| |
| エジプトで狭山茶をPRする川内優輝選手(左から3人目、県提供) |
フルマラソンで3大会連続優勝と波に乗る公務員ランナー(県立春日部高校定時制職員)の川内優輝選手(25)。1月のエジプト国際マラソンでは、宣言通りコースレコードで日本の強さを証明したが、「狭山茶をPRする」との約束もしっかり果たした。
川内選手は、大会出場を表明した昨年10月の記者会見で「エジプトで狭山茶をPRして相互理解を深めたい」とコメント。それがきっかけで今年1月に行われた県職員表彰式の際、狭山茶業農業協同組合からPR用に狭山茶の小パックを贈呈された。
その際に「強い日本を見せるため、コースレコードを狙う。また、埼玉が誇る狭山茶を、お茶が大好きなエジプト人にしっかりPRしてきたい」と決意を語っている。
大会は1月18日にエジプトのルクソールで開かれ、川内選手は2時間12分24秒の大会新記録で見事優勝。一方、狭山茶のPR活動では、2日間の滞在中にマラソンの参加者や大会関係者のほか、首都カイロの日本人学校の生徒や教員、現地のガイド、ホテルやレストランの従業員らに小パックを手渡し、「埼玉の狭山茶」「日本の高級なお茶」などと説明した。大会会場で子どもたちに渡した際には「チャイ(お茶)、チャイ」と取り囲まれ、喜ばれたという。
帰国後は関係者に狭山茶PR活動に関する報告書や写真、お礼の手紙まで出すという徹底ぶり。「現地の方々には非常に好評だった。将来的な狭山茶の輸出先として、人口8千万人のエジプトは十分魅力的な市場と感じた」と感想を述べている。