くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2008/04/26 6:02:33|植物
東松山のボタン
ボタンは中国原産のキンポウゲ科の落葉低木で奈良時代に渡ってきたと言われてます。牡丹(ボタン)の根の皮は中国では薬草として使われてきた。
 花びらは薄く不規則な切れ込みがあり、がくが5枚,雄しべは多数(一番右上の写真)、雌しべ2-5枚あります。観察するとボタンは蜜を出さないので蝶の仲間が飛んでこなく、甲虫のハナムグリの仲間が多い。
ボタン園として有名なのは福島県須賀川。島根県松江市に樹齢約200年の巨木があると言われてます。
遅咲きの黄色系統のものもあります。東松山の野田のボタン園は5月の連休が盛りと言われてます。







2008/04/25 3:26:04|植物
ビオープ三叉沼の「ノウルシ」
三叉沼は川越、上尾、川島にまたがる河川敷。
ノウルシは川のそばなどの湿り気がある場所に発生す。葉や茎を切ると白い液がでて皮膚につくと「かぶれを起すのでこの名前がついた。トウダイグサ科トウダイグサ属でこの仲間はすべて有毒です。
絶滅危惧種
 ノウルシは日本固有の植物ですが、河川改修などで氾濫源が少なくなってしまったため、ノウルシも減少しています。現在では環境省の絶滅危惧種(2類)に指定されています







2008/04/23 20:59:28|植物
アケビとムベの花
上の写真は近所の庭に開花していたアケビの花、下の写真はアケビの仲間のムベです。アケビの葉は5枚。ムベの幼木は小さい葉が3枚から5枚、生長すると7枚になるから七五三の縁起木となり、古代は長寿の果実で朝廷に献上されました。ムベは自家結果性で、自分の花粉で実が付くので1株栽培も可能です。アケビは同一種の花粉では実が付きませんのでミツバアケビの木を植えます。







2008/04/21 13:32:50|川越
川越市石原のささら獅子舞
獅子は人間の生活を脅かす悪魔を祓い、悪霊を鎮める力を持つ霊獣と信じられていました。三頭(左上の写真)のささら獅子は悪魔除け、安産、子育ての3つの願いを託したものです。女の子は竹製の楽器(左上から二枚目ささらをすり合わせてサラサラザツザッと鳴らします。男の子は「山ノ神」で大きな軍配と采配を振るって獅子たちを先導します。
このとき子供達は神さまになります。山の神は日本の自然を守り、春に里に来て、田の神になって五穀豊穣、秋に山に帰ります。獅子舞(熟年女性)が30分以上続きました。場所を変え、日に三回行なうので大変だと感じました。







2008/04/20 5:54:30|きのこ
続きアミガサタケ
アミガサタケは桜の下にも発生しまいすが、花見をした地面の堅いところには発生しません。このキノコの大きさは15cm以上あり、太さも3cmありました。かさ(右上)と柄(左下)は中が空洞です。かさ(傘)の表面の窪みに胞子を造り、柄のしたに菌糸があります。
食用ですが生食すると中毒すると書いてあります。茹でると弾力が
でて歯ざわりがよい。