男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/08/17 4:23:25|エッセイ
民主主義と多数決
 日本は、民主主義国家です。本来、全員一致で決められれば良いのですが、それができないときは多数決によることになります。
 結婚したばかりの頃、僕は部屋でたばこを吸っていましたが、飼い主さんは何も言いませんでした。子供ができたとき、「あんた、赤ちゃんの健康に悪いから外で吸いなさい。」と言われて、外で吸うようになりました。
 それから20年の歳月が過ぎ、子供達は2人ともたばこを吸うようになりました。しかし家の中で吸うことは禁じられ、寒い冬でも3人でベランダに出て吸っています。
 我が家では、独裁政権が横行し、多数決とか民主主義はないのです。







2023/08/16 22:13:10|茶臼山
茶臼山584日目

 僕の茶臼山千日回峰行584日目の今日は、楽々コースから中央の尾根の急登に抜けるB2ルートからでした。
 登るときは、浜辺で4時間もつっ立てた後なので足取りも重く、汗をかきながらヨタヨタと登りましたが、山頂の寒暖計は28℃、風通しの良い木陰で落ち着けばそんなに暑くありません。小1時間ほど本を読んで下りて来ました。
 夏の修行は、けっこう身体に堪えます。







2023/08/16 4:59:31|エッセイ
たばこ
 たばこには、癒しの効果があります。戦争映画で、戦闘の後で兵士たちが美味しそうに吸っている場面が良く出て来ます。また、試験など緊張の後などは、本当に美味しいと思います。
 たばこの害が叫ばれていますが、害だけではなくきっと良いところもあると信じています。
 最近は、全体の喫煙率は下がっているものの、女性の喫煙者が増えていると言います。あるときスェーデンから来た人も、同じようなことを言っていました。
 女性でも、オードリー・ヘップバーンのような美人がクラブでゆったりと吸っている姿は、本当に絵になりますが、若いおねえさんが、通りを歩きながらプカ〜ッと吸っている姿には、どうにかならないものかと思ってしまいます。
 たばこを吸うにも、おしゃれ感覚が欲しいものです。







2023/08/15 16:24:52|小説「学校の怪談」
学校の怪談−10−(最終回)
学校の怪談−10−(最終回)

 その日の夜も、次の日の夜も、由美子はやって来た。人が眠ってしまう時間にやって来ては楽しい時間を過ごし、巡回のときは光山と一緒に校内を回ったりした。そして朝早く夜が明ける前には帰って行った。
 宿直の日の最後はお盆が開けた夜であったが、由美子は来なかった。夏休みが終わる前に一度宿直があったが、そのときも由美子は来なかった。光山は、あの夜のことは誰にも言えなかったが、しかし由美子のことは知りたかった。
 登校日の日に、光山は教師の瀬戸山に「内藤由美子って生徒がいたのを知っていますか。」と聞いてみた。瀬戸山は、なぜ内藤を知っているのかと聞いた後で、ゆっくりと話し始めた。
「内藤は、まだ在学中に死にました。ある教師との不倫の恋が原因でした。好きになったのは内藤の方だったようですが、それが親に知れてしまってひどく責められました。親は校長のところに怒鳴り込んで来たようでしたが、穏便に済ませたい校長は男性教師を、すぐに転勤させました。しかしそのことを嘆いた内藤は、自殺をしました。それも学校の体育館で睡眠薬を飲んで死んでいたのです。その後、男の教諭の方も、転勤先で交通事故に遭って亡くなったとのことです。」
「で、彼女が死んだのはいつ頃なんですか?」
「そうですねえ、もう7、8年前になりますかねえ。お墓も学校の裏のあの墓地なんですよ。」
「そうですか。」
 そこまで聞くと急に寒気を覚え、その日はそのまま早退した。その夜は、かなりうなされていた。体温を測ってみると40度もあった。
 翌日は、学校に連絡して休みをとった。そしてその翌日、出勤するとすぐに準備していた辞表を校長に差し出した。
             −完−







2023/08/14 23:05:54|小説「学校の怪談」
学校の怪談−09−
学校の怪談−09−

 光山もこれまでに性体験はなく由美子もないようでお互い不器用ではあったが、二人がひとつになるのに時間はかからなかった。不器用でしかも不十分な愛撫の後、光山はゆっくりと由美子の中に入って行った。
 ことが終わったあとの余韻の時間、由美子は光山の腕枕で手を胸に這わせていた。
「先生、好き!」
「ああ、僕も由美子さんのこと、大好きです。」
「由美子さんだなんて、由美子でも由美でもいいですから、”さん”なんかつけないで下さい。」
「好きだよ、由美!これでいい?由美子さん。」
「あらっ、また言ったわ。」
「アハハッ!」
二人は、声を揃えて笑った。
「こんなきれいな由美と、こうしていられるなんて、僕は幸せだよ。」
「あら、私だって嬉しいわ。先生の姿を見掛けたときから好きになったんですもの。」
「そう言えば、僕も独り者だからスーパーにはよく行くけど、あまり由美のこと見掛けなかったよ。」
「私は、陰から見ていたからよ。ストーカーじゃないけど、そっと遠くから見ていたのよ。」
「そうだったんだね。」
二人は、お喋りをしたり、キスや愛撫を交わしながら時間を過ごした。
 楽しい時間は過ぎるのが早い。そうしている間に、東の空が白み始めて来た。
「私、帰らなくっちゃ。先生に迷惑がかかっちゃうわ。」
「まだいいじゃないか。5時過ぎまでは誰も来ないよ。」
「いいえ、駄目なの。帰ります。また今夜来ますから。」
そう言うと、由美子は急いで宿直室を出て行った。
         ―続く―