くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2009/07/26 22:08:49|湧水
生川延名水(横瀬)
今日、キノコ探しに仲間と武甲山登山口に行きました。雨の続いたあとの晴れなので、キノコがかなり発生していると思ったのですが、キノコがなく、生川(うぶかわ)延名水にあたりました。水場は2か所あり、左の写真ように小さな祠脇のビニールパイプからは豊富な水が流れ出ていました。手で触れてみるともの凄く冷たくて、顔を洗ってからそのまま飲みました。飲めば飲むほど長生きするので、乾いた喉を癒しました。美味しい。自宅でのコーヒーもうまかった。
299号線を秩父方面に走り、正丸トンネルを抜け、生川入口の交差点を左折します。 明日から30日まで夏休み







2009/07/26 2:32:21|植物
ブラックベリーフルーツソースに挑戦
  庭のブラックベリーで、フルーツソースを作ってみました。ブラックベリーの種を全て取り除くのがたいへんでした(真ん中)。情報によるとガーゼでこす方法もありました。鍋にブラックベリーを入れ、砂糖をかけてしばらく置きます。しばらくすると、ブラックベリーから果汁が出て来ます。そこで、鍋を火にかけて煮詰めました。 毎日ヨーグルトにかけて食べてます(右)。







2009/07/25 6:59:05|町並み
市立美術館、遠山記念館、県立現代美術館同時開催の長沢英俊展。
昨日、川越市立美術館に行き長沢英俊展を鑑賞してきました。
18日から、県立現代美術館、川越市立美術館、川島町の遠山記念館で同時開催中です。これは川島生まれ、川越高校、美大出て、現在イタリアのミラノ在住です。現代彫刻家として活躍しています。
 彼は、先輩の甥に当たり、若い頃から独創的な生き方をして、日本を離れ夢を果たしたとのこと。
 長沢氏代表作「オーロラの向かう所ー柱の森」見ました。大理石の柱49本をある規則で並べ、その柱頭に大理石の板を渡した作品です。部屋に入ったら5分程度で暗闇に白い柱が浮立つように見えてきます。鑑賞者は柱の周囲から、ゆっくり歩きながら表情を変える作品を鑑賞します。そこで何を感じ、何をイメージするか。私は建築と彫刻をミックスしたような現代彫刻家を感じました。右の写真は遠山美術館の入り口にある作品です。
 











2009/07/24 8:26:05|町並み
農業地帯の歴史「短冊型地割」
 昨日、赤坂の森公園に行ってきました。狭山・赤坂の森公園と言えば、江戸時代からの歴史ある農業地帯なので以下「平地林の利用(犬井、1996)」からの抜粋を載せます。
「武蔵野」を思い浮かべるとき、そこには必ず“雑木林”がある。コナラやクヌギなどの落葉樹やアカマツからなる雑木林は、人の手によって育まれた平地林であり、ヤマと呼んでいる。ヤマは、新緑、緑陰、紅葉、落ち葉、そして芽吹き、四季折々を見せる。
 武蔵野の農業の歴史はこのヤマとともにあり、地域の農村景観、武蔵野の原風景を決定づけている。 武蔵野台地の一角に三富地域があり、その中心となる「三富新田」は、300余年遡る江戸時代、元禄7年(1694年)からの新田開拓でその形が作られ、“屋敷地と畑地とヤマからなる短冊型地割(左)”が今に伝わっている。 ヤマの樹木の毎年の生長は、薪炭材となり、落ち葉は畑の恵みを約束してくれた。それがこの地域に営々と続いてきた農業であり現代において「環境保全型農業(真ん中)」や「循環型農業」といわれる自然循環のシステムを完成しました。   短冊型地割とは中国栄時代の王安石の書物からきています。 








2009/07/23 8:48:21|きのこ
冬虫夏草(冬は草、夏は虫)の巨大なクモタケ
  冬虫夏草(冬は草、夏は虫)の大きなクモタケを神奈川の生田でk氏が見つけました。クモタケは土の中にいるトダテクモに寄生します。トタテクモ(キシノウエトタテグモ)は近づいてきた虫にたいして、いきなりドアを開け、草刈鎌のような両腕で押さえ込み、中へ引きずり込んで食べます 。
 手先の器用な友人が解剖して、袋の中から蜘蛛の足(右)をだしました。
 私も比企丘陵で小さいクモタケ(2cm)を昨日みつけました。