男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2020/12/01 10:45:29|エッセイ
四苦八苦
 人が生きて行くのに八つの苦しみがあると言います。それが四苦八苦です。
 四苦とは、すなわち生・老・病・死の四つの苦しみを言います。生は生きる苦しみ、老は老いる苦しみ、病は病気の苦しみ、死は死ぬことの苦しみです。
 これに次の四つを加えると八苦になります。
愛別離苦(あいべつりく)・・・愛する人と別れる苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)・・・嫌な人と出会う苦しみ
求不得苦(ぐふとっく)・・・欲しいものが得られない苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく)・・・色・受・想・行・識(身体・感覚・概念・心で決めたこと・記憶)のそれぞれに執着する苦しみ
 我が人生、苦悩の連続です。







タクシードライバー−74−
タクシードライバー−74−

 いつもと違う淑子の様子に、俺が言った。
「おい、どうしたんだよ。」
俺が尋ねるが、淑子は拗ねたように返事もしない。
「なあ、どうしたんだよ。」
「・・・・・」
「黙っていたんじゃわからないじゃないか。」
「あなた、一体、いつもどこに行っているの?」
「何のことだよ。」
「会社を出てから、どこに行っているのかと聞いているの。」
「どこにも行ってないよ。」
「そんなはずないわ。会社はいつも通りに出ているのに、帰りが遅いでしょう。」
「それは・・・」
「それは何なのよ。」
「いや、何でもないよ。急いで帰っているよ。」
「そんな筈ないわ。私、景子さんに聞いてみたの。そしたら以前と帰る時間は同じだって言ってたわ。」
「・・・・・」
「あなた、女でもできたんじゃないの?」
「そんなことないよ。」
「じゃあ、どこに行っているの?まさかパチンコだなんて言わないわね。」
「・・・・・」
「おかしいわよ。一回、二回ならわかるけど、3日に一回も遅いんじゃ疑いたくなるわ。」
「それは・・・、ちょっと事情があるんだ。」
「だから、どんな事情なの?わたしにわかるように説明してよ!」
段々淑子の声が大きくなってくる。
「そんなに大きな声を出すなよ。優美子が起きるじゃないか。」
「ねえ、どこに行っているのか言って!」
「ああ、実は恭平の結婚のことについていろいろ面倒をみていたんだ。」
「ならどうして私に話してくれないの?」
「それも事情があって・・・」
「どんな事情なのよ?」
 とうとう俺は智子のことを話した。波止場で自殺をしようとしているところを助けたところから始まって、しばらく相談相手になっていたこと、恭平に引き合わせたことまでを話した。その間、俺が智子の家に行っていたことだけは話さなかった。
「それで二人はうまく行きそうなの?」
「いや、それが駄目なんだ。」
「まあ、それじゃ可哀相じゃない。」
「うん、そこなんだ。今日も、その話を恭平にして来たところさ。」
「それじゃ恭平さん、がっかりしたでしょう。」
「うん、相当こたえていたみたいだよ。あいつ、真剣に惚れていたみたいだからなあ。」
「ねえ、私を彼女に会わせてもらえないかしら?」
「えっ!」
「女が男に好かれるなんて幸せなことよ。子供も優美子と同じくらいなんでしょう。結婚するなら早い方が父親にも懐くわ。」
そう言われても、俺としては淑子を智子に会わせたくなかった。俺に好意を持っていることがわかれば、淑子がどう思うか、わかったものではない。
「でも、そんなことで彼女が結婚する気になるかなあ・・・」
「やってみてからでもいいでしょう。それで駄目なら諦めるしかないわ。」
「う〜ん・・・」
「ねっ、やってみましょうよ。」
「うん。」
とうとう俺は首を縦に振った。
                   −続く−
 







2020/11/30 20:40:15|旅・サイクリング
旅の思い出(ベトナム:ホーチミン市)

 ベトナム、ホーチミン市です。
北のハノイが政治都市であるのに対してホーチミン市は経済都市です。
 上の写真は人民会堂、昔の南ベトナムの政府がありました。

中央郵便局です。



戦没者を慰霊するために建てられた寺院です。この国は仏教国です。




聖マリア教会です。フランス統治時代にキリスト教も広まりました。







2020/11/30 19:11:31|エッセイ
切実な問題
 今日で11月も終わり、寒い日が戻って来ました。寒いといろいろ大変で、特に年寄りにとってトイレの問題は切実です。
 今日は、テニスの後、コートで昼食会でした。勿論、飲み物も出るのですがメインはビールでした。寒いところでビールを飲んでいると、自然、話題はトイレで困った話題になります。
「いざ小便をしようと思ったら、あそこが縮んで出て来なくて漏らしそうになった。」
「バスで子供達を引率していたけど、我慢出来なくて大きなペットボトルの口のところを切って、その中にした。」
などと切実な問題が紹介されていました。
 僕の最初の失敗は、小学校1年のときの学芸会でした。お題は「一休さん」、僕はその他大勢の小僧さんの一人でした。舞台に上がる前からトイレに行きたかったのを我慢していました。さっと舞台に出て、すぐに下りれば大丈夫だと思ったのです。ところがなかなか出る番が回って来ません。こっちは我慢の限界が近付いて来ます。やっと出番が来て、舞台への階段を上がるところで我慢の限界が切れました・・・・・
 今から64年前の話ですが、失敗の記憶は鮮明に残っています。
 皆さんは、そんな思い出はないでしょうか?







2020/11/30 6:41:05|季節の花と写真
水仙

 水仙の花が咲いていました。







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