男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/02/26 5:18:39|エッセイ
色気
 女性の魅力の大きなひとつに色気があります。英語にすればセックスアピールになるのでしょうけど、セックスアピールと色気では、少々ニュアンスが違うような気がします。
 色気を、上手に説明するのは難しいです。美人であるとか、教養があるとかだけではだめだし、かと言って好色というのも違います。着物姿の襟足、胸のちょっとだけ開いたブラウス、しなやかな身のこなし、そんなことに男は色気を感じます。
 こっちの目をじっと見つめながら、ちょっと小首をかしげて人の話を聞いているのは若い娘の色気ですし、しなを作りながら流し目でこっちを見るのは中年の色気です。
 女優でいえば、「はぐれ刑事、純情派」のクラブのママさん役の真野あずさのような人に、僕は色気を感じます。藤田まこと扮する刑事の恋人役で、デートの約束が仕事の都合で破られたときの、拗ねた顔が何とも言えません。
 拗ねた顔が良いと言っても、真野あずさだから良いので、普通の女性が真似をしたら単にふて腐れているだけになりかねませんので気を付けましょう。







2025/02/25 5:28:34|エッセイ
仕事の生き甲斐
 宮崎のスナックのママさんから聞いた話です。
 知り合いの女の子が、モーテル(ラブホテル)の受付の仕事をしていました。しかし彼女は、自分はこんな仕事をして果たして人のためになっているのだろうか、これで良いのだろうかと悩んでいました。おそらく、不倫などの利用客が多かったのでしょう。
 あるとき、軽トラに乗ったカップルがやって来て、モーテルを利用して行きました。それからは、定期的にやって来るようになり、しばらくすると野菜などをくれるようになりました。
 宮崎は農業県です。農家では、今でも舅や姑との同居が多く、若夫婦は家では自由にセックスをすることができません。そこで彼等はモーテルを利用することにしたのです。
 そのことを知った受付の女の子は、自分の仕事の生き甲斐を見付けたのだと言っていました。
 自分の仕事が世の中のためや人のためになっていることも、仕事をする上で大事なことなのですね。







2025/02/24 5:52:44|その他
幼児体験
 人間は、幼いときに経験したことが、一生尾を引くことがあります。幼児期に怖い体験をすると、それがトラウマになって一生怖がったりしますし、逆に楽しい経験をすると、それを後々まで快く感じます。
 僕は、赤ん坊のとき母乳で育ちました。母の胸に抱かれて乳を飲んでいたのです。それは、赤ん坊の僕にとって、一番の幸せの時間だったと思います。それがこの歳になった今でも尾を引いて、女性を見ると抱かれたいと思うし、おっぱいを見ると吸い付きたくなります。
 これは、決して嫌らしい気持ちなどではなく、幼児体験のなせる業なので悪しからず。







2025/02/23 5:14:49|エッセイ
なんで僕だけ?
 人は、公平に扱われないと、不満に思うものです。
 昭和33年に売春防止法が施行されてから、我が国では売春が禁止されました。そうは言いながらも、ソープランドなど実質的な売春はアンダーグラウンドで行われているようです。
 その昔、府中基地に出張したときのことです。大きな会議が終った後で、みんなで外に飲みに行きました。その帰り道に有名なソープランドがあり、その前にいわゆる「立ちんぼ」と呼ばれるその筋のお姉さんがいて、僕の前を歩いているみんなに「寄って行かない?」とか「遊んで行かない?」などと声を掛けています。
 僕は、その様子を見ながら、自分の番になったらどう断ろうかと考えていました。「お金がないから」とか、「今日は忙しいんだ」とか、いろいろ考えているうちに、だんだん彼女に近付いてきます。いよいよ彼女の前に来たとき、何と言われるかと思い緊張しました。ところが、彼女は僕にだけ何も言いません。そして僕の後ろの人には、再び「寄って行かない?」を繰り返しています。
 僕だけ声を掛けないなんて、それってないですよねえ。男のプライドを傷付けられた瞬間でした。







2025/02/22 6:43:16|エッセイ
わたし、ないのよ!
 東武東上線と埼京線は、もっとも痴漢が多い電車だと言われていました。その昔、僕は通勤にその両方を使っていて、何度か痴漢らしい男に注意をしたことがあります。
 ある日のことです。埼京線の電車の中で、僕の隣に立っている3人の中年の女性が話をしていました。
 一人が言いました。
「わたし、若い頃、痴漢にやられたことがあるの。あれって、本当に嫌よねえ。」
 もう一人も言いました。
「私もよ。本当に嫌よねえ。」
すると、3人目の女性が、言いました。
「わたしって、そういう経験がないのよ。」
その言い方が、いかにも寂しそうでした。
 その気持ちも、何となくわかるような気がしました。