くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/02/16 6:13:33|町並み
上毛野(かみつけ)はにわの里とかみつけの里博物館
  伊香保温泉の帰りに寄りました。
 上毛野(かみつけ)はにわの里は八幡古墳の大きな公園があります。古墳時代の群馬県は上毛野(かみつけ)と呼ばれたことにちなんだネーミングです。近くに博物館や二子山古墳等もあります。
八幡古墳は今から1500年前につくられた大きな前方後円墳です。その他にも前方後円墳が二つあるので保渡田古墳群と呼ばれてます。 真ん中の写真ははっきりしませんが死者へのおまつりする場と推定されます。
 はにわとは、古墳時代に使われていた壷とそれをのせるための器台(きだい)という土器のかたちが、どんどんかわって円筒埴輪や朝顔形埴輪になりました。壷などは死者にささげる食べ物をいれた入れ物だと言う。
 列になった円筒埴輪は、古墳を悪霊から守るマジカルな垣根だとかんがえられます。右の写真はかみつけの里博物館内の小さい石で作られた墓(6世紀の古墳)。
 







2009/02/15 2:50:31|植物
葉ワサビの醤油漬け
 先日、いきがいの仲間と伊香保温泉に行き、店でワサビを買って来ました。ワサビのしょうゆ漬けの方法も教えくれました。
 ワサビ葉を洗う。ザクザク葉を切り熱湯をかけて、紙の上でたたく。瓶に入れ、醤油をかけて2-3日おいて食べました。ちょっぴり辛く初春の味でした。酒のつまみにいい。
 ワサビはアブラナ科、多年草 で 日本原産の野菜。 山に自生していたものが香辛料として珍重され、16世紀頃、静岡県の阿部川で栽培されたという。トロ箱に土を入れて植えてみようかと思う。







2009/02/14 7:43:52|町並み
続「遠山元一コレクショウ」のひな人形
  中央の写真は享保雛は江戸時代の享保年間に流行したひな人形。寛永雛を豪華に高級化したもの。男雛は両袖張ったデザインで、太刀を差してしゃくを手にしています。女雛は五衣(いつつぎぬ)、唐衣姿で、袴は綿を入れて膨らませています。
 右は狐の嫁入りです。狐の嫁入りはいろいろな説がありますので「大辞林」でしらべました。@ 暗闇のなかに狐火が連なっているのを、狐の嫁入りの提灯行列に見立てたものです。A 日が当たっているのに、にわか雨の降ること「天気雨」。両方とも、狐に化かされていると錯覚して、このような呼び方が生まれたと思う。Aは夕方などに天然現象としてよくあります。@ については、実際の灯を誤って見たか、異常屈折の光を錯覚した体験が、この種の伝承を生んだのだと思う。







2009/02/13 6:30:10|町並み
遠山記念館(遠山元一コレクショウ)のひな人形
 先輩からひな祭りなら、遠山記念館がいいと言われ、行ってきました。場所は川島町です。
 真ん中はひな人形の原型と言われています祓(はらえ)用の天児(あまがつ)です。昔は子供が無事に育つのが大変だつたので、幼児の病気や災厄を払い無事な成長を願ったもの。三才になるまで身に添えて持たせる風習もあったという。
 左の写真は江戸時代の三つ折れの抱き人形です。抱き人形は鑑賞の人形とは違って、その名前の通り、子どもたちが抱いて遊ぶ人形をです。もともとは裸のまま売られてましたが、着せ替えをを楽しみ、また衣装を作ってかわいがるようになったという。
右の鯛曳き人形も江戸時代制作。
 







2009/02/11 8:40:03|川越
国史跡「河越館跡」
 河越館跡は昭和7年に埼玉県史跡に指定され、昭和59年には指定地の範囲を拡大して、国指定地になりました。この館跡は鎌倉時代から南北朝にかけて有力な関東武士団であった河越氏の館跡です。
 新編武蔵風土記には「河越の累跡は日吉山王地なるか、常楽寺のあたりにはべる」と書いてあるとのこと。写真の山門は常楽寺。右の写真は発掘の調査中のもの。
 平成17年にはNHK大河ドラマ「義経」が放映され、この常楽寺も紹介されました。