男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/10/09 4:44:50|エッセイ
歴史のせい?
 我々は、自分で気が付こうが付くまいが、歴史を引きずって生きています。千年以上も前の歴史の経緯によって、イスラエルとパレスチナは、こんにちも激しい戦闘を続けています。
 我が国でも、明治維新前夜、天皇の勅命によって、長州や薩摩などが官軍に、幕府は賊軍にされてしまいます。会津の松平容保は、幕府方で最後まで抵抗を続け、白虎隊の悲劇はここで生まれました。
 会津の人々は、今もって薩長に対する恨みを捨てていないようで、あるとき萩市が会津若松市に姉妹都市提携の申し入れをしたら、会津若松市議会は全会一致で反対を決議したと言います。
 僕は山口県の出身で長州です。飼い主さんは母方が猪苗代で会津の近くです。長州と会津の歴史の恨みは、今、夫婦喧嘩となって我が家に脈々と流れているのです。







2024/10/08 5:04:36|エッセイ
夫婦仲直りの神様
 古代ローマは多神教の国でした。日本のお地蔵さんのように、町の辻などにいろいろな神様が祀ってありました。
その中にヴィリプラカという神様がありました。ヴィリプラカは、夫婦仲直りの神様です。喧嘩をした夫婦が、この神様を拝むのですが、そこにはひとつのルールがありました。夫婦の片方が拝んでいるときは、一方は黙っていなければならないというルールです。
 夫が、「妻は付き合いで飲んで遅くなると、いつもギャーギャー言うけど、あれも付き合いです。おとなしくさせてください。」などと拝んでいるときは、妻は黙って聞いていなければなりませんし、妻が「夫は、毎晩、毎晩遅くまで飲んで帰って、家にはお金も入れないで、神様何とかしてください」と拝んでいるときは、夫は黙って聞いていなければなりません。神様を挟んで、夫婦の会話が成り立っているのです。拝み終わった夫婦は、仲良く家に帰ることになります。
 こんな神様があるということは、古代ローマでも、夫婦喧嘩が多かったのでしょうねえ。







2024/10/07 3:53:21|エッセイ
意外な言葉
 僕達は、よく夫婦喧嘩をします。
 僕が子供の頃、両親が喧嘩をしているのをほとんど見たことがありませんでしたが、ある日一度だけ父親と言い合いの喧嘩をして、母親が泣いていました。それを見た僕は、母親を慰めるつもりで言いました。
「母ちゃんは悪くないよね。悪いのは父ちゃんだよね。」
すると母親が言いました。
「あんたに夫婦のことはわからんよ。」
子供は口を出すなと言わんばかりのこの言葉は意外で、僕は何と言ってよいかわかりませんでした。
 母親は、子供の前で父親の悪口を言いたくなかったのか、あるいは夫婦のことはわからんというのが真実だったのか、未だにあのときの母親の気持ちはわかりません。







2024/10/06 4:03:27|その他
北風と太陽
 イソップ物語の「北風と太陽」は、僕が好きな話のひとつです。
 北風と太陽が、どっちが旅人の外套を脱がせるかを競うことにしました。まず北風が吹くと、旅人はますます外套の襟を立てました。次に太陽が暖かくふりそそぐと、旅人は外套を脱ぎました。
 この物語で、旅人の外套とは人の心です。人の心を開かせるのに北風のように厳しくアプローチするのが良いのか、太陽のように優しくアプローチするのが良いのかを物語で教えているのです。
 人間には、2種類のタイプの人がいます。強く出ると言うことを聞くが下手(したて)に出るとバカにして言うことを聞かない人と、強く出ると反発するが優しく頼むということを聞いてくれる人です。前者には北風的アプローチが有効で、後者には太陽的アプローチが有効です。
 僕は、飼い主さんには太陽のごとく優しくすれば、素直に言うことを聞いてくれるものだと思っていました。ところがそうではなく、優しくしたらバカにして言うことを聞かないし、だからと言って強く言えばふて腐れてしまいます。
 世の中には、強く出ると反発してふて腐れ、優しく下手に出ると付け上がるタイプの人間がいて、飼い主さんはまさにそのタイプだったのです。







2024/10/05 5:35:15|その他
ときめきか安らぎ
 昔、作家の渡辺純一が、何かの本に書いていました。
「男が女に求めるものは、ときめきか安らぎである。」
 そうです。恋をしているときにはときめきを感じさせ、結婚したら安らぎを覚えさせてくれる女性が、まさに男にとって理想です。
 この話を息子にしたら、息子が言いました。
「父ちゃんは、可哀そうだね。母ちゃんにはどっちもないもんなあ。」
僕に似て正直な息子です。
 それにしても、安らぎが欲しい今日この頃です。