男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/05/07 4:32:40|エッセイ
良いボス、悪いボス
 宮崎に単身赴任しているとき、出張の帰りに大分県の高崎山に寄りました。高崎山には、A群、B群、C群の3つの猿の群がありました。それぞれ500頭から800頭くらいの規模です。
 B群のボスは、奇形で右手がなく、体も小さいドラゴンでした。群には、他に体も大きくて、力のあるオス猿がたくさんいるのですが、この群ではドラゴンがボスでした。
 身体が小さいドラゴンがボスになったのには、理由があります。餌を食べるのに夢中で迷子になった赤ちゃんを母親のところに連れて行ったり、仲間の喧嘩の仲裁をしたりと、気配りと思いやりで、群の面倒をよく見ました。そうした信頼から、彼は群のボスに祭り上げられたのでした。
 僕は、隊に帰ると、隊長を集めてこの話を紹介し、「猿を見習うように」と言いました。
 ところが、翌日のことです。新聞に、次のような記事がありました。
「平成5年9月2日、C群のボスが交替した。前のボスであるバートンは、A群のメス猿に横恋慕してちょっかいを出し、群の信用を失ってボスの座を追われた。」
 僕は、再度、隊長を集めて前言を撤回し、良い猿だけを見習うように言い直しました。







2023/05/06 19:38:18|エッセイ
崩れるのは・・・
 今日は一日中雨、たらふく食べては昼間から飲んで、家でゴロゴロの一日でした。
 夕方、体重を量って驚きました。食事前にもかかわらず76.4Kgもあったのです。
 1年9カ月前に故郷の山口県に帰って来たときは80Kg ほどでした。それが毎日の血の滲むような茶臼山修行で、1年がかりでやっと74Kgまで減らすことができました。
 それがたった1日の自堕落な生活で2Kg以上も増えたのです。
 長い時間をかけて苦労して築いた楼閣も、崩れるのはあっと言う間なのですかねえ・・・・・







2023/05/06 14:23:40|季節の花と写真
雨
 今日は朝から一日雨、ミニバイクが行動の基本の僕は、山にも登れず、畑にも行けず、身動きが取れません。本を読むのも飽きて、パソコンのゲームにも飽きて、飲んで昼寝をしていましたが、それからすらも目が覚めてしまいました。
 晴耕雨読の生活も、悠々自適どころではなく退屈でけっこう大変です。
 庭のジャーマンアイリスが、雨に濡れながらも元気に咲いていました。







2023/05/06 5:12:15|エッセイ
犬のご主人
 その昔、テレビで、犬は誰に懐くかという番組を放送していました。
 ある家で、犬を飼っていました。家族構成は、何もしないお父さん、いつも餌をくれるお母さん、いつも散歩に連れて行ってくれるお姉さん、何もしない弟の4人です。
 ある日のこと、みんな会社や学校に行って、犬は留守番していました。最初に帰ってきたのは、何もしない弟でした。このとき、犬は跳び上がって喜びました。次に帰ってきたのは、いつも散歩に連れていってくれるお姉さんで、このときも犬は跳び上がって喜びました。3番目に帰ってきたのはお母さんで、このときも犬は跳び上がって喜びました。そして最後に帰ってきたのは、お父さんです。夜も遅くなって帰ってきたのですが、この時、犬は一番高く跳び上がって喜んだのです。
 犬は狼の子孫で、群ではボスが絶対です。この犬は、飼い慣らされていても、本能で家族の中では父親が一番偉いことをちゃんと知っていたのです。
 我が家では、子供達は父親の僕を全く無視し、小遣いをくれる母親の機嫌ばかり取っていました。犬だって知っていることを、子供達が知らなかったのです。
 人間より、犬の方が可愛いはずです。







2023/05/05 11:41:11|エッセイ
生き物の知恵
 今朝のNHKで、流鏑馬(やぶさめ)で何度も優勝している、蒼衣さんと愛馬スペードについて放送していました。
 蒼衣さんが、スペードに注ぐ愛情は並大抵ではなく、スペードもそれに見事に応えていました。
 流鏑馬の競技では、両手を弓に使うので手綱は使えませんが、スペードはちゃんと射やすいコースを選んで走ります。その結果、蒼衣さんは全国大会でも優勝しました。
 子供の頃、牛と鋤で田んぼを耕していました。小学生の僕は手綱さばきが下手ですが、牛は曲がった田んぼを遠回りに歩いて、鋤がちゃんと決まったコースに行くようにしていました。
 人間が生き物を操るというより、生き物が人間をリードしているのです。
 牛や馬でさえ、人間の意図を対して行動しているのに、我が家の丑年生まれはねえ・・・・・