男と女

「男と女」について、本当にあったことをエッセイに、夢や希望を小説にしてみました。 そして趣味の花の写真なども載せています。 何でもありのブログですが、良かったら覗いて行ってください。
 
2023/06/19 4:28:41|エッセイ
噂
 噂は怖いです。女性関係のゴシップともなれば、あっという間に広がってしまい、身の破滅をも招きかねません。
 単身赴任のとき、夜な夜な飲み歩いて、遅くなって終バスに遅れると女の子やママさん達に官舎まで送って貰うことが何度かありました。これでは官舎の奥さん連中に、どんな噂を立てられるかわかりません。
 そこで僕は、一計を案じました。飲み屋であったことを中心にエッセイを書いて、基地新聞に載せて貰ったのです。
 噂は秘密性があるからこそ広がるので、みんなが知っていれば噂になりません。
「奥さん、三好さんって夜な夜な女に送られて帰って来るけど知ってる?」
「知っているわよ。本人が基地新聞に書いていたわ。」
とまあ、こんな感じで終わってしまいます。
 お陰様で、あらぬ噂を立てられることもなく、無事に2年間の単身赴任生活を終えることができました。







2023/06/18 4:19:13|エッセイ
疑惑を避ける
 毎晩のように飲みに出掛けると、交通費がバカになりません。バスで通っているときは良いのですが、行きがかり上、9時半の最終バスの時間が過ぎると大変です。タクシーでも使おうものなら、飲み代より数倍も高くなってしまいます。
 そこで、同じ方向に帰る、酒を飲んでいない女の子に送って貰うことにしました。しかしいつも同じ車で送ってもらったのでは、あっという間に官舎の奥さん達の噂になってしまいます。そこで、日によって乗せてもらう人を変えるようにしました。そのためにハシゴ酒もしました。
 単身赴任が自由とは言え、それなりに苦労はあったのです。







2023/06/17 22:46:11|畑と釣り
可愛いキス

 今朝は、キス釣りに行きました。出掛けに飼い主さんが、「あんた、今日は夕方に息子夫婦が来るからね。4人分で40尾くらい釣って来るんだよ。」と言いました。
 息子の前で釣果を自慢したいし、勇躍出掛けました。ところがいけません。まるで魚影が薄いのです。3時間かけて10cmほどの可愛いキスが12尾だけでした。
 問題は、これを親子4人でどうやって食べるかです。見ていると、飼い主さんは大皿に入れて出していましたが、息子と嫁で「おいしい、おいしい」と言って、ほとんど食べてしまいました。
 釣果は少なかったけど、良しとしますかねえ。
 この次は、もっと釣って来ます!








2023/06/17 4:50:22|エッセイ
全て勉強のため
 小さな居酒屋でも、店を経営するとなると大変です。経理のことから税務申告、酒や食材の仕入れや調理、接客、女の子のリクルート、店の掃除、ごみ捨て、自らの健康管理等々しなければならないことが山ほどあります。
 それがどれかひとつでもうまく行かないと、あっという間に店をたたまなければならないことになります。
 長続きしている店のママさん達は、その辺のところを上手にやっているので、学ぶべきところはたくさんあります。
 僕が、単身赴任中、毎晩のように夜の街に飲みに行っていたのは、そういうママさん達から人生を学ぶためで、決して恋のアバンチュールを求めていたのではありません。
 ご理解いただけたでしょうか。







2023/06/16 4:28:04|エッセイ
リリアン
 居酒屋「かぼちゃ」のママさんの友達に、リリアンがいました。ブラジル人で、色の白い鼻筋の通ったとても美人です。
 日本の漁師さんと結婚して、高鍋の町に住んでいます。漁で留守がちな家をよく守り、舅や姑によく仕え、よく働くそうです。
 夫が漁から疲れて帰って来たときには、7時間でも8時間でもマッサージをするそうで、海で働く夫にもしものことがあっても、7年間は婚家にとどまる覚悟だとも言います。今の日本女性に失われたものが、ブラジルの女性に残っていたと、ママさんが感心していました。
 一方、我が飼い主さんは、よく言っていました。
「おなじ亭主が死ぬんならさぁ、公務がいいね。保険金の上に、賠償金まで付くでしょう。基地の外で死んだら、トラックに乗っけて基地まで運んで塀の中に放り込めばいいんだ。あっはっは〜。」
 亭主のいる目の前で平気で言います。
 僕は、ママさんに「リリアンの爪の垢を貰って来てくれ。」と頼みました。密かに、お茶かコーヒーに混ぜて、飼い主さんに飲ませるのです。薄めたのでは効かないだろうから、濃くして飲ませるのですが、多分、体に合わなくて、副作用で下痢を起こして、ほとんど効果はないかも知れません。しかし、何もしないで塀の中に投げ込まれるのを待っているよりは良いと思いました。
 しかし、結局爪の垢は貰えず、今日に至っています。