くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/01/16 8:12:51|その他
有名人の墓地谷中
護国院にお参りをしました(左上)。正月元旦なのに御墓参りが多いのには驚きました。聞くと暮れにお墓を掃除して元旦にお参りをするのが習わしとのこと。私の田舎ではそういう習わしがないのですが、今年初めて、正月にお墓参りをしてきました。谷中墓地で一番人気は長谷川一夫の御墓(上真中)で花がきれることがないと地元の主が言ってました。左下は森繁家の御墓。右上は兼六園式の雪吊がありました。







2010/01/15 4:28:59|その他
谷中七福神「修性院(布袋尊)」
 幸福招来求める庶民の願望から発生した福神信仰、稲荷信仰、地蔵信仰等がありますが、特に盛んなのが七福神です。それまで別々に信仰されていた7つの神をまとめたもが七福神。「七」としたのは「仁王経」のなかにある「七難即滅七福即生」と言われてます。
 修性院の外塀はかわいらしい布袋尊タイル(上真中)、中に入ると迫力ある布袋尊(ご本尊)があります。この寺は境内に四季の花が咲き乱れることから、江戸の市民間で「花見寺」呼ばれていました(左下)。また「南総里見八犬伝」の作者・滝沢馬琴の硯塚墓と筆塚(左上)もあります。







2010/01/14 7:28:35|町並み
江戸最古「谷中七福神」
正月に谷中七福神めぐりに行ってきました。谷中という地名は上野台と本郷台の谷間に位置していることにちなみ、下谷に対して付けられました。江戸時代に徳川家康、秀忠、家光に仕えた天海僧正(川越の喜多院)の尽力で建立された寛永寺を中心に多くの寺院が集められた門前町として発展した。
 写真は赤紙仁王として有名な「東覚寺」。自分の身体の悪い所に赤紙を貼って祈願します。私も貼ってきました。あっとゆう間に赤紙が増えました(右上)。ほかの七福神には神社も入ってますが、谷中七福神はお寺だけ。







2010/01/13 8:11:16|きのこ
真冬のジャガイモタケ(県絶滅危惧種)
1/11川越市内を散策していたら、ヘンスの向こう側になんと県絶滅危惧種のジャガイモタケがありました。今年は運のいいこと。上は樅の常緑樹で霜よけになり、ヘンスと建物で寒風が避けられる場所でした。このキノコを擦ると表面が黒くなり、ヨードホルム臭と言われていますが、私にはキノコ臭でした。1月に発生しているのは珍しい。持ち主に断って採集して県立自然博物館に、採集日、場所、名前等を記入して送りました。博物館では23年ぶりとのことで私が3人目。右上の黄色いところは雑菌に侵された場所。目盛りは1cm.







2010/01/12 6:46:58|町並み
仏教寺院に改築されたバンディア・クデイ寺院
バンディア・クデイ寺院はヒンドゥ教寺院として建てられたものが仏教寺院として改築されました(左上と真中)。その後も増改築が繰り返された遺跡。この名前はクメール語で「僧坊の砦」の意味で学問の場でした。これも上智大学のアンコール遺跡調査対象になってます。ここで大量の仏像が発見されて話題になっています。今も多くの僧がすんでいます。右上はシエムリアップ市内で撮りました。