朧月夜−19−
眠りの後で酒の酔いも醒めかかっているのだろう、私の物は固く元気になっていた。 友紀は、身体を起こして私に跨って私の物に手を添えて、静かに身体を沈める。私の物が、ゆっくりと友紀の中に吸い込まれて行く。それから友紀は私の胸に両手を置いて、徐々に腰を上下させる。次第に私の快感が大きくなる。それを確認するようにしながら、友紀は腰を回転させ、次第に動きを大きく激しくしていく。途中いったん上体を私の上に倒して、キスをしながら、腰の動きを続けた。私も、しっかりと友紀にキスを返した。私も下から友紀を突き上げるように腰を上下させる。私の上下運動と、友紀の回転運動のリズムが一致して、二人の部分が一部の隙もないくらいに密着して動き、やがて私も友紀も一気に最高潮まで上り詰めた。 友紀が大きく痙攣を起こしたように身体を震わせたかと思うと、やがて身体から力が抜けて、私の胸に突っ伏した。再び、友紀は失神していた。二人は、後始末をする元気もないくらい疲れて、今度は長い眠りに落ちていた。 その後も私は、友紀のところに決まったように週に2回は通っていた。 しかし最近になって、少しずつ友紀の態度が違ってきていた。 今までは、私の言うことに対して素直に従っていたのだ、ここのところ私にいろいろと要求するようになっていた。 「もっと激しく動いて。」とか、「こっちもお願い。」とか言う。 そして行為そのものも、より大胆になっていた。私は、友紀がもっと大きな快楽を求めて言っているのだと思っていた。 そんなある日のことである。 私が友紀のところに訪れ、いつものように愛の行為を繰り広げていた。 友紀の全身をくまなく丁寧に愛撫して、ひとつになろうとしたとき、「まだ、待って!もっと、もっと身体を苛めてください。」と言った。 私は、あらゆる手段を講じて、もう一度友紀の身体を愛撫した。唇と舌と手を使って、乳房と秘部を同時に愛撫する。指を敏感な部分に挿入して激しく注挿を繰り返した。そして友紀が、いよいよ快感の極致に達したのを確認してからひとつになった。友紀も、自分から僕を迎えるように腰を積極的に動かしている。大きな悦びとともに最後を迎えたとき、私はそのまま友紀の胸の上に頭を乗せていた。 そのまましばらくじっとしていたが、よく見ると友紀は目に涙を浮かべていた。 ―続く― |