くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/03/22 5:44:34|その他
現存する最古級洋風建築「旧本庄警察署」
昨日、本庄市の近代建築をみてきました。明治16年に建てられた旧本庄警察署は、本格的な洋風建築で、当時のまま存続し、県指定文化財です。秩父困民党事件がおきた時代なので、明治政府の近代化への治安警備のためにつくられたのかも。現在は市立歴史民俗資料館。
ベランダの柱は古代ギリシャのコリント(上真中)洋式で、アカンサスの葉(右上)が彫られています。二階には円形窓。昨日は春の嵐で川越線が遅れて大変でした。








2010/03/21 5:50:33|その他
弥太郎と三菱
岩崎弥太郎は土佐藩の行っていた海運業を引きついて、三菱を興しました。陸軍用地であった丸の内の土地を明治23年に政府から一括購入した。二代目が英国人建築家コンドルに丸の内洋風建築である旧三菱一号館の設計を任せて建設しました。明治40年代には、この地を「一丁倫敦(ロンドン)」と呼び、人々に親しまれました。しかし、昭和43年に三菱一号館も姿を消しました。昨年、三菱一号館が当時敷地に、復元されて美術館になりました。








2010/03/20 6:47:02|その他
花は人寄せ「吉野梅郷」
昨日、吉野梅郷にハイキング仲間と行ってきました。平日なのに人が多いのには驚きました。ここは江戸時代から実梅の生産地として、また、観梅の名所として庶民に親しまれ、現在も樹齢百年超す古木をはじめ約2万5千本の梅があります。
鶴岡八幡宮鎌倉のイチョウが折れたように、先日の春雪の重みで枝が、かなり折れていました(左下)。この連休は人が出そうです。







2010/03/18 6:50:51|その他
輪王寺大猷院二天門
輪王寺大猷院二天門(雷門)は石段上にある門(左上)。八脚楼門入母屋造りで、正門軒唐風下の大猷院扁額(建物の中心にある表札)は後水尾上皇が書いたものです。正門左右柵内には「持黒天」、「広目天」があり、背面には「風神(上中央)」「雷神(右上)」が安置され災難等の護りになってます。*楼門は二階建門。左下は杉の下にあったザゼンソウ(座禅草)







2010/03/17 7:54:04|その他
輪王寺大猷院(だいゆういん)
輪王寺は日光山中にある寺院群の総称で、堂塔は、広範囲に散在しています。大猷院は徳川3代将軍・家光の墓所で、後光明天皇から偉大な仕事をしたということで「大猷院」法号を与えられました。1651年(慶安4)、48歳でこの世を去った家光の遺言を受け、4代将軍家綱の命により、1653年(承応2)に完成した。東照宮の建築が白と金を基調にし、黒の縁取りをしているのに対して、大猷院は黒と金が基本で、縁取りは赤。また東照宮は神仏習合(神仏混合)だが、大猷院は純粋な仏式で興味深い(輪王寺資料より)。