男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/04/01 15:09:04|茶臼山
恩知らず!
 蛇は、お金の変わり身だと言います。お金を象徴する生き物で、蛇が目の前を右から左へ横切ると、お金が懐に入って来るので縁起が良いと言い、逆に左から右へ横切ると、お金が出て行くと言って嫌っていました。
 今日のこと、山に登る道に1匹のシマヘビが、左を向いて横たわっていました。このままでは、工事車両に敷かれてしまいます。僕は、蛇に「おい、早く行け!」と言いました。そのまま右から左へ行って欲しかったのです。
 ところが、蛇は僕の声に驚いたのか、逆に反対方向に引き返してしまいました。僕としては、懐に入りかけたお金を逃した気持ちになりました。
 せっかく危険から救ってやったのに、全く恩知らずの蛇です。







2023/04/01 6:27:24|エッセイ
どうすれば良い?
 昨日、山に登っているときのことです。山頂で休んでいるとき、携帯電話が着信音が鳴りました。着信の番号を見ると、覚えがありません。出てみると若い女性の声です。
「あの〜、三好さんでしょうか。」
「そうですが・・・」
「つかぬことを伺いますが、望月紗智子をご存じでしょうか?」
 僕は、しばらく考えてから思い出しました。紗智子とは、今から20年ほど前、まだ自衛隊にいた頃に付き合い、深い関係になっていました。しかし、あるとき突然僕の前から姿を消していたのです。僕は、やっとのことで返事をしました。
「ええ、知っていますが。」
「私、彼女の娘の紀美子です。母によると、私のお父さんは三好さんだと言うのです。」
「・・・・・」
 沈黙する僕に彼女は言葉を続けました。
「私は、ずっと幻の父親の姿に憧れ続けました。そしていつか会いたいと思い続けていました。私は、昨日で20歳の誕生日を迎えました。これを機に、お会いできればと思うのですが、ご都合はいかがでしょうか。」
 僕は、返事に窮しました。自分の血を引いた娘に会いたいという気持ちはあるのですが、妻の手前何と言えば良いのか。妻に内緒で会うことも考えましたが、それでは紀美子に対して後ろめたい気がします。
「わかった。都合も併せて、ちょっと考えさせて欲しい。」
やっとそう言って、電話を切りました。
 今、僕は妻に何と言おうかと悩んでいます。こういうとき、どうすれば良いのでしょうかねえ・・・
 なお、ここではプライバシー保護のために仮名を使っています。
 今日は4月1日、新年度も元気に頑張って行きましょう。







2023/03/31 5:29:04|エッセイ
猫と女房
 僕は、猫より犬の方が好きです。犬は、人間に尻尾を振って懐いてくれますが、猫は、自分中心で人間の機嫌を取ることがないからです。
 子供の頃、家で猫を飼っていました。その猫は、普段は人間に無関心で知らん顔をしていますが、腹が減ったときは体を擦り寄せて来ていました。
 我が家にも似たようなのがいました。まだ若い頃のこと、夜の生活に満足しているときには知らん顔をしていますが、しばらく御無沙汰していると猫なで声になったり、体を擦り寄せて来たりします。
 猫は虎の仲間で、群で暮らしていた狼の仲間の犬と違って、単独行動が基本なので、放っておいても大丈夫なのです。どうやら、飼い主さんも同じようです。







2023/03/30 4:35:25|エッセイ
信頼回復には時間がかかる
 人は、一旦信頼を失うとその回復は大変です。
 今からおよそ50年前、結婚したばかりの頃、コーヒーを淹れながら飼い主さんが聞きました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕は、「砂糖は2個、ミルクも入れなさい。」と言いました。
 翌日も、飼い主さんが言いました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕は、「砂糖は2個、ミルクも入れなさい。」と言いました。
 その次の日も、飼い主さんが聞きました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕は、「砂糖は2個、ミルクも入れなさい。」と言いました。
4日目も、飼い主さんが聞きました。
「あなた、砂糖とミルクはどうしますか?」
僕が言いました。
「お前、バカか!」
 その日から、家でコーヒーを飲むときはインスタントを自分で淹れて飲む羽目になりましたが、最近になってやっと時々コーヒーを淹れてくれるようになりました。
 たった一言で失った信頼を回復するのに、50年近くの歳月が必要だったのです。







2023/03/30 4:19:30|季節の花と写真
八重の山桜

 珍しい八重咲の山桜です。
 昨日は、山登りのとき一眼レフカメラを持って行ったので、ちゃんと花にピントを合わせることができました。