男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2025/05/22 4:38:50|エッセイ
言葉の乱れ?
 東京に勤めていたある朝の西日暮里駅でのことです。乗換えの改札口で、「おい、ちょっと待てよ」と言う言葉が聞こえてきました。見ると女子中学生が、先に行った男の子達に呼び掛けているのでした。
 その後でホームに来ると、今度は「おい、おい、何をモタモタしているんだよ」と大きな声で言っているのが聞こえてきました。見ると、老夫婦の奥さんが、旦那さんを急かせているのでした。
 これらの現象って、単なる日本語の乱れでしょうか、それとも女が強くなった証しでしょうか。







2025/05/21 4:18:23|エッセイ
性欲
 名奉行大岡越前守が、裁きの必要性から、年老いた母親に、「女の性欲は、何歳くらいまであるのか。」と聞いたとき、賢母は黙って火鉢の灰をかき混ぜたといいます。すなわち、焼かれて灰になるまで性欲はあると言うのです。
 それが本当かどうかは、男の僕には確認のしようがありませんが、越前の守の母親が言うのだから間違いないのでしょう。
 一方、男の方はどうでしょうか。僕は、最近一向に元気がありません。飼い主さんが、身を寄せて来ると、思わず逃げ出したくなります。年齢は、男の性欲を著しく減退させます。
 でも、救いの話もあります。名優チャップリンは、70歳を過ぎて父親になりました。その娘が、女優ジュラルディン・チャップリンでした。老いて、ますます元気になる男もいるのです。ただし彼は何度も奥さんを取り替えて、最後まで若い奥さんと一緒にいたのでした。
 僕だって、若い女性が相手なら・・・







2025/05/20 21:23:28|エッセイ
 あちこちから蛍の便りが聞こえて来るようになったので、今日は昼の酒を控え目にして、家から1Kmほどのところにある小川に蛍を見に行って来ました。
 いつも通る橋の近くに30匹ほどの蛍が、飛んだり草むらの中にいたりして、幻想的な光を放っていました。残念ながら、僕のカメラでは写真に撮ることはできませんでした。
 しばらくその姿を眺めてから家に帰り、我慢していた晩酌にありつきました。
「恋し恋しと鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす」
     江戸時代の都都逸より







2025/05/20 17:40:39|エッセイ
牛の母さん
牛の母さん

牛の母さん、優しい目
子牛が産まれたそのときに
その目はもっと優しくなりました


牛の母さん、優しいね
いつも子牛の背を舐めて
我が子可愛いと離れません


子牛に乳を飲ませるとき
母さん牛は目を細め
じっと子供を見ています


子牛は今日も元気です
だんだんやんちゃになりました
母さん心配そうに見ています


子牛が大きくなりました
子牛は売られてトラックに
母さん心配そうに見ています


トラックが行ってしまうとき
母さん牛は鳴きました
悲しい声で鳴きました


母さん牛の鳴き声は
山の向こうにこだまして
いついつまでも続きました


 今、我が山口県が産んだ悲劇の童謡詩人金子みすゞの本を読んでいます。永遠の文学青年の僕は、彼女に感化されて思わず書いてしまいました。







2025/05/20 4:09:22|その他
根付き鯵
 昨日、萩市に魚の買出しに行って、根付き鯵の刺身を買って来ました。美味しかったです。
 鯵は回遊魚で、海の中を泳ぎ回っています。ところが中に岩場などにドテッと居着いて、回遊しないのがいます。これを根付き鯵と言います。根付きは、鯖などにもいて、運動しないので脂がよく載っていて美味しいのです。
 我が家にもドテッとしていて脂がたっぷりと載ったのがいますが、こちらは煮ても焼いても喰えません。