>子規好き男氏より「沓掛の時次郎」の出身地もここだったような。情報をもらいました。 「一本刀土俵入り(右上)」で有名な長谷川伸氏の「沓掛時次郎」の戯曲を読みました。あらすじは、時次郎が博徒の喧嘩の助っ人に頼まれ、相手の三蔵を切りました。その時、仲間が三蔵の妻子を殺そうとしたので、妻子を助けました。義理人情の厚い時次郎は死に際に三蔵に頼まれて、妻子の面倒をみる。 文中には「信州の旅にん時次郎」「生まれ故郷の追分」「故郷の沓掛」「信州の沓掛の時次郎」等が書いてありますので出身地に間違いありません。中軽井沢に大きな沓掛時次郎碑もあるそうです。 「沓掛時次郎」といえばいまさら言うまでもなく長谷川伸の数ある股旅物のなかでも最も感動的で、名作で、映画(市川雷蔵主演)、芝居(澤田正二郎主演)で上映されました。かなりの熟年は観ていると思います。 沓掛時次郎がその名を残す沓掛宿は軽井沢と追分のほぼ中間地。 左下の写真は大映HPより。浅間山。堀辰雄文学記念館の前にある追分宿本陣門の裏門。 |