くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/04/18 11:17:30|植物
桜のめしべが葉に変化した八重咲きの品種
八重咲きの桜品種の花は、花びらばかりのように見えるますが、めしべが葉に変わったものもあります。例えばイチョウ(一葉)という品種のおしべは花弁に、一本のめしべは葉に変化します。これを葉化といいます(右上の緑色)。当然種子はできません。

フゲンゾウ(普賢象)という品種のおしべは花弁に、二本のめしべは葉に変化して長く突き出します。この葉化した二本のめしべ(下段)は、葉ですが、象の鼻に例えました。それで普賢菩薩が乗る白象にみたてて付けられました。県立花と緑の振興センターの八重咲きの桜観察会。







2010/04/17 7:00:18|その他
田島ガ原のサクラソウ
花が桜に似ているのでこの名がつきました。葉や花茎に白く縮れた毛が目立ちます。この写真はさいたま市田島ガ原で15日に撮りました。18日(日)サクラソウ祭りです。花に変異が多いので江戸時代より園芸植物として親しまれていました。昔と比較するとサクラソウが減り、ノウルシ(左下)が増えているように見えます。でもノウルシや ノカラマツは絶滅危惧種。







2010/04/16 5:42:50|町並み
洋風海苔巻
テレビを見て、夕食は洋風海苔巻きを作りました。スライスチーズ、肉のそぼろ煮、シソ、シイタケ入れて巻きました。海苔を半分に切ると「まきす」使わないで簡単にできました。その他に家にあったメンタイコや漬けマグロも巻いてみました。寿司の好きな私にあう。







2010/04/15 6:04:58|川越
県指定「老袋の万作」
4/11老袋の万作を見てきました。万作芸には「手踊り」と芝居の「段物(だんもの)」があります。戦前は村々で、最も流行していた農民芸でした。今は埼玉でも残っているのが少なく、県指定文化財です。昔は農家の座敷が舞台で行われ、見物人は庭で見ていました。踊りは下妻踊りで3-5人、歌は1-3人くらいという。子供たちもこの伝承を残すため熱心にやっていました(上真中)。
熟年が多いので芝居のセリフを覚えるのが大変とのこと。場所は老袋氷川神社。







2010/04/14 0:42:02|その他
市指定「砂久保陣場跡」
友人の案内で、天文14年(1545)の川越夜戦(4/8に記載)のとき上杉憲政陣営が本営を置いたと伝わる砂久保陣場跡に行ってきました。小田原記(後北条)の砂窪とは、この場所。しかし、具体的な陣の場所、合戦などすべてについて伝わっていないという。現在、砂久保陣場の伝承地は、砂久保の稲荷神社付近になっているがその根拠はないそうです。