くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/04/12 7:53:09|その他
蓮馨寺日鑑(公用日記)
川越の蓮馨寺日鑑(公用日記)が新たに埼玉県指定文化財に指定されました。この日鑑は正徳4年(1714)から慶応2年(1866)にかけて書かれたものです。その内容は壇林、祭礼の記録、川越藩、増上寺、門前町等に関するものです。正徳から幕末にかけての本県を代表する寺院日鑑で、川越の歴史にも影響を与えるかも。右上は一番古い日鑑。等鑑=日鑑。左下は壇林の教科書>
明日は休み








2010/04/11 6:57:31|川越
市指定蓮馨寺の「蓮馨尼の墓」
川越の蓮馨寺は室町時代の天文年間に後北条の重臣として、川越夜戦でも活躍した大道寺正繁の母蓮馨尼が開基しました。女性なので感誉常上人を招き開山しました。永禄18年(1567)に蓮馨尼が亡くなると息子正繁が上尾より母の菩提を弔うために寺を現在地に移しました。しかも、徳川家康の時代、浄土宗関東18檀林(僧侶の学校)の一つ。今も修行僧がいます。
左下の写真は蓮馨尼の墓。水鉢の龍頭は日展評議員・東京学芸大教授橋本次郎の彫刻です(右上)。







2010/04/10 7:22:23|その他
笛吹川対岸の桃の花
青春18切符の有効期限が切れるので、桃の花を見に山梨市駅等に行ってきました。笛吹川対岸に広がる扇状地は「桃源郷」と呼ばれるにふさわしく生産量日本一を誇る桃の栽培地区になっています。丁度桃の交配の時期でした(右上)。今、交配して6月下旬から7下旬に収穫だそうです。苗木を植えてから2-3年目に収穫ができて、7年めあたりから採算が合うとのこと。今日、明日が甲府では「信玄公祭り」です。







2010/04/09 4:14:05|町並み
日本三大長谷観音(古河)
>古河の総合公園は幾度も訪ねていますが、桃の季節は行きそびれています。
ここは日本一の花桃の里です。3/20-4/5が古河桃まつりでした。
菊桃、シダレ源平桃等の種類があり、2000本の桃が開花します。まだ、かなりの桃が開花して花見の人が多数いました。
長谷観音は、古河城の鬼門除として明応2年に古河公方足利成氏が鎌倉より勧請したものです。歴代古河城主が祈願を込めたところとされています。鎌倉、大和の長谷寺とともに日本三大長谷観音のひとつ。
>大煙突の映像の方はたどりつきましたか。
環境問題の原点なのでそのうちに写真を撮りにいきたい。








2010/04/08 8:47:19|町並み
川越夜戦で敗れた古河公方の館跡
歴史と花桃里古河に行って、古河公方館跡を見てきました。室町時代、当初鎌倉にあった関東公方が、康正元年(1455年)、足利成氏の代に室町幕府と対抗し敗れ、下総古河に渡りうつり、古河公方になりました。この館は足利成氏の別館で、鴻ノ巣御所とも呼ばれていました。その後足利春氏(古河公方)は、川越夜戦(河越の戦い)で川越の後北条と戦って敗れました。
この館跡(左上)が古河総合公園の中にあります。写真の上真中と右は古河公方の堀跡。
花桃の種類は矢口桃と言われている八重咲き。ここでは梅と桜の間に開花します。