血を流して来ました。フランス革命やピューリタン革命がそうでしたし、多くの独立戦争もそうでした。自由とは、血を流すのに値するくらい貴重なものだったのです。
 平成5年、僕は、国の命令ひとつで単身赴任と言う自由を得ました。そこにあったのは、妻や家庭から解放されたパラダイスとも言える世界でした。
 しかし2年の歳月が過ぎたとき、また東京勤務を命ぜられました。長い電車通勤と、束縛の日々になります。
 血も流さず只で得た自由は、長くは続かなかったのです。







2025/01/16 7:18:17|エッセイ
女傑
 歴史上、男勝りの活躍をして来た女性がいました。フランスのジャンヌ・ダルクや、我が国では北条政子などがそうで、女傑と言われています。
 宮崎にいた頃、高鍋のクラブ「潤」のママさんが、亡くなりました。60歳を少し過ぎた年齢でした。
 彼女は、堂々たる体格をしていて、店ではおっぱいを出したり、客とべったりくっついたチークダンスをしたりで、サービスは満点であったと言います。通常そんなサービスをすると同業のママさん達から嫌われるのですが、彼女の評判は決して悪くありませんでした。
 彼女は、高校の頃、両親を交通事故で失いました。そのとき彼女には、2人の弟がいました。彼女は、この地方の名門高鍋高校で常に成績が一番という優秀な生徒でした。まわりの人達は、彼女のことを惜しみ、資金は援助するから大学に進学するよう勧めました。しかし彼女は、それを断って水商売の道を選び、2人の弟を大学にやるまで頑張って、今では2人とも立派な社会人になっています。彼女は、2人の弟のために自分の人生を捨てて、水商売に徹したのでした。
 堂々とした体格で、結婚もせず、自分だけの生活を守り通し、一人で死んでいった彼女こそ、本当の女傑だったのだろうと思います。
 我が家にも女傑がいますが、彼女の場合は亭主に対して強いだけです。







2025/01/15 14:34:41|エッセイ
忙しい一日
 来月の今日が誕生日なので、今日から運転免許証とマイナンバーカードの更新手続きの受付が始まりました。図書館で借りた本の返却期限も迫っています。
 ということで、午前中のテニスの後で、警察署、市役所、図書館と回って来ました。警察も市役所も手慣れたもので、それぞれ15分程度で手続きが終りました。
 免許更新では、昨年10月の高齢者講習では0.6しかなかった視力(眼鏡使用の基準は0.6以下)もOKで、眼鏡使用の条件は付けずに済みました。この日のためにここ2カ月余り眼鏡をかけずに目を鍛えていたので、その成果が出たのです。目は鍛えれば期待に応じてくれましたが、女房だけはいくら鍛えてもその成果はなさそうです。
 また今回は何年振りかのゴールド免許、来月受け取って久し振りに見るのが楽しみです。







2025/01/13 5:54:08|その他
妻への言葉
 単身赴任の頃、NHKのドラマ「大草原の小さな家」をよく見ていました。
 ある物語で、借金返済のため、インガルス一家が全員で働き、苦労してやっと借金を返済し終わったラストシーンで、夕焼け空の下、夫チャールズが妻のキャロラインに言いました。
「お前と結婚して、ひとつだけ残念なことがある。それは、もう一度プロポーズできないことだ。」
 アメリカでは、夫が妻に、毎日のように「愛している」と言うようですが、我々日本人には、とてもこんな顔が赤くなるようなことは言えません。
 ある日、飼い主さんが電話で、連日の僕の不在をなじってギャーギャー言うので、先日のテレビを思い出して言ってみました。
「お前と結婚して、ひとつだけ残念なことがある。それは、もう一度プロポーズできないことだ。」
「ばかっ!」と言って、電話は切れました。







2025/01/12 9:04:44|その他
金河豚
 落語で「河豚鍋」という演目があります。
 初めて河豚鍋を食べようとする旦那衆2人、怖くてなかなか手を出しません。そこで乞食にやってから大丈夫かどうか確かめることにしました。しばらくして大丈夫そうなので、2人は箸を付け「美味しい、美味しい」と言って食べました。
 その後で、先程の乞食がやって来て、大丈夫だったかと聞きました。大丈夫、美味しかったという言葉を聞いて乞食が言いました。
「じゃあ、おらも食べるか。」
 冬の宮崎に金河豚(きんふぐ)があります。美味しいのですが、毒は全くありません。
 転勤してきたばかりのK君を連れて、金河豚を食べに行きました。美味しいからと勧めるのですが、彼は一向に箸を付けません。僕が食べてしばらくしてから、やっと箸を付けました。普段は、真面目で忠実な彼ですが、このときばかりは上司も信じていなかったようです。
 皆さん、金河豚に毒はありません。冬の宮崎に行かれたら、是非金河豚を食べてみてください。