くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/03/18 5:45:34|町並み
だんだんの「松江城」
 松江城は千鳥城ともいい、全国に現存する12天守のひとつです。また天守閣は、現存する全国の城の中で、平面規模で2番目、高さで3番目、古さで6番目を誇ります。その天守閣は壁のない360度展望のきく望楼式で展望台・司令塔の役割をもっていた。国指定重要文化財です。
 右の写真の石垣は牛蒡積み。牛蒡積みは大きな石の部分を内に小さな石の部分を表にだして、石組にしては最も頑丈な積み方です。
 城は、城下町松江のシンボルで、松江開府の祖堀尾吉晴(ほりおよしはる)公が慶長12年(1607)から足掛け5年の歳月をかけて、慶長16年(1611)に築城しました。







2009/03/17 8:26:05|町並み
玉造温泉の安来節「泥鰌(どじょう)」男踊り
 安来節「泥鰌すくい」男踊りは浅草で上演されて全国的に有名になったという。
 踊りの「泥鰌すくい」は元来「土壌すくい」で、島根県の砂鉄精選の作業場で働く男たちの所作を模して生まれたものという。安来市において、安来節競演大会や安来節家元お糸まつりなど各種催しが開かれていて、2006年(平成18)には安来節演芸館も開館した(竹内 勉)。
 安来節の調子に合わせて、小川でどじょうをすくうときの動作を振り付けたもので特に固定した形式はない。野趣をそのまま面白く踊り、我流を織りまぜてローカル性豊かに踊ることが好まれます。動作に合わせてとくにユーモぶりを発揮することが重要といってました。









2009/03/16 8:03:42|町並み
出雲大社の素敵なご縁
 十月は、一般的に「神無月」。しかし、神々が集まるこの地域だけは「神在月(かみありづき)」と呼ばれているのです。それは、全国各地の神様が、ココ出雲に集まって会議をするから。「神が在る」出雲は神在月、「神が無い」その他の地域は「神無月」という(ガイドより)
 縁結びの神と言われる説の一つに、大国大神(おおくにぬしのおおかみ)が、天照大神(あまてらすおおみかみ)に国譲りをした際、「かくたる神事を治めましょう」と言ったことがからきているとされています。「かくたる神事」とは、目に見えない「縁」を結ぶことで、世の中すべてのものが幸せであるように縁が結ばれると解釈されているため、この場所が良縁にご利益ありと伝えられるようになったという。
 右の写真は出雲大社本殿の平成大遷宮の工事中。右の写真は重さ5トンの大注連縄。
 







2009/03/15 8:42:54|町並み
全国で唯一の出雲型勾玉(山陰編)
出雲勾玉の里の伝承館に行きました。
 勾玉とは、太陽と月が重なりあった形を表し、大いなる宇宙を崇拝するということを象徴しています。そして、穴は今、自分を生かしてくれる祖先とのつながりを持つことにより、その霊力の恵みを受けられるという。その神秘的な深緑色は、春の草木の新芽のように生命の発動を象徴しているのです。勾玉その形状が多少違ってますが、当店はふっくらとして、丸みを帯びた、もっとも美しく均整のとれた、伝統ある出雲型勾玉を、現在唯一継承し、守り続けています( 出雲勾玉の里の伝承館より)。
 右の写真は勾玉が胎児、腎臓、魚等からきた説の説明です。左の写真は出雲では弥生時代からはじまり、古墳時代には玉つくりの中心になったという。







2009/03/14 2:46:17|その他
鳥取砂丘
 だんだんの旅に行ってきました。まず砂丘から載せます。
鳥取砂丘は、南北2.4km、東西16km、最大高低差90mの日本最大規模を誇ります。
 中国山地の花崗岩が風化して流れ出た砂と日本海の沿岸流が運んだ砂が風と波の力によって集まってできたという(バスガイド)。非常に細かい砂なので風の強い日は砂によりデジカメがダメになるという。
 ラクダを背に写真を撮ると100円、ラクダに乗って写真を撮ると500円です。餌代がかかるので合理的なのには感心しました。
真ん中の写真は人工のオアシスです。地元の森林組合の人が帰化植物の雑草が生えるので、困っていると言ってました。