男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/06/02 4:38:12|エッセイ
悲しい習性
 ラバは、馬とロバの混血で、一代限りの動物です。粗食に耐え、重労働にも耐えるので、家畜として飼われています。
 グランドキャニヨンに行ったとき、ラバがいました。観光客を乗せて谷底まで降りて行くために飼われているのです。
 ある嵐の夜、小屋が壊れてラバ達が逃げました。しかし飼い主は慌てませんでした。嵐が去った後で、ゆっくりと谷を降りていくと、谷底の小屋にみんな集まっていたのです。広い自由な世界があるのに、他に行くところを知らない悲しいラバの習性です。
 僕は、飲んで帰りが遅くなることがありますし、飲んでいて女性と意気投合することもあります。でも悲しい習性の僕は、ラバと同じで、結局真っ直ぐ家に帰ってしまうのです。







2023/06/01 5:32:08|エッセイ
寿命
 人生50年と言われた昔に比べると、日本人の寿命も随分と延びました。2022年現在の平均寿命は、男性が約81歳、女性が約88歳です。また、日本人の最長寿記録は、明治生まれの田中力子で、119歳まで生きました。
 ネットの記事によると、動物には随分長く生きるものがいるようです。ある種の亀は184歳で今も生きているし、ホッキョククジラ(北極鯨)は200年以上、ある種のサメ(ニシオンデンザメ)は400年、ある種の貝(アイスランド貝)は500年以上生きていたと言います。
 記事では、これらの長生きの理由を分析すれば、人間の長寿化にも応用できるのではないかと結論付けていました。
 でも我が家には、そんなことをしなくても、世に憚って随分長生きしそうなのがいます。







2023/05/31 4:52:05|エッセイ
タガメ
 テレビで、タガメについて放映していました。タガメは里山の田んぼなどに生息する体長5、6センチほどの水生昆虫で、獰猛な水中のハンターと言われています。
 映像では最初に、泳いで来た自分より大きいトノサマガエルを素早い動きで掴まえ、お腹に針を刺してしびれ薬と消化液を注入し、ゆっくりと融けた肉を吸って行く様子を流していました。次には、身体のヌルヌルした泥鰌(どじょう)を掴まえて食べる映像が紹介されていました。がっちりとカマで掴まえて、抑え込んで食べていました。
 圧巻は最後の映像で、体長20cmもあるマムシを掴まえるのです。マムシも猛毒を持つ蛇、それを前足のカマで掴まえて格闘が続きますが、3分後にはマムシの方が動かなくなっていました。
 小さな昆虫が、何十倍もある生き物を掴まえて痺れさせ、食べてしまう姿は、まさに驚きです。
 人間にも似たケースがあります。我が飼い主さんは、身体も大きく力も強い僕を捕まえてがんじがらめにし動けないようにして、給料をそっくり吸い取っています。







2023/05/30 7:14:15|季節の花と写真
雨
 中国地方も梅雨入りしたとのこと、今日も一日けっこう降る予報で、しばらく雨の日が続きそうです。
 こんな日は、ミニバイクや自転車が行動手段の僕は、身動きが取れず、山にも海にも畑にも行けません。
 昔から、「土方殺すに刃物はいらぬ。雨の3日も降ればよい。」と言われて来ましたが、僕も同じです。
 今日は、何をして過ごしますかねえ・・・・・
 庭の紫陽花は、雨に元気です。







2023/05/30 4:50:41|エッセイ
それぞれの生き方
 カナダの西海岸の川に、産卵のためにたくさんのベニザケが遡上して来ます。ここでは、メスをめぐるオスたちの激しい戦いが繰り広げられます。
 ベニーと名付けられた1匹のオスのベニザケがいました。ベニーは、パートナーのために川底に穴(産卵床)を掘ります。そこに他のオスがやって来て、メスを横取りするために、ベニーを攻撃し始めました。次から次へとやって来て、咬みついたり、体当たりをして攻撃します。メスは、じっとその様子を見ています。
 最初の日は5匹の攻撃にも負けず闘っていたベニーですが、翌日には疲れのせいか劣勢になってしまいます。そのとき、メスがベニーを攻撃しました。弱ったオスに用はないと、追い払ったのです。
 強いオスがメスの気を引き、産卵にこぎつけます。産卵の瞬間、横から比較的小さいオスが割り込んで来て、精子を振りかけました。自分では努力も闘いもせずに、楽して子孫を残そうとしたのです。力で闘うものと、横からちゃっかり失礼するもの、鮭にもいろいろいます。
 どこの世界にも、要領が良いのがいるのです。