プレイガール自伝−30− ビールで乾杯した後、そんな料理を彼は美味しそうに食べてくれています。 「手作りの料理でなくてすみません。」 「いや、美味しいよ。」 そうは言ってくれるものの、私は手料理を出せない自分に引け目を感じていました。それでも、彼と一緒に食事ができることに幸せを感じていました。 彼は、相変わらず無口です。これまでに会った男達の多くはお喋りでした。彼等は、一様に女を退屈させないためにお喋りを続けるのでしょうけど、それが私の心を惹き付けることはありませんでした。 私は、雄太郎さんがあまりお喋りをしないことに満たされないものを覚えていました。彼のことをもっと知りたかったのです。一番知りたいのは、彼が私のことをどう思っているのかでした。家に来てくれ、両親の仏様を拝んでくれるのですから、私に好意を持っているのは確かです。それが真剣な愛情なのか、遊びの延長なのかが知りたかったのです。 ビールの後で、お燗をつけました。お酒を飲むとき、お猪口はひとつにしました。「ふるさと」でのことを思い出したのです。ひとつのお猪口で二人が交互に飲む、これにも小さな幸せを感じていました。 しばらく飲んだ後で、彼がボソリと言いました。 「愛している。」 「えっ。」 「君のことを好きなんだ。」 私は、初めての告白に胸が躍りました。 「でも、僕は遊び人だ。これまでに散々女遍歴を重ねて来た。君の夫になる資格はないと思っている。」 「それは私も同じです。プレイガールですから。」 「それで良ければ、結婚して欲しいんだ。」 「はい。よろしくお願いします。」 私は、そう返事をしながら、頭を彼の胸に預けていました。 彼が、私を抱いてキスをしてくれます。私は、そのまま彼の手を引いて、2階の寝室に連れて行きました。彼は、私を抱き上げてベッドに横たえると、覆い被さるようにキスをして来ました。彼は、私のパジャマを脱がせながら、ゆっくりと愛撫を続けます。お風呂のときから潤っていた私は、すぐに深い陶酔の世界に入っていました。私も、彼の物に手を添えました。彼の物は、すっかり大きく固くなっています。私は、思わず言いました。 「来て、来てください。」 −続く− |