くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2008/05/16 4:12:40|植物
安比奈(あいな)親水公園河川敷のポピー

川越には入間川、小畔川、新河岸川等が流れてますが、ここは入間川の河川敷の安比奈(あいな)親水公園で、川の流れを身近に感じながら、自然観察や自然体験もできます。もちろん、サツカー場、野球場と芝生広場もあり、市民の憩いの場所です。花火大会が行なわれる年もあります。



春の花のポピーは、ケシ科の花ですから、茎を切ると黄色い液もでますが、これは毒は無いと書いてあります。ケシ科にはポピー以外に、コマクサ、ケマンソウなどがあります。

 
ポピーが好きな方は結構多いと思いますが、ポピーの魅力とは、今にも散ってしまいそうな可憐な花弁。ポピーは蕾の時、緑の2枚の萼(がく)に包まれて、そこには薄い花弁が、まるで蝶の羽のように折りこまれています。そして、いよいよ咲く時になると萼が落ち、色鮮やかな和紙のようにしわしわになった花弁が一気に広がるのです
。農林水産技術情報協会







2008/05/14 2:45:33|川越
続日枝神社と龍池弁財天

道路側から見たの日枝神社。







重要文化財の本殿は裏側にあり、銅葺き屋根。川越の日枝神社が本社で、赤坂の日枝神社に勧請しました。勧請(かんじょう)とは御霊(みたま)をたまわり、別な場所に新たに神社造営することらしい。



龍池弁財天。伝説の「底なし穴」に鍋等を投げると,翌日、鍋等が浮かんだと言われている龍池弁財天です。このことを湧水と見ています。なぜなら、昭和45年、境内防災用水槽地下工事中に、大量の水が噴出して難工事になったと書かれています。

一番下の写真は湧水が噴出している所で、よく見ると緋鯉が写ってます。
日枝神社から地下の水脈が池につながっていると考えられる。伝説にもそれなりの根拠ある考えています。。







2008/05/13 6:00:54|川越
喜多院の山門前の日枝神社

日枝神社の創建時、ここは喜多院の境内だったそうです。日枝神社は喜多院の守護神で、最近新しく建て替えられました。喜多院の草創期に比叡山の坂本から勧請したものと言われてます。本殿(一番上の写真)は朱塗りの銅版葺で国の重要文化財です。有名な東京の赤坂の日枝神社は大田道灌が江戸城を作るときに、仙波日枝神社から勧請したもので仙波日枝神社が親でする。

この狭い神社の境内には昔から「底なし穴」と呼ばれる大きな穴があり、人がのぞきこんでも底が見えないくらいの深い穴でした。鍋等を投げ込んでも、落ちた音が聞こえません。翌日、600m離れた「龍池弁財天」に浮かんでいました。これが誰が言うともなく、「底なし穴」となりました。


西側の道路わきに、小高い盛り土になっているのが前方後円墳の仙波日枝神社古墳です。







2008/05/12 8:18:13|植物
これも花!!
近所の畑でコンニャクの花が咲いてました。この花(左下)は植えてから4年たったそうです。3年目の芋を使ってコンニャクを作るとのこと。このサトイモ科の植物で、食用になるのはサトイモとコンニャクだけです。仏炎苞(上の右)があるのか特徴で、上に突き出たのが花で、秋に赤い実が付きます。この仲間にはミズバショウ、ザゼンソウがあります。
原産地はインドシナ、日本には仏教と一緒に入ってきたとも言われてます







2008/05/11 5:50:46|植物
シロヤマブキの実
大田道灌で有名な八重咲きの山吹は種が出来ませんが一重咲きの山吹はよく種ができ、バラ科で花弁が5枚です。シロヤマブキの花弁は4枚(真ん中の写真)です。黄色の花が咲くヤマブキソウの花弁は4枚で、ケシ科、茎を切ると汁が出ますが毒があるそうです。
左の写真は近所の庭に咲いていました。
右側の写真はシロヤマブキの実です。
川越には道灌橋があり、七重八重の歌が書いてあります。
左下の写真はヤマブキソウ。