リクエストに答えて、ハナショウブの見学地もかきました。 単にショウブという場合は,普通はアヤメ科のハナショウブ(花菖蒲)のことです。しかし,本当の「ショウブ」はサトイモ科で端午の節句の菖蒲湯に使われたりするもので,花は全く違います。 ハナショウブは花が大きいこと,色は紫(青紫,赤紫)や白が多いということなので,比較的容易に見分けられるでしょう。 生育場所での区別 : アヤメは岡(陸)に茂り、カキツバタは水地に生える。ハナショウブはその中間の水際に育ち、栽培しやすい。 その花弁の基部を見る: アヤメは網目になっている(花弁は黄色)、カキツバタは白に黄班が入り、ハナショウブは黄色(一番上の写真)。この3種類のみならばこれで見分けられます。ハナショウブは江戸時代に開発された品種が多いので、原種が少なく、園芸種が多いとおもいます。
上から二番目の写真は早生種で、一ヶ月近く、早く開花し、アヤメ系の遺伝子が入っているのかも。
上から三番目写真、ハナショウブは花弁の基部が黄色なのです。 一番下の写真は黄色系のハナショウブなので葉が黄緑色です。
埼玉県内ではどこに行けば簡単に見ることができるでしょうか?ご存知でしたらお教えください。 イチハツの花は終わっていますが、智光山公園内におるハナショウブ園がそろそろ見ごろです。 狭山市駅西口より智光山公園行きバス 智光山公園下車。電話04−2952−6131 に問いあわせください。 アヤメ科全体なら小石川植物園に問い合わせください。 ハナショウブなら東村山市の北山公園、加須の浮き野里、川島の平成の森、川越の笠幡ハナショウブ園(一番したの写真)。 |