男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/01/19 7:25:13|エッセイ
別れ
 宮崎での単身赴任は、ちょうど2年間で終りました。東京への転勤です。
 別れの日、日向港からフェリーで東京に向けて出発しました。船の別れは寂しいものです。出発が夕暮れ時であったために、余計に寂しさがつのります。
 宮崎での単身生活は、僕の人生で最も楽しい2年間でした。たくさんの友達と、たくさんの思い出ができました。みんな陽気で親切な人達で、楽しい思い出ばかりです。それらたくさんの思い出を胸に秘めての別れは、本当に寂しいものです。
 たくさんの隊員達が、日向港まで見送りに来てくれました。仕事を終わってすぐに1時間以上もかかるところを見送りに来てくれたのです。
 僕は、彼等に何もできなかったけど、それでも見送りに来てくれる優しい心を持っている人達です。
 でも、見ると女性達の姿がありません。きっと僕に想いを寄せている女性達が、電柱の陰やフェニックスの木陰に隠れて涙を流している筈なのですが、どこを探しても、誰もいません。あれほど僕にサービスし、親切にしてくれた女性達の姿が、どこにもないのです。
 でも、考えて見ると、僕の隣には飼い主さんがいました。彼女達は、本当は見送りに行きたいけど、それがバレて家庭騒動になってはいけないからと気を使って身を引いたに違いないのです。それほど優しくて気配りのある宮崎の女性達なのです。
 見送りは、男達ばかりであったけれども、船がずーっと遠くに見えなくなるまで、無骨な手を力一杯振ってくれました。







2025/01/18 19:50:45|エッセイ
判定
 今日は、午後からチビチビ飲みながら、大相撲を観ていました。
 今日最後の取り組みは琴桜と豪の山でした。琴桜が勝ちましたが、勝負がついた瞬間どっちが勝ったのかわかりませんでした。結果的に物言いもつかず軍配通りになりました。相撲には行事がいますが、行事の軍配に疑問があるとき最終的に勝ち負けを判断するのは審判です。
 昨日は、審判の判定ミスで取り直しがありました。僅かながら俵に残っていた琴桜の足を、審判が俵から出たと判定して手を上げたのです。
 プロ野球では、ストライクかボールの判定は主審に絶対権があり、異議を唱えることは許されないようです。かってイチロー選手が、明らかなボール球をストライクと抗議して退場処分にされました。
 しかし、今は相撲でも野球でもテレビで中継されています。疑問のある判定に対しては何度もリプレイが放映されます。誤審をすれば、多くの視聴者から批難ごうごうでしょう。審判のプレッシャーも大変です。
 その点、我が家の審判は絶対的な権力で亭主に対して「あんたの負け」の判定ばかり下していますが、野球のリクエストのような制度が欲しいです。







2025/01/18 4:41:34|エッセイ
只の自由
 人類は、自由のために多くの血を流して来ました。フランス革命やピューリタン革命がそうでしたし、多くの独立戦争もそうでした。自由とは、血を流すのに値するくらい貴重なものだったのです。
 平成5年、僕は、国の命令ひとつで単身赴任と言う自由を得ました。そこにあったのは、妻や家庭から解放されたパラダイスとも言える世界でした。
 しかし2年の歳月が過ぎたとき、また東京勤務を命ぜられました。長い電車通勤と、束縛の日々になります。
 血も流さず只で得た自由は、長くは続かなかったのです。







2025/01/16 7:18:17|エッセイ
女傑
 歴史上、男勝りの活躍をして来た女性がいました。フランスのジャンヌ・ダルクや、我が国では北条政子などがそうで、女傑と言われています。
 宮崎にいた頃、高鍋のクラブ「潤」のママさんが、亡くなりました。60歳を少し過ぎた年齢でした。
 彼女は、堂々たる体格をしていて、店ではおっぱいを出したり、客とべったりくっついたチークダンスをしたりで、サービスは満点であったと言います。通常そんなサービスをすると同業のママさん達から嫌われるのですが、彼女の評判は決して悪くありませんでした。
 彼女は、高校の頃、両親を交通事故で失いました。そのとき彼女には、2人の弟がいました。彼女は、この地方の名門高鍋高校で常に成績が一番という優秀な生徒でした。まわりの人達は、彼女のことを惜しみ、資金は援助するから大学に進学するよう勧めました。しかし彼女は、それを断って水商売の道を選び、2人の弟を大学にやるまで頑張って、今では2人とも立派な社会人になっています。彼女は、2人の弟のために自分の人生を捨てて、水商売に徹したのでした。
 堂々とした体格で、結婚もせず、自分だけの生活を守り通し、一人で死んでいった彼女こそ、本当の女傑だったのだろうと思います。
 我が家にも女傑がいますが、彼女の場合は亭主に対して強いだけです。







2025/01/15 14:34:41|エッセイ
忙しい一日
 来月の今日が誕生日なので、今日から運転免許証とマイナンバーカードの更新手続きの受付が始まりました。図書館で借りた本の返却期限も迫っています。
 ということで、午前中のテニスの後で、警察署、市役所、図書館と回って来ました。警察も市役所も手慣れたもので、それぞれ15分程度で手続きが終りました。
 免許更新では、昨年10月の高齢者講習では0.6しかなかった視力(眼鏡使用の基準は0.6以下)もOKで、眼鏡使用の条件は付けずに済みました。この日のためにここ2カ月余り眼鏡をかけずに目を鍛えていたので、その成果が出たのです。目は鍛えれば期待に応じてくれましたが、女房だけはいくら鍛えてもその成果はなさそうです。
 また今回は何年振りかのゴールド免許、来月受け取って久し振りに見るのが楽しみです。