くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/04/04 8:41:21|植物
わが家の春の味「畑ワサビ」
  ワサビと言えば沢ワサビと畑ワサビがあります。沢ワサビも畑ワサビもまったく同じもので、栽培されている場所の違いで呼び方が違うだけです。
 2/25日(ブログ)伊香保温泉の農協の販売所で苗を購入し、トロ箱に植えて栽培しました。根茎は肥大しないので、右の写真のように、葉と花をさっと熱湯にくぐさせて食べました。湯通しすると辛味がでますので春の味。
 ワサビはアブラナ科に属する常緑多年生、宿根性の植物です。 写真のように、葉は、円形に近い心臓形で、先端はやや尖り、葉縁には鋸歯があります。
 根茎は、表面が葉痕(葉の脱落した跡)と根があり、全体にゴツゴツした感じです。根茎は古い葉柄を落としながら上方に伸長肥大する。花は、白色の十字花で花弁は4枚です。花期は3月から4月で根茎のふちから花茎を出し、総状花序。
5日ー7日は休み







2009/04/02 20:13:42|その他
「日本の棚田百選に認定された国見の棚田」那須烏山市
 馬頭温泉の帰りに、平成11年に日本の棚田百選に認定された国見(那須烏山市)の棚田を見学してきました。その棚田の面積は2.2ha、枚数が50枚、傾斜が1/6、関係農家数が12戸で、棚田のほとんどを水田として利用しています。水源は天水なので収穫されたお米は天水米です。
 その場所は中山間地域で、那珂川から吹き上がる気流の関係で冬季間でもあまり霜が降らず、露地みかんの北限にもなっています。右の写真はカワニナで源氏ホタルがいるかも。







2009/04/01 22:09:55|植物
関東最大規模の「カタクリ山公園」にミズバショウ(水芭蕉)が開花
 90才のおばあちゃんを連れて馬頭温泉に行ってきました。面倒をみようと思っても両親がいない人もいるので幸せです。ついでに栃木県の那珂川町の「カタクリ山公園」を見学してきました。
 そこは自然が豊かで雑木林3haの中に、約100万株のカタクリが群生していました。驚いたことには、沢沿いに春を告げるザゼンソウ(座禅そ草)と初夏を思わせるミズバショウが開花していました。左はザゼンソウでその赤褐色の部分を仏炎苞といい、花はその中にある黄色の部分です。花には吐き気をもよおすような悪臭があります。このため英名ではスカンクキャベツという。







2009/03/31 21:46:38|きのこ
トガリアミガサタケ(尖編笠茸)
  いよいよキノコの発生時期になってきました。都内の某大学のイチョウの木の下に「トガリアミガサタケ」がありました。多少、土が柔らかく、草等があるところでイチョウの下を探すとみつかるかも。これからはアミガサタケが桜の花が散ったあとにも発生します。
 生食すると中毒を起こしますが、フランス料理によく使われます。
 アミガサタケ科アミガサタケ属。子実体(キノコ)の頭部は円錐形またま卵状円錐形で柄に隔世します。柄部は円筒形で下部は膨らむ。白色〜淡黄白色で平滑。頭部も柄部も内部は空洞で、淡黄白色〜淡黄褐色。顆粒体があります。







2009/03/30 20:21:39|町並み
三代将軍家光より「赤目を目赤不動尊」
  今回の目赤不動尊は、もとは赤目不動尊と言われていた。元和年間(1615〜24)万行和尚が、伊勢国の赤目山で黄金造りの小さな不動明王像を授けられ、諸国を巡り、今の動坂の地に庵を結んだという。
 寛永年間(1624〜44)鷹狩りの途中、動坂の赤目不動尊に立ち寄った三代将軍家光から現在の土地を賜り、目赤不動尊とせよとの命を受けこの地に移った。それから目赤不動尊としていっそう庶民の信仰を集めたと伝えられています。
 昨年、小江戸ハイキングクラブで世田谷ボロ市(12月17日ブログ)に行った時、途中で目青不動尊にお参りしましたので江戸五色不動のうち3/5をおまいりしました。