男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/05/14 4:32:27|エッセイ
蟻
 子供の頃、よく蟻の観察をしました。1匹で歩いている前に昆虫の死骸を置くと、しばらく餌かどうかを確認した後で巣に戻り、仲間を連れて来て、みんなで餌を巣に運びます。そんな様子を飽きもせず眺めていました。
 蟻が餌を運ぶ様子を見ていると、真面目に働いているのは10匹のうちの2〜3匹で、後は獲物の上に乗っかったり、ひどいのになると反対方向に引っ張ったりしています。
 ある研究者の実験によると、真面目に働いている蟻だけを連れて来て餌を運ばせると、やはり真面目に働くのは数匹だけで他は働かくなり、逆に不真面目な蟻ばかりを集めて来ても、やはり数匹は真面目に働くようになると言います。
 人間も同様で、どんな真面目で優秀な人間ばかりを集めて来ても、全員が真面目に働くとは限らないのです。
 僕のようなサボり癖のある人間も、組織の中ではそれなりの役割を果たしているのです。







2023/05/13 5:29:24|エッセイ
蝉
 夏の暑い日、朝は木々の間からたくさんの蝉の鳴き声が聞こえていますが、昼頃には静かになります。蝉は、暑い日は、朝夕の涼しいときに鳴いて、昼間の暑いときには鳴きません。
 これには理由があります。
 蝉は何年もの長い間地中にいて、最後の短い時を地上で過ごします。この短い間に子孫を残すための全精力を注ぎます。オスはメスを誘うために必死で鳴きます。ところが、あまり暑いと、メスもその気になりません。人間だって、暑いときに妻や恋人にちょっかいを出しても、引っ叩かれます。蝉も同じで、受け入れてもらえないときに鳴いても仕方がないので、昼間は静かにしているのです。
 偉大なる人間は、知恵でもってエアコンを発明し、夏でも冬でも快適に過ごせるようになりました。暑さ、寒さを気にせずできるようになったのです。
 若くて元気な皆さんは、少子化が懸念されている昨今、日本の将来のためにも頑張ってください。







2023/05/12 2:45:15|エッセイ
マムシ

 松戸にいた頃、ある夏の日に公園に行ったら、草むらに「マムシに注意」の立て札がありました。「立入禁止」よりは、余程効果的です。マムシに咬まれると、命すら危ないからです。
 人間は、マムシを掴まえて焼酎漬けにして精力剤として飲みます。マムシの交尾の時間は長く、そのパワーにあやかりたくて食べるのです。
 一方、マムシも人間に咬みつきます。彼等の言い分はこうです。
「そりゃあ、俺たちのセックスの時間は長い。だけど、年に一回だけだ。その点、人間は一年中セックスをしている。羨ましい限りで、それにあやかりたくて人間を食べようと咬みつくのだ。」
 マムシも人間を狙っています。これからの季節、草むらに入るときは、十分に気を付けましょう。特に、あっちのパワーの凄い人は要注意です。








2023/05/10 17:54:39|エッセイ
高齢者の生き方
 今日は、山に登った後で、血圧の薬を処方してもらうために病院に行きました。
 平日の朝の時間は、山でも病院でも、そこにいる人々の多くは高齢者ですが、健康状態はまるで違います。両方に行くことで、健康のありがたさを実感します。
 身体もそうですが、心についてもいろいろあります。山でも病院でも明るい人がいると思うと、暗い感じの人がいて、挨拶をしても返事もしない人がいます。
 残された短い人生、明るく楽しく生きたいものですね。







2023/05/10 7:40:16|エッセイ
ハリネズミ
 あるとき、テレビで、ハリネズミと直接触れ合えるカフェを紹介していました。
 ハリネズミは、警戒すると身を守るためにトゲを逆立てます。トゲが刺さると大変で、とても痛いと言います。でも慣れれば、トゲを立てることもなく、人間が触っても大丈夫なのです。多くのお客さんが、ハリネズミを手に乗せて楽しんでいました。
 ハリネズミでも慣れれば、人間と仲良くでき、可愛いのです。
 我が家には、50年近く飼っていてもしょっちゅうトゲを立てているのがいて、ハリネズミよりよほど扱いが難しいです。