男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/11/24 17:18:43|エッセイ
犬が心を開く
 茶臼山に登っていると、よく出会うおばさんがいます。無口で、こちらから挨拶をしても軽く会釈をするか返事をしないかのどちらかで、僕もいつしか挨拶をしなくなっていました。
 今日はNさんの愛犬竜王と茶臼山に登りました。竜王と一緒に麓の神社まで下りて来たとき、そのおばさんに出会いました。すると彼女は竜王を撫でながら、いろいろと話をします。竜王も、彼女が犬好きなのをわかっているのでしょう、じゃれついていました。
 心を閉ざした人の心を犬が開かせた話は聞いたことがありますが、今日はそれを目の前で見た気がしました。







2025/11/22 17:06:30|男の手料理
もつ鍋
 牛モツのシマチョウが安く買えたので、買って来てもつ鍋を作っています。
 僕は大好きなのですが、内臓物が嫌いな飼い主さんは絶対に作ってくれないので、自分で買って来て作るしかありません。
 材料はモツ、こんにゃく、キャベツ、ニラ、味付けは味噌、麵つゆ、砂糖、酒、にんにく、唐辛子で、すべて適量です。
 写真にはニラが入っていませんが、食べる直前に入れる予定です。
 出来上がりが楽しみです!







2025/11/20 18:06:04|茶臼山
山歩き1377回目

 昨日からパソコンのトラブルと格闘していましたが、ほどほどに目途がついたので茶臼山に登ってきました。今日は、中の急登と岩場が続くC2ルートでした。
 岩場をコケないように登っていると、パソコンのことなどすっかり忘れていました。
 山頂の気温は13℃、風もあって寒かったです。曇り空ながらら空気が澄んでいて、遠くには四国や九州が見えていました。







2025/06/10 4:50:14|エッセイ
裁き
 かなり昔のことになりますが、アメリカで夫婦喧嘩の末に妻に暴力をふるった男性への裁判があり、その判決が下されました。
 訴訟の原因は、夫が妻の誕生日を忘れたことから夫婦喧嘩になり、妻を殴ったことでした。これに対して、裁判長の下した判決は、次の通りでした。
「被告(夫)は、拘留から釈放後ただちに花束を買って妻のもとに行き、正装してレッド・ロブスターに連れて行くこと、更にその後妻と一緒にボーリングに行くべし。」
勿論、裁判長は妻の要望を聞いてから下した判決でした。
 何でも訴訟になってしまうアメリカですが、ちょっと微笑ましい裁判のニュースでした。







2025/06/08 5:59:05|エッセイ
男の友情
 人生において、友達は大事です。友達によって人生が大きく変わることさえあります。
 同期生のF君とは長い付き合いです。若い頃、初任地が一緒でしたし、お互いの結婚式の披露宴の司会をし合った、深い友情で結ばれた仲です。
 ある日、彼と一緒に飲みに行くことになりました。彼は奥さんのところに、帰りが遅くなる旨の電話をしていました。僕は、彼の日頃の言動から奥さんに信用して貰えないのではと思い、彼から受話器を取り上げて言いました。
「奥さん、僕がついているから大丈夫です。ご主人に決して変なことはさせませんから。」
 次に僕が飼い主さんのところに電話をしていると、同じように彼が受話器を取り上げて言いました。
「奥さん、僕がついているから大丈夫です。ご主人に決して変なことはさせませんから。」
かくして彼も僕も、美しい友情で共に助け合い、安心して飲みに行きました。
 しかし家に帰ったとき、飼い主さんが言いました。
「ふん、あんた達何をしていたんだか。Fさんがわざわざあんなことを言うなんて、余計に怪しいわ。」
 助け合う友達も、選ぶ必要があるようです。