男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/05/10 4:56:26|エッセイ
見本と売り物
 西瓜が店頭に並ぶ季節になりました。
 その昔のある夏の日のこと、僕は、飼い主さんの買い物のお供でスーパーに行きました。飼い主さんが買い物をしている間、暇な僕は食品売り場をうろうろしていました。野菜売り場の前に来たとき、店員が西瓜を売っていました。見本品を切って客に食べさせながら「おいしいよ。」を連発しています。
 僕は、見本の西瓜を試食しながら、「この見本と売っている物は同じ物か。」と聞いてみました。店員は、同じだと言いました。そこで「じゃあ、後ろにある見本品の方を売ってくれ。」と言ってみました。すると店員は、「それは駄目だ。商品の方を買ってくれ。」と言います。「同じならいいじゃないか。」と言うのですが、店員は頑としてききません。
 結局、西瓜は買いませんでしたが、どうやら見本の西瓜と売り物では物が違うようです。
 仲人口を信じて結婚して、これは本物じゃなかったと思うことはけっこうありますね。







2025/05/09 4:44:01|エッセイ
本当に聞いた話?
 ある先輩が言いました。
「これは人から聞いた話だが、その人がメキシコのバーでホステスの女の子と一晩遊んだそうだ。次回もその店に行ったのだが、そのときは別の女と遊んだ。するとその店で悪い評判が立った。その先輩は最低だと言うのだ。」
 同じような話は、昔の吉原でもあったようです。同じ廓では、同じ人と裏を返して、馴染みにならなければならず、他の女を買うことはご法度なのです。
 先輩は、話を続けました。
「メキシコでも、ひとつの店では、一人の女としなければならないんだ。」
 嫉妬という女心は、性を売ることを仕事にしている遊女にもあるのです。ましてや普通の女性があるのは当然なのかも知れません。
 それにしても、その先輩の話は妙に実感がこもっていましたが、本当に人から聞いた話なのでしょうかねえ・・・







2025/05/08 15:58:51|男の手料理
今日の昼食と昼酌

 今日の昼食はラーメンでした。
 いつもと違うのは作り方で、あらかじめ炒めた玉葱、モヤシなどを入れ、塩・胡椒、麺つゆ、砂糖などで味付けしたスープを作って、茹でた中華麺を入れました。商売品になる代物ではありませんでしたが、けっこう美味しかったです。
 昼飲みはバーボン、アテは昨日山で採って来た柔らか木耳(きくらげ)の玉子とじでした。








2025/05/08 5:19:16|エッセイ
何を食べれば・・・
 この歳になると、いろいろと体調不良になったり、あるいは病気になったりして、仲間内でもつい健康や病気の話が多くなります。
 ある日のこと、T君が言いました。
「昨日のテレビで言っていたのですが、100歳まで歩けるようにするには、肉をたくさん食べた方が良いみたいですよ。」
 確かに、動物性タンパク質は、元気に動くには良い栄養素だと思います。しかし大腸がんなどは、食事の西洋化に伴い肉食が多くなったために増えたと言いますし、血圧にも良くないと言っています。
 また、野菜を食べなさいとか、果物を食べた方が良いなどとも言います。
 そうすると、何を食べれば良いかわからなくなります。基本的にはバランスよく食べて、自分の体調に合わせながら微妙に食事療法をすれば良いのでしょうけど、二人の結論はちょっと違いました。
 何を食べてよいかわからないのなら、好きな物を食べて、好きな物を飲んだら良いということに落ち着いたのです。
 長くない人生、楽しく生きたいものです。







2025/05/07 13:53:50|男の手料理
昼食と

 今日の昼食も、昨日に引き続いて中華つけ麺でした。昨日は温かいのでしたが、今日は冷たいのにしました。そろそろ冷たいのが美味しい季節になりますね。
 昼食の後の昼酌用に、麻婆豆腐を作りました。作ろうとして豆腐の消費期限を見たら4月30日になっています。1週間も過ぎていますが、においを嗅いでも大丈夫そうなのでそのまま使いました。
 豆腐に当たると酷いと言います。もし明日の投稿がない場合、僕はどこかの病院で瀕死の状態にあるか、あるいは既にお空の上に召されているものと思って祈ってください。その際、香典もお忘れないようにお願いします。