朧月夜−16−
玄関に入ってすぐにキスをし、そのまま寝室に向かう。私は紙袋を出して、「今日は、これを着て欲しいんだ。」と友紀に言った。友紀は、「何かしら。」と言いながら、紙袋からコスチュームを取り出して見て、ポッと顔を赤らめた。 「ねえ、ここで着替えてみてよ。」 「えっ、まさか私が!」 「そうだ。」 「嫌よ、こんなの。恥ずかしいわ。」 「着るんだ。」 しぶしぶ、友紀は僕の言葉に従った。 「恥ずかしいわ、あっちを向いていてくださる?」 「いや、駄目だ。僕の目の前で着替えるんだ。」 友紀は、恥ずかしそうにしながらワンピースを脱いで、コスチュームを身に着けた。短いスコートから、白くて細い脚がスラリと伸びている。その姿を見ると、私は思わず膝まづいて、友紀の脚を抱き内股に口づけをした。友紀はちょっとびっくりした様子だったが、私の興奮している様子に安心したように、私の頭を優しく抱いた。私は、内股にゆっくりと唇を這わせて行き、やがてスコートの中にすっぽりと頭を入れると脚の付け根の部分を舌で愛撫して行った。友紀も、私の興奮に刺激されるように、息を荒くしていった。 私はいったん身体を離すと、友紀を抱き上げてベッドに下ろした。そしてコスチュームの上から乳房を揉みながら、唇を重ねる。後は、いつもの手順なのだが、このときの興奮はいつもの何倍も大きく、私の物はすっかり大きく固くなっていた。ミニのスコートの中に手を差し入れ、友紀の部分を優しく愛撫していく。 友紀も、同じように興奮しているらしく、いつもより大きな声を出している。そんな友紀の姿に、私は我慢できなくなる。いったんベッドから下ろすと、端に手をついてこちらにお尻を向けさせ、後ろから友紀の腰を掴むと、パンティーを下ろして自分の物に手を添えてひとつになる。固く大きくなった私の物が、一気に友紀の奥まで到達する。友紀もその刺激にお尻を振るようにする。それが、私により大きな刺激を送り込んで来る。私が激しく大きく動くと、あっという間に絶頂に達してしまう。友紀も、私の快感の大きさに影響されてか、僕に合わせるようにオルガスムに達していた。 その日から、私は友紀にいろいろなコスチュームを着せてセックスを楽しむようになった。友紀も、すっかりそのことに慣れていった。 ―続く― |