朧月夜−12−
翔子は驚いたように、「まあ、すごい。」とか、「彼は、こんなにはしてくれなかったわ。」などと言っている。私が、乳首を唇で挟み、舌で転がすようにすると、友紀は見られているのを忘れたかのように声を出してよがる。そして、私の唇が友紀の茂みの部分に達すると、友紀も大きな声を出したし、翔子の方も目を瞠っていた。 それからおもむろに身体を起こして、友紀とひとつになる。二人のひとつになった部分に目をやった翔子が、驚いたような顔をしている。私は、大きく動いたり、腰を回転させるようにしたりして、変化をつけながら律動を繰り返して行った。そんな行為のひとつひとつに、翔子は目を見張って感心している。やがて動きが激しく大きくなって、二人は最後を迎えた。友紀の額からも、私の額からも、玉のような汗がこぼれていた。 終った後で、私は友紀の部分をゆっくりと手で愛撫しながら、乳房を口に含んで、舌で愛撫を続けた。やっと友紀が昂りから醒めたところで、ベッドから降りる。 「さあ、交替、今度は翔子さんの番だ。でも、その前にシャワーを浴びて来るよ。友紀さん、いっしょにシャワーを浴びよう。」 友紀といっしょに浴室に行きシャワーを浴びる。二人で、汗を流していると、浴室のドアが開いて翔子が入って来た。すっかり裸である。 「私も、来ちゃった。」 ニコリと笑って、そう言う。 「じゃあ、二人で翔子さんを洗ってあげよう。」 友紀が翔子の身体に石鹸を塗り、私がタオルで擦る。 「翔子って、本当に可愛いわね。」 そう言いながら、友紀が翔子にキスをした。最初は軽いキスだったのだが、翔子も先程のキスを見ていたからか、次第に濃厚なものになっていた。私も負けずに、翔子の胸に唇を這わせた。翔子は身体から力が抜けてしまって立っていられないようなので、浴槽の縁に座らせてから二人で愛撫を続けた。 翔子がすっかり昂ぶったところで浴室を出て、そのまま翔子を抱いてベッドまで運び、再び愛撫を続ける。私が唇にキスをしていると、友紀は翔子の乳房にキスをしたり、秘めやかな部分を手で撫でたりしていた。 翔子は、すぐに感じ始めた。翔子の声が次第に大きくなって行く。やがて、我慢できないように身体を捩っていたが、私達は、半分意地悪するように、愛撫の手を緩めなかった。翔子の悩ましげな顔を見ていますと、友紀にも私にも嗜虐心のようなものが湧いて来る。 「お願い、止めて!」 翔子が叫んだ。 ―続く― |