男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/03/06 5:02:20|小説「朧月夜」
朧月夜−05−
朧月夜−05−

 玄関に出迎えた友紀を見た私は、「やあ。元気にしていた?」と、意味のないことを言いながら、座敷にあがった。友紀に導かれるままにシャワーを浴びて、ソファでくつろぐ。軽く飲んでいた。友紀は、隣に座って一緒に飲んでいた。
 しばらく飲んだ後で、私が友紀の肩を抱いて引き寄せると、友紀が私に身体を預けた。私は、耳元でささやいた。
「さあ、セックスのレッスンだ。セックスにルールはないけど、今日は、一番オーソドックスな方法だよ。」
 私はそう言うと、キスをする。最初は軽くゆっくりとするが、次第に強く押し当てて唇を吸う。時間をかけて丁寧にゆっくりと吸い合い、やがて舌を差し入れる。友紀は、一生懸命私の舌の動きに習うように、動かしている。やがて舌と舌が絡み合う。頃合いが良いと見て、私は友紀のブラウスのボタンを外して、手を入れ、乳房を撫でた。キスは続けたままである。すっかりブラウスがはだけると、私は唇を這わせる。ゆっくりと丁寧に舌で乳房、乳首をなぞっていると、やがて友紀の口から声がこぼれ始めた。
 経験の浅い友紀だが、乳房や乳首の性感は十分にあって、私のゆっくりと丁寧な愛撫で感じてくれているようだった。私は、更に時間をかけて愛撫を続ける。その間に、徐々に手をお腹の方から下腹部へと動かしながら、優しく撫でて行った。友紀の気持ちは胸に集中しているようで、私の手が優しい部分に達しても嫌がる様子はない。そのまま乳房への愛撫を続けながら、スカートのホックを外して、ゆっくりと脱がせる。友紀を下着だけの姿にすると、私はいったんソファを降り、自分も着ている物を脱いで裸になる。そしてブラジャーとパンティーだけの姿になった友紀の前に膝まづき、もう一度唇へのキスから胸へ、そしてお腹へと唇を這わせていった。私の唇が友紀の茂みの部分に到達すると、恥ずかしさからか脚を閉じるようにするが、私が手で広げようとするとすぐに力を緩めてくれた。
 やがて友紀の一番敏感な部分へと舌を這わせる。先にシャワーを浴びていたのだろう、友紀の匂いが私の鼻を優しく刺激する。昨日初めて私の物で処女を失った友紀の部分は、淡いピンク色でとても美しく誘惑的である。私はその花びらの間に舌を差し入れ、ゆっくりと動かした。友紀は少しずつ感じているのだろう、軽く唇を開いて息を荒くしている。
 私は十分に時間をかけて、愛撫を続けた。友紀の部分に湿り気が感じられたとき、私は身体を起こして抱き上げ、そのまま寝室のベッドに運んだ。
               ―続く―







2025/03/05 4:47:32|小説「朧月夜」
朧月夜−04−
朧月夜−04−

 友紀はすぐに立ち上がって、さっきまで作っていたオードブルを運んで来た。歩く姿が、少しぎこちないのがいかにも新鮮だった。その間に私は、グラスを持ってきて、ワインの栓を開けた。二人並んでソファに座って乾杯し、飲み始める。友紀は、ゆっくりと上品な仕草でグラスを口に運んでいる。その姿は、初めての経験を終えた人とは思えない落ち着きが感じられた。
「セックスはね、最初は痛いかもしれないけど、本当はとても楽しいものなんだよ。そのうち、ゆっくりと楽しさを教えてあげるよ。」
「わたしにはまだわからないけど、でもこれですっきりしました。女って、どうしても最初のときはためらいがあるの。このまま許したら、後戻りできないという観念が頭から離れないのです。これでも両親からは厳格に育てられました。高校生のとき、両親が事故で亡くなってから、少しずつ考えも変わって来たけど、子供の頃から躾られたことってなかなか頭から離れないのね。あなたに処女をあげたことで、気持ち的にはさっぱりしましたわ。」
「良かった。後悔はしていないね。」
「ええ、これで後戻りしようなんてことはなくなったわ。」
 その日は、そのままゆっくりと飲んでベッドに入り、静かな眠りについた。
 翌日は、友紀のマンションから会社に行く。友紀は、私にワイシャツや背広を着せたりして、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれた。勿論、友紀も出勤があるから、ゆっくりしているわけにはいかない。友紀が先に出掛け、それからしばらくしてから私がマンションを出た。
 翌日、私は随分と陽気だったのであろう、秘書の女性も「社長、何かいいことでもあったのですか。」などと聞くほどだった。その日、私は友紀のところに行った方がいいのかどうか、迷った。愛情はすっかり冷めているとはいえ妻に対する気兼ねもあったし、それに友紀のためにも行った方がいいのか、今日はそっとしておいた方がいいのか迷っていたのである。
 しかし、会いたいという欲望には勝てなかった。昼休みに電話をして、「今日も食事を済ませてから、行くよ。」と言った。その時友紀は、仕事中だからだろうか「わかりました。」と言っただけだった。
 8時過ぎに、友紀のマンションのチャイムを鳴らした。鍵は持っているのだが、ここは友紀の家であることの証として、チャイムを鳴らす。早速玄関に出てきた友紀は、「お帰りなさい。」と言って、膝に手を当てて、お辞儀をした。
               ―続く―







2025/03/04 5:26:21|小説「朧月夜」
朧月夜−03−
朧月夜−03−

 いきなり背中から抱かれて驚いた友紀が、「あっ、危ないわ。」と言った。
「いいから、包丁を置いて!」
私は、そう言うと耳から首筋にかけてキスをした。
「ああー。」
 友紀が、のけ反るようになる。私はキスを続けながら、手をスカートの中に差し入れた。友紀は、キッチンの端を掴んでこらえている。私は、半分苛めるような気持ちで、手を前に回し、スカートの裾から入れた手で、ゆっくりと友紀の局部を愛撫していく。お金で買っているという気持ちもあるし、それに自分の思うような女に育てていきたいという気持ちもあって、私は妥協を許さない。いやいやをする友紀にかまわず、愛撫の手の動きを緩めない。いつしか、友紀が悩ましそうな声を出し始めていた。
 私は、友紀の当惑そうな態度にもかかわらず、そのまま手を緩めなかった。左手でしきりに胸を撫でながらも、右手では友紀の秘密の部分への愛撫を続ける。友紀は、キッチンの端にしっかりと掴まったまま、体を震わせている。私は、ワンピースの裾をまくり上げ、両手でお尻を撫でながら、パンティーをパンストごと下げた。友紀は、なおもそのままの姿勢を崩さない。私は美紀のお尻を引いて、自分もズボンを下ろすと、後ろからひとつになった。ゆっくりと私の物が、友紀の中に入って行く。
 友紀は経験が少ないのであろう、苦しそうに背をのけ反らした。それは友紀の部分のきつさでわかる。友紀の部分が私の物をきつく締め付けた。私は、ゆっくりと動いた。
 友紀は悦びを感じるというより、むしろ苦痛のようであったが、その新鮮さが余計に私を興奮させた。私はしっかりと友紀のお尻を掴んで、腰の動きを少しずつ大きくしていく。動きをいよいよ大きくして、やがて全てを友紀の中に放った。私が離れると、友紀はそのままキッチンの前にくずおれた。
 私は、友紀を抱き抱えると、リビングのソファに運び、お湯で濡らしたタオルを持って来て、さっきまで僕に大きな快楽を送ってくれていた部分を優しく拭いた。そしてそのタオルを見ると、赤いものが着いていました。鮮やかな色をした血でした。
「初めてだったんだね。」
「・・・・・」
「痛かったのだろう。」
 私は、そう言いながら、優しく頬にキスをした。
友紀が、かすかに頷いた。
「でも、すぐに良くなるよ。僕が、上手に教えてあげるから。さあ、今日はおめでたい日だ、ワインを飲もう。」
               ―続く―







2025/03/03 3:40:11|小説「朧月夜」
朧月夜−02−
朧月夜−02−

 私は、友紀を本当に美しいと思った。
「本当だよ。僕も、今までにたくさんの女性を見て来た中で、君が一番すばらしいよ。君は、僕にとって理想の女性だよ。」
「それより、ウイスキーをお注ぎしましょう。」
 話題をそらすようにそう言って、友紀はグラスをとり、水割りを作った。
「ところで、ママさんから僕のこと何か聞いているの?」
「ええ、素敵な男性がいるから付き合ってみないかって、言われたわ。」
「僕のことをどう思う?」
「とても素敵ですわ。」
「じゃあ、付き合ってくれるの?」
「そうね、条件にもよるけど、基本的にはいいですわ。」
「じゃあ、合格なんだね。前祝いに、乾杯だ。」
 友紀がもうひとつ自分用の水割りを作る。
「僕達の素敵な出会いに乾杯!」
「よろしくお願いします。」
 これで話は基本的にまとまった。
 その後、私は響子を仲介に金額の話をして、月に30万円の手当と、マンションの家賃を払うこと、私からの条件として、他に男を作らないこと、男ができた時点で契約は反故にすることで話がまとまった。新宿のマンションに友紀が引っ越して来たのは、春の桜の花が満開の頃だった。
 その日、私は早速友紀のマンションに行った。玄関のチャイムを鳴らすと、すぐに友紀が出て来た。
「やあ、今日は仕事は早く終わったの?」
「ええ、受付にいるものですから、残業はなく、いつも定時には帰れるのです。」
「受付嬢だったんだね。どうりできれいなはずだ。」
 私は、玄関に上がると、早速友紀にキスをしながら、そう言った。部屋の中はさすがに女性の部屋、きれいに整頓されていて、艶めかしさを感じさせる。
「待って、今、簡単なおつまみを作るわ。さっき、買い物をして来たばかりなの。その間に、シャワーでも浴びていて下さらない?」
 私は、途中で買ってきたワインを渡すと、浴室に行ってシャワーを浴びた。浴室から出て来ると、友紀はキッチンでオードブルを盛り合わせているところだった。エプロンの下のミニスカートからすらりとした足が伸びている。それが、とても新鮮で艶めかしく見えた。私は、そっと近寄って背中から友紀を抱き締めた。
             ―続く―







2025/03/02 12:28:54|小説「朧月夜」
朧月夜−01−
朧月夜−01−

 「うん、いいねえ。素晴らしいよ。あんなに素晴らしい娘を一体どこで見つけたの?」
「そうでしょう。偶然なのよ。私が喫茶店にいたら、彼女の方から声を掛けてきたの。それで、前からあなたに頼まれていたでしょう。彼女ならと思って、誘ってみたら、このとおり、この店で働いてくれることになったのよ。」
「じゃあ、彼女とは話はついているのだね。」
「いいえ、それはあなたがすることよ。でも、脈は十分にあるわ。やって見てよ。」
「じゃあ、取り敢えず半額の50万、明日渡すよ。そして見事口説くのに成功したら残りの半分も持ってくるよ。」
 私は、以前から赤坂でクラブのママをしている響子に、自分の女になってくれる若い娘はいないかと相談していた。家に帰れば女房はいるのだが更年期で、碌々口もきかない状態が続いていたし、二人の子供は既に結婚しているので、時間とお金を持て余していた。
幸い、自分の事業も成功していて、お金には不自由していない。 
今まで真面目に事業にだけ精力を注ぎ込んでいたのだが、50歳を過ぎたとき、ふと自分の人生はこのまま終わっていいのだろうかと疑問に思った。
 人生は苦労して業績を残すことも大事だが、それだけでは虚しいような気がした。それとともに、人生を楽しむことも必要である。だからと言って、今更、芸術や趣味を持つほどの下地はない。そうこう考えた末に行き着いたのが女だった。
 自分の人生があとどのくらい残っているのかはわからないが、妻以外の女性と仲良くなれる期間は短いと思う。60歳、70歳になれば、精神的にも肉体的にもそんな元気はなくなるであろう。そういう焦りも手伝っていたように思う。
 「じゃあ、これからはあなたの腕次第よ。今日この店でもいいし、別なところでもいいわ。彼女には、ある程度言い含めておきますから。」
 響子は、そう言うと席を立ち、入れ替わりに友紀がやって来た。
「こんばんは!」
 ミニのワンピースに身を包んだ友紀は、スタイルも抜群だし、色白で鼻筋の通った美人だった。美人に特有の険の強さはなく、やや憂いがかった目はいつも優しい笑みを湛えている。昼間は、ある大手の会社に勤めているのだが、お金が必要なことがあって、夜はこのクラブに手伝いに来ているとのことだった。
「やあ、友紀さんだね。ママさんが、とても美人の女の子が入ったって自慢していたけど、本当にきれいだね。」
「まあ、ママはそんなこと言っていたのですか。恥ずかしいですわ。」
 友紀はそう言って、本当に恥ずかしそうにした。
                ―続く―