男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2024/12/14 4:27:08|エッセイ
疑われてるよ!
 単身赴任の頃は、よく飲みに行きました。社会勉強のため、仕事が終ると、毎日のように高鍋の夜の町に出掛けたのです。
 ある土曜日のことです。ゴルフから帰って来ると、家の鍵が開いていました。出掛けるときに鍵をかけ忘れたのかと、いぶかりながらドアを開けると、中に飼い主さんの顔がありました。
 部屋を見ると、掃除と共に、家捜しをした形跡があります。前回来たときの避妊具の残りの員数点検から、部屋に長い髪の毛が落ちていないかまで、いろいろ点検したようなのです。
 その夜、息子から電話があって、僕に言いました。
「父ちゃん、疑われてるよ。」







2024/12/13 17:51:55|エッセイ
耐えて来た半世紀
 我が家の居間兼食堂の部屋に、一鉢の観音竹があります。
 この観音竹は、結婚するとき飼い主さんの父親の鉢から株を小分けして貰ったもので、半世紀(50年間)ずっと我が家にあって、我が夫婦生活を見続けて来たのです。
 それにしても、僕も観音竹も、よく50年間メゲずに耐えて生きて来たものだと感心しています。







2024/12/13 5:32:44|エッセイ
犬の幸せ
 平成5年7月、宮崎県の新田原(にゅうたばる)基地に転勤することになりました。子供の学校の関係で単身赴任です。
 単身赴任は初めてのことなので、最初は、食事は大丈夫だろうかとか、家事は大丈夫だろうかと不安もありました。しかし、行ってみて安心しました。飲みに行っても、少々掃除や洗濯、食事に手を抜いても文句を言われることもありません。全く自由なのです。
 犬に幸せはあるかと考えてみました。飼い犬のポチは不幸です。餌は貰えますが、一日鎖に繋がれて自由がありません。一方、野良犬のブチは不幸です。自由はあるけど、餌に事欠きます。ゴミ箱を漁れば、人間に追い払われてしまいますし、悪くすれば保健所に掴まってしまいます。
 でも幸せはあります。放し飼いです。自由はあるし、お腹が空けば帰ってくれば良いのです。犬にとっては、放し飼いこそ一番の幸せなのです。
 単身赴任は、まさに放し飼いの状態だったのです。







2024/12/12 5:00:19|エッセイ
絶滅動物
 今、環境の変化のせいか、人類が捕獲し過ぎたせいか、多くの生き物が絶滅の危機に瀕しています。我が国でも、トキ、コウノトリ、イリオモテヤマネコ、アホウドリなどが絶滅の危機に瀕していて、環境省がこれらの保護に尽力しています。
 我が国でもうひとつ絶滅の危機に瀕しているのが、心優しい女性です。戦後のアメリカの占領政策によって、女性の権利が強く言われるようになり、それと共に急激に減少して行きました。しかし政府は、この流れを助長することはあっても、保護活動をしようとはしません。
 今、僅かに残っている心優しい女性達よ、どうかその優しさを保って、絶滅しないよう頑張ってください。







2024/12/11 6:46:39|エッセイ
マントヒヒの嫉妬
 アフリカ東部、エチオピアにマントヒヒが暮らしています。
マントヒヒは、オスは身体が大きく毛並みも立派ですが、メスは小柄で目立ちません。彼等は、数頭の家族が集まって群を構成しています。家族は1頭のオスと数頭のメス、その子供達で構成されています。
 父親は、家族に対してはとても優しくします。数頭のメスには平等に親切にし、子供達に対しても常に撫でたり毛繕いをしたりして労わります。
そんなオスが凶暴になるときがあります。ひとつは、メスが自分から離れたときで、もうひとつは、他のオスが自分の群のメスを奪いにやって来たときです。
 メスは、普段は常にオスから数メートル以内の場所に位置しています。ところが何かの理由でオスから離れて行ってしまった場合、オスは敢然とそのメスに襲いかかり、夫から襲われたメスはしばしばひどい怪我をします。浮気は許さないということでしょうか。
 もうひとつの争いは、メスの奪い合いのためです。いくつかの家族がひとつの群にいます。ちょうど長屋とかマンションのような関係で、多くの家族が日々一緒に暮らしています。すると隣の奥さんに気が行ってしまうオスがけっこうたくさんいて、ついちょっかいを出してしまいます。人妻のメスにちょっかいを出すオスと、守ろうとするオスの激しい戦いがしばしば起こるのです。
 メスをめぐる争い、草食性男子などと言われている今の若者にも、そのくらいの元気が欲しいものです。