くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/04/12 2:30:19|その他
アヒルの皮に水あめを塗り、バリとした「北京ダック」、
「北京ダックを食べる。万里の長城に登る。この二つを経験しなければ、北京に来た意味がない!」という。日本では北京ダックは「皮」だけを使うが、中国では肉も一緒に切り分けて食べるのが普通。左の写真は客の前でシェフ自らが切り分けているところ。
 食材用に育てられる「北京ダック」は、中国語では「北京烤鴨」と書くそうです。「北京ダック」は「人工的に太らせたアヒル」であり、普通のアヒルとは区別して考えられています。辞書で調べると、鴨もアヒルもカモ科の水鳥で、鴨は野鳥、アヒルは飼い馴らされたものと記されています。英語ではともに「duck」と呼れます。右の写真は薄いクレープ状の「餅」に甘味噌とトダックの肉とネギを載せて、餅をまいて食べました。/span>







2009/04/11 3:11:50|町並み
世界遺産「明十三陵」
 明十三陵は十三の皇帝の陵墓があることに由来しています。明の三代目の皇帝である永楽帝(故宮を創建)が生前に自らの墓を建設したことから始まります。 現在は13の墓のうち「長陵」、「昭陵」、「定陵」、そして「神道」が一般公開されているという。地下宮殿が公開されているのが「定陵」だけなので、「定陵」を見学しました。定陵は14代万暦帝が眠る陵墓。地下宮殿は地下30mに幅5〜6m、長さ20m、高さ5mくらいの王墓用の部屋、皇后の墓の部屋、地下の玉座の部屋などがありました。この時代、すでに土木の技術が発達していたのには、感心しました。右の写真は北京郊外にある広大な陵墓群。 2003年に世界文化遺産に登録されました。







2009/04/10 3:37:10|町並み
世界遺産の「天壇公園」
 この時期は、例年黄砂がひどいというが晴天にめぐまれました。バスで朝早く天壇公園に行くとゴミがひとつもない綺麗な公園。ダンス等をしているさまざまなグループがかなりいました。ガイドの話では定年者が集まって体操をしているという。しかも無料。
 天壇公園とは皇帝が五穀豊穣を祈った聖なる場所。天壇は「天円地方」と表現されます。右の建築物は上部が円形、下部や基壇が方形に構成されています。釘が一本もなく、28本の柱で支える構造。中央にある四本の柱は春夏秋冬の季節を、その周囲に並ぶ12本の柱は12ヵ月を表すという。中国の古代の宇宙観は天は円形、地は方形という。1420年に明の永楽帝が創建しました。
 子規好き男氏のように私も中国が好きになりました。







2009/04/09 3:40:29|町並み
万里の長城の「南一楼」
 飛行機は成田発18:20でしたので、私はゆっくり午後自宅をでました。行きは4時間以上かかりましたので、ホテルの北京飯店には11時を過ぎていました。時差は一時間。
 5(日)、世界で有名な庭園の一つ世界遺産「頤和園(いわえん)」を観光しました。頤和園(290万キロ平方メートル)は1860年のアロー戦争の際に英仏軍に焼き払われて廃墟化した。西太后が自分の還暦を祝うために海軍経費を流用して改修したという。右の写真は風光明媚な頤和園でした。
 次に万里の長城(6350km)の男坂を上り南一楼に行きました。万里の長城は世界最大の建造物と称されますが、城壁として形を留めている部分は全体の3割しかないという。この場所は明の時代に建てられた美しい城壁でレンガでした。随所に設けられた望楼と「長城にいかずして男になれようか」という毛沢東の碑文をみました。








2009/04/08 10:23:29|町並み
世界遺産五か所めぐり「北京」どうしてこの値段
「北京飯店3連泊!北京4日間で世界遺産五か所めぐりをしてきました。なんと29800円でした。飛行機はJAL、ホテルは5星、食事は3星の中華料理、観光地は世界遺産の五か所のすべを観光し、込みこみでこの値段でした。オプションは夜の「京劇」「北京雑技団」「全身マッサージ90分」でいずれも約3000円でした。これでは北海道、九州、沖縄旅行もかなりの脅威。ツアーで寄ったお土産屋は、二か所で約50分。参加者は旅行慣れした熟年とその家族で小中生も目立ちました。参加者はどうしてこの値段でできるのか不思議でした。右のホテル。詳しくは次回