くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2008/12/29 7:47:28|その他
手作りの正月飾り
 昨日、正月飾りを孫達とつくりました。藁は近所の農家が手狩りした藁、松ボックリは近所の公園で拾い、赤い実は自宅の庭のマンリョウ(万両)から。ウラジロのシダは40円で買いました。
 お正月飾りは、家にお迎えした年神にお正月の間とどまってもらうために行います。
 しめ飾りに稲わらを使うのは、五穀豊穣をつかさどる年神に、感謝をささげる意味があります。左下は公民館講座から。子供達は藁から縄にするのが難しいと言ってました。我が家の孫は小3年と五歳ですが何とか縄になりました。子供達は完成して満足。







2008/12/28 4:11:38|きのこ
アイスマンのキノコ
 12/26日、小学生の孫と一緒に博物館の「菌類のふしぎ」を再度見に行きました。孫は光るキノコとアイスマンに興味をもちました。公文のプリントでアイスマンの記事を読んだと言う。
 遅くなりましたが、11/27日の子規好き男氏の「Ötzi(アイスマン)」と今回のアイスマンの展示は同じものかどうかはわかりません。「Ötzi」で検索しました。写真の様に、皮製のウエストバックに火打石や火口(ほくち)としてキノコなどが入っていたのは共通点です。館内のテレビでも発見時のミイラ等を放映していました。
漫画の「もやしもん」とは種麹のこと。若い親子連れで混雑していました。正月2日から展示しているとのこと








2008/12/27 8:14:49|野鳥と魚と昆虫(蛍)
川越「仙波東照宮」の狛犬
 仙波東照宮は家康の遺骸を直接法要したことで三大東照宮の一つといわれています。入母屋造りの拝殿前に狛犬があります。
 この狛犬は高い台座もなく、埼玉の最古となると言う。江戸城から移設された(右下も)。川越藩主もこの狛犬の前から先に行くと頭を下げて行くと言う。
写真のように元旦から4日までは、普段は施錠されている門が開くそうです。文化財に指定されいいる鷹絵額がみられるかも?。
左下は東照宮本殿、その前が唐門と代々藩主が寄贈した石灯篭。







2008/12/26 2:35:00|植物
『篤姫』に登場の「ナタマメ(なた豆)」縁起物
川越でもナタマメ(なた豆)をヘンスに絡ませている家がありました。ナタマメの和名は写真のように、豆果の形が鉈に似ているから。別名がタテワキ(帯刀)と言う。
 ナタマメは大河ドラマ『篤姫』にも登場しました。肝付尚五郎(後に小松帯刀)が、初めて江戸に旅立つ時、ナタマメを贈られたというシーンでした。ナタマメが上のほうから実り始め、だんだん茎のほうに帰ってくることから「旅人などの無事の帰着を祈る」という意味だと言う。
 豆果の長さは30-40cm, 10-14個の紅色の種子をつけます。ナタマメは福神漬けの材料の一つにもなっています。







2008/12/25 3:02:46|きのこ
ヒラタケは別名でカンタケ(寒茸)
 この時期は、寒さと乾燥によりキノコの発生する「種」が極端に少なくなります。前日と同じ場所で上を見るとヒラタケがシラカシの弱っている樹木に付いていました。ヒラタケは別名でカンタケ(寒茸)と言う。比較的寒さに強い「種」です。図鑑には、発生する時期が晩春から春、広葉樹の枯れ木やきり株に多いと書いてあります。傘の色は淡色のタイプと茶褐色タイプ等があります。この時期のものを食べると歯ごたえあります。