日本で唯一サツマイモ資料館が6月1日で閉館になります。足掛け20年歴史を振り返る特別展「サツマイモ資料館20年歩み」を開催しています。場所は川越の西郵便局の前です。
右の写真。竈焼き(カマ焼き)は米俵の藁(イネワラ)を焼き、その灰を麦、サツマイモの栽培の肥料にして、利用した江戸時代の循環型農業(地球に優しい環境)の代表の一つです。川越の平本屋のツボ焼きは「中国の農家の調理用」を利用して今も商売しています。 菓子屋横丁でも、戦後の食料難の時代はもち米が無く、サツマイモの澱粉を使って、水飴を作り、これをいも飴に仕立てたそうです。
いも菓子は川越が有名ですが、サツマイモ産地は茨城、千葉だそうです。いも堀観光は川越の福原の農家でかなりやってます。
川越がさつまいもの産地でそこから江戸までが13里だったことと、九里四里(くりよりと読む)13里。このくりよりは食べる栗→九里をくりと読ます。くりよりうまい13里。というのをキャッチフレーズにして江戸の焼きいも屋さんが売っていたのが由来のようです。
大学いもは昭和時代初期、不況の日本で、学生が学費を稼ぐために、中国から伝わった現在の大学イモの料理を作って売ったのが発祥とのこと。
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