男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/05/05 5:01:52|エッセイ
犬の序列
 犬の先祖は狼で、狼は群で暮らしていました。群で狩りをし、群で闘います。そして群には序列が必要でした。リーダーであるボスが倒れたときには、次の序列にあるものが瞬時にリーダーの役を果たさなければ、群が生存できないからです。
 このDNAは、犬も引き継いでいます。子犬が数匹産まれたとき、子犬たちはじゃれ合って遊びますが、このときに子犬の序列が決まると言います。じゃれて遊んでいるとき、上になった方が、序列が上になり、そのまま生涯の序列が決まります。
 それは、そのまま人間との関係にも当てはまるようで、人が仰向けになって犬を上にして遊んだりすると、犬は自分の方が偉いと思い込んで言うことをきかなくなると言います。上になることが、優位な立場を決めてしまうのです。
 僕は、飼い主さんとのときは上になるようにしていましたが、家の中の主導権は握れません。飼い主さんは、犬のようには行かないようです。







2023/05/04 5:09:54|エッセイ
きな子
 きな子は、香川県警に勤める警察犬でした。
 警察犬として採用され、訓練を受けるのですが、どうもいけません。障害物を飛び越える訓練では、引っ掛かってドテッと倒れてしまいますし、におい当ての訓練では間違えてばかりいました。とても捜査には使えません。
 そこで警察では、捜査用として使うことを諦め、広報犬として使うことにしました。これが大当たりで、すっかり市民の人気者になってしまいました。
 きな子が死んでしまった今は、彼女の子供達が警察の広報犬として活躍していると言います。
 適材適所が大事なことは、犬も人間も同じようです。







2023/05/03 18:43:55|エッセイ
山菜の味
 こちら山口県に帰って来て1年9か月、筍やわらびなどを採っていると、採れる場所によって味が違うことを発見しました。
 筍は、京都や大分が美味しいと言われていますが、この辺で採れる筍にも違いがありました。小作人仲間のMさんが管理する山の筍は柔らかくて癖がありませんが、茶臼山の麓の筍にはえぐみがあります。
 わらびも、茶臼山山頂付近の高圧線の鉄塔付近のは、太くて粘り気があって美味しいのですが、別のところのは歯応えがあるばかりで美味しくありません。
 これって女性も同様なのでしょうかねえ。育つ場所によって味が違う・・・・・
 それにしても、山菜の味までわかるようになった僕は、すっかり田舎人になってしまったのでしょうかねえ。







2023/05/03 4:22:56|エッセイ
群と孤
 動物には、大きく分けて群で行動するものと、単独で行動するものがいます。
 狩りをするためには、群の方が効率的なので、狼やハイエナなどは群で行動します。また野牛やシマウマのように身を守るために群で行動します。
 一方、虎や豹のように単独で行動し狩りをするものがいます。狩りの効率は良くないのですが、獲った獲物は独占できます。
 犬は、狼の子孫で群で行動する遺伝子を引き継いでおり、猫は虎の仲間で単独で行動する習性を引き継いでいます。だから犬は人によく懐き尻尾を振って来ますが、猫は餌が欲しいとき以外は人に無関心です。
 人間にも、群派と孤独派がいます。一人では落ち着かない人と、人と一緒だと落ち着かない人がいるのです。
 誰にでも話し掛けたくなる僕は群派で、人見知りの激しい飼い主さんは孤独派のようです。







2023/05/02 6:16:56|エッセイ
チロ
 子供の頃、田舎の家で犬を飼っていました。妹が「チロ」と名付けたとても人懐っこい犬でした。でも、チロは調子が良いだけで、我慢するとか教えを守るという気持ちは希薄でした。ご飯を与えて「お預け」と言っても、人がちょっと目を離すとすぐに食べていました。確かに、目の前に餌を置かれて食べるなと言われるのは酷なのかも知れません。
 ある日のこと、昼過ぎから会社のメンバーがみんな出掛けてしまい、残されたのは僕一人になりました。オフィスには、昨日の懇親会で余ったビールや焼酎、つまみが残されています。誰も見ていなくて、部屋には酒、これを我慢しろという方が無理です。
 ということで、オフィスでキュッと一杯やってから帰り、電車の中ではすっかり良い気分でした。
 僕には、お預けの餌を食べたチロの気持ちがよく理解できます。