くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/05/09 7:57:52|植物
ギョウジャニンニク(行者忍辱)
 ギョウジャニンニクはアイヌネギ、エゾネギ、ヤマビルとも言われます。北海道では平地でも発生していますが、本州では高山の針葉樹林に多く発生しています。ユリ科。多年草で散形花序に白い花をつけます。
 この植物の葉を食べるとニンニクの臭気が強い。深山で修業をする行者のスタミナ源から名前がつけられたという。会津で購入したものが、今年も庭に開花しました。芽や葉などが猛毒のスズランと似ているので、食べるときは気をつけましょう。匂いを嗅ぐと区別できます。









2009/05/08 2:50:41|町並み
銭洗弁財天
 この大型連休に、鎌倉の銭洗弁財天に行きました。北条の紋入りの提灯がありました(左)。川越にも何箇所か北条の紋が入ったところがあります。
 銭洗弁財天の祭神は水の神・宇賀福神です。湧き出している銭洗水でお金を洗うとお金が増えるという。巳の日は特にご利益があると言われているそうです。写真は万札を洗って乾かしていました。私は金がないので、百円硬貨のみ洗いましたので、金に縁がないのかな。 







2009/05/07 3:54:08|野鳥と魚と昆虫(蛍)
ミツバチ
入間川のそばにミツバチの巣箱がありました。今、ハウス農家はミツバチ不足で困っているというニースを聞きます。
 観察すると後脚のけい節の外側に特別な花粉かごがあり、花粉を付けているのもいました。一瓶分の蜜を採るには、ハチは花と巣箱の間を数百万回も往復するという。この仲間でよく知られているのはずんぐりしていて毛深いマルハナバチ、それよりも小さく細いのがミツバチ。ミツバチは蜜やロウ質を生産するだけでなく、世界中の大部分の植物の花粉を運んでいます。







2009/05/06 9:16:04|その他
ここまで公開した「埼玉県立歴史と民俗博物館」
 博物館のものづくり工房では、写真のように「まが玉や藍染め」の体験をとおして郷土に伝わる伝統文化のわざを教えてました。
 学芸員の研究室も公開していたのはうれしかった。保管温度は季節より12-20度。湿度は55-60%。臭化メチルの殺中消毒は環境に負荷を与えるので、二酸化炭素ガスとヨウ化メチルを使用するという説明と内部案内に感心しました。各地の博物館を見学しましたが、ここまで一般公開してくれたのは初めて。







2009/05/05 3:56:01|町並み
埼玉県立歴史と民俗博物館
B級グルメの後、同じさいたま市の埼玉県立歴史と民俗博物館にいきました。孫と一緒なので、ボランティア人が丁寧にわかりやすく説明してくれたのには感心しました。旧石器時代(約30000-12000年前)、縄文時代(約12000-2200年前)、弥生時代(約2200-1700年前)。埼玉最古の遺跡の一つが寄居町末野遺跡で約3万年のもの(旧石器時代)、関東ローム層は酸性度が強いため石器以外は残っていないという。次に、さいたま市寿能泥炭層遺跡(縄文時代)から出土した「飾り弓」をみてきました。館内展示物は写真が撮れない残念です。
 この場所は弥生時代の大宮公園内遺跡にあたり、前庭に竪穴住居(中央)と方形周溝墓(右)が復元されてました。小学生と65才以上は無料でした。