くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/05/31 8:22:59|町並み
 







2009/05/30 8:36:01|きのこ
広葉樹の枯れ木に生えるキクラゲ(木耳)
  雨が続くとキノコが川越でも元気に発生しています。約90%が水分いわれてますから。写真はキクラゲで、古名は「きのみみ」、「クサビラ」、「みみたけ」ともいう。地方名はクラゲ(秋田)、ねこのみみ(三重)。もちろん食用。
 キクラゲ科キクラゲ属。形は円盤状〜耳状〜盃状で背面の一部が枯れ木につき、互い癒着することもあります。ゼラチン質。乾燥すると小さく縮み、湿ると元にもどります。私のくさびら紀行のくさびらはキノコの意味です。







2009/05/29 7:39:08|その他
登山道に落ちていたサルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)
 サルオガセとは「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」(広辞苑)。霧藻ともいう。 針葉樹や落葉広葉樹林の霧のかかるような森林の樹上に着生し、必要な水分や栄養分は空気中から得ています。その形は木の枝のように枝分かれし、下垂。サルオガセ科サルオガセ属の地衣類の総称。
 地衣類(ちいるい)は、菌類(主に子嚢菌類)と藻類からなる共生生物です。地衣類の構造は菌糸からできて、乾燥等から藻類を保護しています。藻類は光合成して栄養分を菌類に与えます。
 左の写真は入笠山の登山道に落ちていたもの。中央は裏から撮影







2009/05/28 8:01:58|植物
自然保護の入笠山
前日の続き。入笠山に生息する野生動物地域と観光地をすみ分けるためにネットをしています(左)。奥日光と同様にシカの繁殖がすごく、生態系がくずれているのかも。帰り、車の前を横切るオスシカを目撃しました。中央の写真はカラマツの芽吹き。右はダケカンバ。この樹皮は灰褐色または淡黄褐色を帯び、紙状にはがれます。シラカンバは樹皮が白色だが、ダケカンバは樹皮がやや赤みを帯びます。







2009/05/27 7:51:05|植物
初心者向きの入笠山
  5/24(土)子江戸塾のハイキングクラブの下見で入笠山に行きました。高速料金が安くなりましたので下見は土曜日、本番は平日。標高1955m、登山口は1455mでゆっくり登っても90分。頂上付近のタンポポはなんとセイヨウタンポポ。四季咲きで荒地に強いのは驚きました。リンドウは秋に咲くイメージがありますが、このフデリンドウ(左)は春、山の草原に開花します。花は日が照っている時だけ開き、曇りや雨の時は閉じています。蕾みの形が筆の穂先のようなのでこの名前がつきました。名物のスズランはこれから。