男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/03/31 4:44:34|エッセイ
身体に良い酒の飲み方
 自衛隊にいたとき、同じ職場に2人のお医者さんがいました。
 あるとき、1人のお医者さんに聞きました。
「仮に僕が1週間に3升の酒を飲むとして、毎日5合ずつ飲むのと、1升飲んでは次の日は休むのと、どっちが身体に良いの?」
すると彼が言いました。
「車でも急発進、急停車は良くないでしょう。毎日、5合ずつ飲んでください。」
 僕はそんなものかと思っていましたが、確認のためもう一人のお医者さんに同じことを聞きました。すると彼が言いました。
「肝臓は、非常に再生能力の高い臓器です。1升飲んでも、次の日は休むようにしてください。」
 2人の言うことが違います。それであるとき航空自衛隊で一番偉いお医者さんに経緯を話して、同じように聞きました。すると彼が言いました。
「いえ、2人とも間違っています。飲むなら、月曜日に3升飲みなさい。あとの1週間は飲まずに済むでしょうから。」
 お医者さんでも、偉くなる人は考えていることが違うようです。







2025/03/30 4:51:49|エッセイ
銘酒とは
 僕は酒を飲みますが、酒にも高級な酒と大衆的な酒があります。
 日本酒でも、ウィスキーでも、焼酎でも、良い酒は喉越しが良く、二日酔いで翌日頭が痛いなどということもありませんが、安酒は喉に引っ掛かるだけでなく、酔い醒めも良くありません。でも貧しい僕は、安い酒しか飲めません。
 良い酒は、飲んでいるという実感がありません。スーッと喉を通過するからです。その点、大衆的な酒はいかにも酒を飲んでいるという実感があります。翌日になると、酒を飲んだという実感を嫌というほど味わわせてくれます。
 周囲の男性達の奥さんを見ても、優しくて良い奥さんと、なかなか旦那さんに対して強い奥さんがいます。優しい奥さんは、おとなしくて黙って旦那さんの言うことをきいています。おそらく家庭でも空気のような存在ではないかと思っています。
 酒も女房も、その存在を感じさせないのが、銘酒であり良妻なのです。
 その点、僕が飲む酒も飼い主さんも、しっかりとその存在をアピールしていて、エッセイのネタになってくれています。







2025/03/28 4:33:42|エッセイ
それはないよ!
 W君の奥さんは、会津生まれの色白美人です。
 岐阜にいた頃のある日、W君夫妻を呼んで4人で飲みました。二人とも、会津の人らしくかなり酒豪です。しばらく飲んで、酔いが回った頃、ちょっとだけ酔っていた奥さんが言いました。
「私は、酔っぱらうと裸になる癖があるの。自分でも、本当に悪い癖だと思う。だから、これ以上あまり飲みたくない。でもワインは好きだから、ワインを出されるとつい飲んでしまうのよ。」
 それを聞いた僕は、家にあったワインを全部持って来て、彼女に勧めました。さすが酒豪の彼女、ワインのグラスをグイグイ空けて行きます。彼女も酔って来たようで、だんだん呂ろ律れつが回らなくなっています。僕は、裸になるのももうすぐだと思いながらグラスにワインを注ぎ続けました。しかし、一向に服を脱ぐような気配はありません。
 そして2〜3本あったワインの最後のボトルが空になったとき、彼女達は「ご馳走様」と言って帰って行きました。
 下心を持っている男性諸氏よ、酔っているときの女性の言葉を鵜吞みにしないようしましょう。







2025/03/27 4:13:24|エッセイ
酒の効用
 酒は人の心を高揚させてくれます。その昔、ラブレターを書くとき、酒を飲んで書くと、情熱的な文章がどんどん浮かんできました。一生懸命書いたのですが、翌日素面(しらふ)になって読み返してみると、赤面してしまうような文章ばかりで、思わず破ったことが何回かありました。
 今、こうしてエッセイを書いていてもそうです。普段はなかなかアイデアが浮かばないのですが、ちょっと飲んでパソコンに向かうと、どんどん筆が進みます。でも翌日見ると、ボツにしてしまうものがたくさんあります。
 酒は、理性を捨てて、情熱を呼び起こすようで、アイデアは出て来るのですが、内容的にも文章的にも酷いものが多いです。
 そうしてみると、女性を口説いたり、恋を語るときは、お互いにちょっと飲んでいた方が良さそうです。
 恋に理性は邪魔ですから。







2025/03/26 13:01:17|エッセイ
世界を山分け?
 先日のNHKのニュース解説で、トランプは世界を3つの大国で山分けしようとしているのではないかと言っていました。
 トランプが南北アメリカを、プーチンがヨーロッパを、習近平がアジアを支配すると言うのです。
 少なくともトランプが言っていることにはその兆候が伺えます。カナダをアメリカの州のひとつにするとか、アイスランドを編入するとか、パナマ運河の主権を主張するなどは、まさに国家間の主権を侵すとんでもない発言です。
 極めて単純な発言ですが、怖いのは自国の利益に訴えており国民受けして支持は受け、それが実現の方向に向かうことです。
 我が国も、アメリカべったりでいると、いつ裏切られて中国に売られるかわかりません。かってキッシンジャーによって、頭越しにアメリカは台湾を捨てて中国を承認しました。
 プーチンも習近平も独裁的で、同じような野望は持っているでしょうから、放っておけばその通りになりかねません。我が国の立場をキチンと主張できる安倍さんのような政治家・総理に出て来て欲しいものです。
 すみません、今日も真面目な僕の本性が出てしまいました。