朧月夜−09−
キスを返しながら、友紀が言った。 「お酒を、お飲みになります?」 「いや、今日は十分に飲んで来た。できれば水を一杯くれないか。」 友紀が運んで来てくれた水を一息に飲むと、ソファに座る。友紀も、横に並んで座る。 「会いたかった。」 そう言って、今度はゆっくりと友紀を抱いてキスをする。友紀も、しっかりと私の背中に手を回して、キスを返してくれる。友紀の身体から、軽いオードトアレの匂いが漂ってきた。その匂いが私の官能を刺激した。私は、いきなり立ち上がって友紀を抱き上げると、そのままベッドに運んだ。ベッドに下ろすと、上から被さるようにしてキスをしながら、着ている物を脱がせて行く。 友紀を裸にしながら、自分も着ている物を脱いだ。二人ともすっかり裸になると、私は、友紀の全身を愛撫していった。友紀も私を待っていてくれたのだろう、すぐに燃え上がった。私も気持ちは十分に燃え上がっているので、すぐにひとつになろうとするのだが、いざとなったとき自分の物が元気が出ない。今までにこんなことはなかったので、私は焦りを覚えた。ところが、焦れば焦るほど、自分の物が言うことをきかないのである。友紀が、「どうしたの?」と言うような顔をして私の方を見た。 「ちょっと飲み過ぎたみたいだ。」 「駄目なの?」 友紀が、寂しそうに言う。 「こんなこと、自分でも初めてなんだ。ねえ、君の手で元気にしてくれないか。」 「どうすればいいの?」 「手で、優しくしごいて欲しいんだ。」 友紀は、言われるまま私の物を掴んで、優しく上下に動かした。私の物は少し大きさを増したが、まだ固くなるところまで行かない。それでも私は起き上がって友紀に挑むが、すぐに元気を失ってしまう。 「もう一度、頼む。今度は、口も使ってくれないか。」 仰向けになった、私が言った。友紀はちょっと驚いたような顔をしたが、すぐに覚悟を決めたように私の物を手で掴むと、口に含んだ。 「舌を使って、優しく舐めるようにするんだ。」 友紀は、私の言葉に忠実に従って、優しく舌で愛撫してくれた。頭のいい友紀であるから、私がどうすれば元気になるか、反応を見ながら工夫をして愛撫を続けてくれる。大きく口に含んで、舌をねっとりと絡ませるようにして、愛撫を続ける。そんな友紀の優しい愛撫のせいで、私の物はすぐに元気になった。 ―続く― |