くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/05/26 2:43:20|その他
狭山市智光山の花菖蒲
 友人から、智光山の花菖蒲の状況を知りたいと言われました。この花はいかにもアヤメに似て、美しい花をつけるので、最初のうちはハナアヤメの名で呼ばれていたと「大和草本」に書かれていました。智光山の花菖蒲は上と下の田で2500平方メートル、品種は150種、株数 約2600株あります。写真は5/24現在ですから6月に入るとかなり開花すると思います。カキツバタは掻付花が語源だそうです。







2009/05/25 8:07:03|植物
近所の庭で栽培しているサクランボ
 近所で栽培しているサクランボ。サクランボはバラ科サクラ属の落葉高木。山形県では県の木。木を桜桃、果実をサクランボと呼ぶ場合もあります。
 サクランボの名前の由来は「桜の坊」。つまり桜の実。日本で生食用にされるのが、セイヨウミザクラの実です。桜桃は異なる種類で交配しなければ果実が実らない他家受精といわれてますが、結構ミツバチ等の昆虫が飛んできて受粉するという。鳥害を防ぐためにネットを張るのが大変という。味もまあまあでした。今年は輸入のサクランボしか口にしていません。








2009/05/24 8:27:57|きのこ
ゴルフ場のマツオウジ(松旺子)
 ゴルフ場の針葉樹(松)の切り株に発生した大きなマツオウジがありました。このキノコを青森ではキマツタケ。秋田、福島ではサマツタケ。バカマツタケという地方もあります。各地で食べられていて比較的おいしいきのこ。肉質は固くしまり、歯ごたえあり、わずかに松のおいがします。人よっては軽い中毒症状を起こすこともあるそうです。 
 これも針葉樹(松、杉)を分解する森の掃除屋さん。右の写真はヒダ。襞は白色、やや疎、縁は鋸歯状。中央の写真の上の方は柄で表面に白ー淡黄色で褐色のささくれがあります。これからゴルフ場にもキノコが発生します。







2009/05/22 8:56:41|町並み
目黒のらかんさん(五百羅漢)
  前日の続きの目黒界隈。大円寺の五百羅漢は石仏群ですが、天恩山の五百羅漢は木造です。残念ながら写真撮影は禁止でした。本所から明治末に、こちらに移転しました。らかんさんは、仏さまと違い私たちと同じ生身の人間だったので人々から親しまれていました。この鐘は、昭和26年九月、サンフランシスコ対日講和会議が行れわた。この日、万国戦没者慰霊大会が日比谷公会堂で行われ、撞きならされたので「平和の鐘」と呼ばれています。この鐘の特徴は、五分割で下縁が波状になっています。
 左の写真はみんなの願いを叶えてくれる再起地蔵尊。右の写真は太鼓橋跡で江戸時代からアーチ構造の石橋があった。明日は休み







2009/05/21 8:41:14|町並み
大円寺の五百羅漢の石仏
 前日の続きの目黒界隈。大円寺は、目黒駅西口から行人坂を降りて間もなくの所。江戸三大火事のうち明和3年(1772)に発生した「行人坂火事」の火元のため、幕末まで寺の再建が許されなかった。大円寺の五百羅漢の石仏群はこの大火の犠牲者供養のために、石工が50年という歳月をかけて完成したといわれています(中央)。行人とは修験道の修行する行者さんのこと。昭和45年に都有形文化財登録。
「生身の釈迦如来」と言われている木造「清涼寺式釈迦如来立像」等(国指定)の文化財もあります(右の写真)。また八百やお七の火事にまつわる西運の上人の木造、お七地蔵などが祀られています。見ごたえのある寺。