明けましておめでとうございます。
本年も何卒ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
さて、今年最初の在日協事務局掲示板では、憩の園入居者の書き初めの写真を
紹介しています。
このような写真は、入居者の方々からの新年の挨拶として、活用されることが多いです。
その写真・・・
背景を見てクリスマスの飾りと正月飾りが同居していることに、
お気づきになられましたでしょうか?
日本ではクリスマスが終わりますと、直ちにクリスマス飾りを片付け、
続いてお正月の飾り付けをし、新年を迎えるのが通例かと思います。
しかし、憩の園ではこの2つのビッグイベントの飾り付けを同時に行い、
松の内が終わる頃、同時にどちらの飾りも片付けます。
最初は何となく違和感を感じましたが、慣れてまいりますと
どちらの飾りも長く楽しんだ方が良いと思うようになるものです。
憩の園では、書道をサークル活動として行っています。
1世の方でも日本語を書くのはちょっと苦手・・・、また2世では日本語を話すのを
苦手とする方が少なくありません。
従いまして、入居者にとりまして、書道は少々ハードルの高い日本文化だと思います。
しかし、ブラジルの日系社会では、日本で想像されている以上に、日本の伝統文化を
大切に継承しています。
ある意味では、日本人が忘れかけている「古き、良き日本」が、
ブラジルの大地には根づいていると言えるでしょう。
今年こそ、旅してみませんか・・・ブラジルへ。
<H.Takahashi>