男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/04/03 5:50:41|エッセイ
たばこ
 たばこには、癒しの効果があります。戦争映画で、戦闘の後で兵士たちが美味しそうに吸っている場面が良く出て来ます。また、試験など緊張の後などは、本当に美味しいと思います。たばこの害が叫ばれていますが、害だけではなくきっと良いところもあると信じています。
 最近は、全体の喫煙率は下がっているものの、女性の喫煙者が増えていると言います。あるときスェーデンから来た人も、同じようなことを言っていました。
 女性でも、オードリー・ヘップバーンのような美人がクラブでゆったりと吸っている姿は、本当に絵になりますが、若いおねえさんが、通りを歩きながらプカ〜ッと吸っている姿には、どうにかならないものかと思ってしまいます。
 たばこを吸うにも、おしゃれ感覚が欲しいものです。







2025/04/02 5:03:55|エッセイ
酒と料理
 僕は酒が好きです。日本酒、焼酎、ビール、ウィスキー、ワイン、ブランデー、ウオッカ、テキーラ、老酒などアルコールの入っているものなら何でも飲みます。女性と酒の種類で文句は言わない主義なのです。
 日本と西洋では、酒に対する考え方が違うと言います。料理学校でフランス料理も学んだ料理の達人のI3尉が言いました。
「日本と西洋では、酒と料理に対する考え方が違います。日本では酒が主役で、料理は“酒の肴”と言われるように脇役です。一方、西洋では、魚なら白ワイン、肉なら赤ワインのように料理に合わせて酒を選びます。」
言われてみれば、確かにそうです。
 でも、寒い日は、飼い主さんの作ったほうれんそうのバター炒めと豚肉でも、日本酒の熱燗を飲みます。
 酒は、副食に合わせることもありますが、気候にも合わせるのも良いですね。







2025/03/31 4:44:34|エッセイ
身体に良い酒の飲み方
 自衛隊にいたとき、同じ職場に2人のお医者さんがいました。
 あるとき、1人のお医者さんに聞きました。
「仮に僕が1週間に3升の酒を飲むとして、毎日5合ずつ飲むのと、1升飲んでは次の日は休むのと、どっちが身体に良いの?」
すると彼が言いました。
「車でも急発進、急停車は良くないでしょう。毎日、5合ずつ飲んでください。」
 僕はそんなものかと思っていましたが、確認のためもう一人のお医者さんに同じことを聞きました。すると彼が言いました。
「肝臓は、非常に再生能力の高い臓器です。1升飲んでも、次の日は休むようにしてください。」
 2人の言うことが違います。それであるとき航空自衛隊で一番偉いお医者さんに経緯を話して、同じように聞きました。すると彼が言いました。
「いえ、2人とも間違っています。飲むなら、月曜日に3升飲みなさい。あとの1週間は飲まずに済むでしょうから。」
 お医者さんでも、偉くなる人は考えていることが違うようです。







2025/03/30 4:51:49|エッセイ
銘酒とは
 僕は酒を飲みますが、酒にも高級な酒と大衆的な酒があります。
 日本酒でも、ウィスキーでも、焼酎でも、良い酒は喉越しが良く、二日酔いで翌日頭が痛いなどということもありませんが、安酒は喉に引っ掛かるだけでなく、酔い醒めも良くありません。でも貧しい僕は、安い酒しか飲めません。
 良い酒は、飲んでいるという実感がありません。スーッと喉を通過するからです。その点、大衆的な酒はいかにも酒を飲んでいるという実感があります。翌日になると、酒を飲んだという実感を嫌というほど味わわせてくれます。
 周囲の男性達の奥さんを見ても、優しくて良い奥さんと、なかなか旦那さんに対して強い奥さんがいます。優しい奥さんは、おとなしくて黙って旦那さんの言うことをきいています。おそらく家庭でも空気のような存在ではないかと思っています。
 酒も女房も、その存在を感じさせないのが、銘酒であり良妻なのです。
 その点、僕が飲む酒も飼い主さんも、しっかりとその存在をアピールしていて、エッセイのネタになってくれています。







2025/03/28 4:33:42|エッセイ
それはないよ!
 W君の奥さんは、会津生まれの色白美人です。
 岐阜にいた頃のある日、W君夫妻を呼んで4人で飲みました。二人とも、会津の人らしくかなり酒豪です。しばらく飲んで、酔いが回った頃、ちょっとだけ酔っていた奥さんが言いました。
「私は、酔っぱらうと裸になる癖があるの。自分でも、本当に悪い癖だと思う。だから、これ以上あまり飲みたくない。でもワインは好きだから、ワインを出されるとつい飲んでしまうのよ。」
 それを聞いた僕は、家にあったワインを全部持って来て、彼女に勧めました。さすが酒豪の彼女、ワインのグラスをグイグイ空けて行きます。彼女も酔って来たようで、だんだん呂ろ律れつが回らなくなっています。僕は、裸になるのももうすぐだと思いながらグラスにワインを注ぎ続けました。しかし、一向に服を脱ぐような気配はありません。
 そして2〜3本あったワインの最後のボトルが空になったとき、彼女達は「ご馳走様」と言って帰って行きました。
 下心を持っている男性諸氏よ、酔っているときの女性の言葉を鵜吞みにしないようしましょう。