男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/01/22 3:21:24|エッセイ
ラブレター
 文章を書くのは難しいです。同じようなテーマの小説を読んでいても、読みやすいのと、読んでいて疲れるのがあります。
 学生の頃、同じ部屋にいた後輩のM君が僕のところにやって来て、1枚の紙を見せながら「手紙を書いているのですが、この文章のどっちが良いでしょうか?」と聞きました。
 見ると2つの文章が書いてありました。
ひとつには「雨の中、君が風邪をひかなかった心配です。」とあり、もうもうひとつには「雨の中、君に風邪をひかせなかったか心配です。」とありました。
 聞けば、先日雨の中でデートをして、彼女へのお礼文だと言います。僕は、後者の方が君の主体性があっていいよと答えました。
 彼は、そのことは百も承知で僕に聞いたのだと思いました。彼は、彼女もいなくていつも寂しそうにしている先輩の僕に、プライドを傷つけないように恋のテクニックを教えようとしていたのでした。







2025/01/20 6:24:52|エッセイ
大寒
 今日は、二十四節気のひとつ大寒です。
 暦には、「寒さの絶頂期で、極寒の辛苦に悩まされるが、ふきのとうが出始め春の足音が聞こえそうな季節」とありました。
 そうは言いながらも、比較的暖かい朝です。畑のふきのとうでも見て来ますかねえ。
 月曜日、良い一日をお過ごしください。







2025/01/20 5:05:00|エッセイ
責任を取れ!
 宮崎から帰って東京での4年間の勤務の後、再び、浜松への転勤の話がありました。僕は、飼い主さんと子供に、その話をしました。
すると息子が言いました。
「父ちゃん、地方に行くのなら、母ちゃんを連れて行きなよ。母ちゃんを貰ったのは父ちゃんなんだから、ちゃんと自分で責任を取れよな。」
飼い主さんは、「あんた、どうするのよ」というような顔をしてこっちを見ています。仕方なく、僕は頷きました。
 ということで、浜松には飼い主さんと二人で赴任しました。その間、子供達は自由を謳歌していたようです。
 結局、我が人生での単身赴任生活は、宮崎での2年間だけでした。
 







2025/01/19 7:25:13|エッセイ
別れ
 宮崎での単身赴任は、ちょうど2年間で終りました。東京への転勤です。
 別れの日、日向港からフェリーで東京に向けて出発しました。船の別れは寂しいものです。出発が夕暮れ時であったために、余計に寂しさがつのります。
 宮崎での単身生活は、僕の人生で最も楽しい2年間でした。たくさんの友達と、たくさんの思い出ができました。みんな陽気で親切な人達で、楽しい思い出ばかりです。それらたくさんの思い出を胸に秘めての別れは、本当に寂しいものです。
 たくさんの隊員達が、日向港まで見送りに来てくれました。仕事を終わってすぐに1時間以上もかかるところを見送りに来てくれたのです。
 僕は、彼等に何もできなかったけど、それでも見送りに来てくれる優しい心を持っている人達です。
 でも、見ると女性達の姿がありません。きっと僕に想いを寄せている女性達が、電柱の陰やフェニックスの木陰に隠れて涙を流している筈なのですが、どこを探しても、誰もいません。あれほど僕にサービスし、親切にしてくれた女性達の姿が、どこにもないのです。
 でも、考えて見ると、僕の隣には飼い主さんがいました。彼女達は、本当は見送りに行きたいけど、それがバレて家庭騒動になってはいけないからと気を使って身を引いたに違いないのです。それほど優しくて気配りのある宮崎の女性達なのです。
 見送りは、男達ばかりであったけれども、船がずーっと遠くに見えなくなるまで、無骨な手を力一杯振ってくれました。







2025/01/18 19:50:45|エッセイ
判定
 今日は、午後からチビチビ飲みながら、大相撲を観ていました。
 今日最後の取り組みは琴桜と豪の山でした。琴桜が勝ちましたが、勝負がついた瞬間どっちが勝ったのかわかりませんでした。結果的に物言いもつかず軍配通りになりました。相撲には行事がいますが、行事の軍配に疑問があるとき最終的に勝ち負けを判断するのは審判です。
 昨日は、審判の判定ミスで取り直しがありました。僅かながら俵に残っていた琴桜の足を、審判が俵から出たと判定して手を上げたのです。
 プロ野球では、ストライクかボールの判定は主審に絶対権があり、異議を唱えることは許されないようです。かってイチロー選手が、明らかなボール球をストライクと抗議して退場処分にされました。
 しかし、今は相撲でも野球でもテレビで中継されています。疑問のある判定に対しては何度もリプレイが放映されます。誤審をすれば、多くの視聴者から批難ごうごうでしょう。審判のプレッシャーも大変です。
 その点、我が家の審判は絶対的な権力で亭主に対して「あんたの負け」の判定ばかり下していますが、野球のリクエストのような制度が欲しいです。