男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/06/07 5:26:02|エッセイ
女が男を選ぶ基準
 多くの動物はメスが交尾相手のオスを選びますが、選ぶ基準には大きく分けて次の3つがあると思います。
 ひとつは力の強さです。けっこう多くの生き物のオスは、メスをめぐって争います。ときとして命を失うこともあります。そして力が強くて生き残った者にメスは交尾の権利を与えます。
 ふたつ目は、容姿です。孔雀などに見られるように、美しいオスほどたくさんの交尾のチャンスがあります。
3つ目は、財産、すなわち縄張りの広さです。小鳥のオスの多くは、高い木のてっぺんで囀(さえず)り、自分の縄張りの広さを主張してメスを誘います。
 人間も生き物のDNAを引き継いでいます。女性達は、生き物と同じように、マッチョや社会的地位で選ぶ者あり、容姿で選ぶ者あり、財産で選ぶ者ありです。中には、それら全部を求める女性もいますが、この辺が人間と動物の違いでしょうか。







2025/06/06 4:30:19|エッセイ
おっぱいの力
 乳母は、母親に代わって赤ちゃんに乳をあげる女性のことを言います。乳が出ないお母さんに代わることもあれば、金持ちや高貴な家では乳母を雇うのが習わしになっているところもありました。
 高貴な家で乳母になった女性は、時として絶大な権力を握ることがあります。枕草子にも、今までは同僚で召使いだった女性が、乳母になった途端に威張り散らして仲間を顎で使うようになったなどと書かれていますし、徳川家光の乳母だった春日の局は、幕府政治をも動かす権力を手にしました。おっぱいの力は、そのくらい絶大なのです。
 我が家の乳母は、亭主にちょっとおっぱいをしゃぶらせただけで、今では完全に家庭内の権力を掌握しています。







2025/06/05 4:26:37|エッセイ
あげまん
 随分昔のことになりますが、宮本信子主演の映画「あげまん」がありました。「あげまん」とは、隠語でセックスをすると男を出世させる女のことです。その逆が、さげまんです。
 最近、いろいろな女性についての話を聞き、あるいは歴史上の女性を振り返ってみると、確かに男を出世させるタイプの女性と男の出世を妨げるタイプの女性がいるような気がします。
 男を出世させるタイプにも、2通りあると思います。
 ひとつは、男に優しく接し、男をその気にさせて仕事に没頭させるタイプで、もうひとつは男につらく当たって仕事に追い立てるタイプの女性です。
 ソクラテスは、妻のクサンチッペが悪妻であるがゆえに、歴史に名を残す哲学者になりました。それゆえ、クサンチッペは悪妻であっても、あげまんなのです。
 一方、歴史上、国を滅ぼさせた女もたくさんいました。クレオパトラや楊貴妃などは、その美しさゆえに男を惑わせ、結果として国を滅ぼすことになりました。こういうのは、さげまんです。でも、さげまんは、傾国の美人と言われるように、大抵が美人です。
 そういう風に考えると、我が飼い主さんもあげまんなのかも知れません。







2025/06/04 15:48:14|エッセイ
不調
 昨日あたりから、何となく身体の調子が良くありません。体がだるく便秘気味で食欲がありません。今朝はテニスでしたがミスばかりしていました。
 帰って来て、小さい方の缶ビールを飲んでみましたが美味しくないので、ウィスキー、焼酎と替えてみましたが、一向に美味しくありません。酒が美味しくないなんて、僕はもうダメなのでしょうかねえ。
 飼い主さんも調子が良くないようで、微熱があるなどと言っています。夫婦で接触することもなく風邪がうつるようなことはしていないのですけどねえ。
 皆さんも、夏風邪にはご用心ください。
 なお、僕への生前香典は、いつでも受け付けております。
 テニスコートのある公園では、紫陽花が咲き始めていました。







2025/06/04 6:55:06|エッセイ
人それぞれ
 長嶋名誉監督が亡くなりました。
 彼が現役選手の頃、ジャイアンツには長嶋、王、張本などの強力打線がいました。
 ノムさん(野村)はキャッチャーでしたが、打者に対してボヤいていました。そのノムさんが言いました。
「張本さんに対してボヤくと本気になって殴りかかってきそうになって、ホームランを打たれた。王さんに対してボヤくと、全く無視してホームランを打った。長嶋さんに『昨日の銀座の女はどうだった。』とボヤくと、『良かったよ。今度一緒に行こう。』などと言って、やっぱりホームランを打たれた。」
 この逸話は、長嶋さんの性格をよく表しているように思いました。